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  • 蓮舫議員と語り合いたい「もったいない」の意味:日経ビジネスオンライン

    「事業仕分け」の映像は、なんだかものすごい。 ニュース番組の編集方針が、印象的な場面を連続再生する形式を踏んでいるということもあるのだろうが、それにしても強烈だ。 特に、各局のニュース番組が繰り返し紹介していたカット(蓮舫議員が「国立女性教育会館」の理事長さんを問い詰める一幕)は、アメリカの法廷ドラマ(←ただし低予算)みたいだった。 が、その場面を活字で再現しようとすると、うまくいかない。 「民間の利用はありますか?」 「あります」 「稼働率は?」 「私の話も聞いてください。一方的にただ質問に答えろというのは心外です」 ……と、文字にしてしまうとこれだけになる。 迫力を欠いている。 なんだか牧歌的なやりとりであるようにさえ読める。 というのも、私がテレビの録画から聞き取ったこの字面からは、あのやりとりのエッセンスがほとんどすべて抜け落ちてしまっているからだ。 具体的に、映像の言葉とテキスト

    蓮舫議員と語り合いたい「もったいない」の意味:日経ビジネスオンライン
  • 近頃、新聞のウェブへの視線がイタイ。:日経ビジネスオンライン

    ここのところずっと当コラムで取り上げている、アメリカFTCの規約改訂に私がそもそも関心を持つようになったきっかけは、「米国、ネット上のクチコミ広告に規制へ」という新聞のヘッドラインを見て「おいおい、規制の対象は『ネットのクチコミ』だけじゃないでしょう」と思ったことでした。 それ以外にもここのところ、新聞を読んでいて「この書き方には、何か別の意図があるんじゃないか?」と疑問を持ってしまうケースが増えています。 新聞社の多くが購読料と広告収入の両方を落としている中で、「なんだか、ウェブへのバイアスがかかっているのでは」と感じる新聞記事が目立つようになっている気がするのです。 今週は、近頃よく見かける、新聞のウェブへの見過ごせない論調を取り上げたいと思います。 ジョロウグモとワールド・ワイド・ウェブ 11月3日、文化の日の朝日新聞「天声人語」の書き出しは「しばらく前、色づき始めた新宿御苑を歩くと

    近頃、新聞のウェブへの視線がイタイ。:日経ビジネスオンライン
  • 本日開店!「ストーリーのある書棚」:日経ビジネスオンライン

    白壁 達久 日経済新聞 記者 2002年関西大学卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から日経ビジネス香港支局長としてアジア全体をカバー。2017年4月から、日経済新聞 編集局証券部記者。 この著者の記事を見る

    本日開店!「ストーリーのある書棚」:日経ビジネスオンライン
  • 「いいかげん」でなく、「好い加減」な組織:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回の「月3万円の仕事を10個持つ生き方」は、読者の皆様にとても大きな反響をいただきました。ありがとうございます。 寄せられたコメントの中に、「月30万円×10個の仕事じゃ、年収はたったの360万円じゃないか」というご意見もありました。360万円という数字は、確かに人によっては少ないと感じるかもしれません。が、例えば、夫婦2人であれば十分楽しく暮らせる数字ではないかと思います。 もちろん、休暇のたびに海外旅行に出かけたり、高級レストランで外したりするわけにはいきません。その代わり、ボロ車で国内を旅したり、野菜を自分で育てて自分で調理したりすれば、出費をぐっと押さえながら楽しくて充実感のある生活を送ることはできると私は考えます。 高級レストラ

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  • 関心高まる「ライフログ」、どう扱うか?:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 政権交代から日が経つにつれ、民主党政権による通信・放送行政の概要が明らかになってきた。このところの原口一博総務大臣の発言として聞こえてきているのは、電波オークションには消極的、NTT再編はむしろ再統合も含めた議論を継続、そして日版FCC(米連邦通信委員会)は放送事業の監督を中心に据える、というものである。 まだ議論は継続するだろうが、大臣の発言として示されたという事実の重さから考えれば、今後の政策の大きな方向感は見えたというところだろう。すなわち、電波行政には基的に触らず、NTT再編も先送りし、日版FCCは家と異なって放送を業務の中心とすることになる。 周波数オークションの導入など、通信行政のドラスティックな改革を望んでいた一部の方々

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  • 正規雇用労働者にも忍び寄る“貧困”:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 数年前、配偶者がリタイアを迎えるという方のご相談をお受けしました。現役時代は転勤の連続で家を持たず、リタイアを機に住まいを購入される予定とのことでした。今後の生活設計に当たって、亡くなるまでにかかる住まいのメンテナンスコストを教えてほしいとのご相談でした。「それが分からない限り、私の老後のプランが立たないんです」と深刻なご様子です。 住まいの購入もされておらず、候補となる物件もまだこれから探すという段階でのこと。 堅実に貯蓄を積み上げられ、少なからぬ退職金も手にしているのに、この憂さは何だろうと不思議に思ったものです。 働く世帯の貧困率が高い日 一方、日の現役世代に目を転じてみましょう。経済協力開発機構(OECD)は2009年雇用見通し

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  • “草食男子” が産業革命を起こした?:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 英国の古典派経済学者ロバート・マルサスは、1798年に有名な「人口の原理に関するエッセイ」、いわゆる人口論を発表した。彼は、人口は幾何級数的に急増するが、その糧生産は算術級数的な緩やかな成長しかできないので、いずれ必ず貧困、飢饉が蔓延することになり、人口は天井に達すると論じた。 マルサスの議論は悲観的で合理的でないのか さらに、これを打破しようと、開墾や技術開発を積極的に行って、料生産を増加させても、たちまち人口が増加してしまい、再び貧困と飢餓が蔓延することになる。人口増を制限しない限り、永久にこれが繰り返されるが、人為的な人口抑制は人間の性から困難であるとした。この単純だが、極めて説得力に富む悲観的議論は、発表当時も

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    Parsley
    Parsley 2009/10/01
    タイトルに吊られた。草食男子関係ねぇw
  • 月3万円の仕事を10個持つ生き方:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回、国境の壁を何とも思わないパワフルな下着メーカーであるPants to Poverty(パンツ・トゥ・ポバティー)を取り上げたところ、販売サイトのアクセスが急伸したという、喜びの報告をスタッフの方から頂戴しました。 お買い上げいただいた方もいらっしゃったようです。私も愛用しており、この肌触りの良さは病みつきになります。 さて、私は「未来の仕事」を考える要素として、「国境はハードルならず」「ワラジは2足以上履け」という2つの視点がヒントになると思っています。今回は、「ワラジは2足以上履け」について話を進めていきます。 Cho君。この名を覚えていていますか? こちらも前回、取り上げました。私の経営するソウ・エクスペリエンスのスタッフがお世話に

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  • 最終回 鳩山内閣を生んだ選挙の「5つの要らない」:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 9月17日、鳩山由紀夫政権が発足した。国民の関心は今後、新政権がマニフェスト(政権公約)をどこまで実行できるのか、という点に移っていく。その陰で、置き去りにされていく議論がある。選挙の在り方は今のままでよいのか、という問題だ。 この連載の目的は、世襲議員の数が増えていく中で「地盤」「看板」「かばん」を持たない代議士や候補者に焦点を当て、彼らの衆院選に向けた活動を追い、現在の政治システムが抱える課題を浮き彫りにしていくことにあった。 1年近くに及んだ取材期間の中では、彼らの実像にできるだけ近づくために、運動員への同行取材も何度も実施した。自転車に乗っての遊説、ポスター貼りやビラ配りも“体験”した。選挙を当事者側の立場から見ることで、現在の選挙活

    最終回 鳩山内閣を生んだ選挙の「5つの要らない」:日経ビジネスオンライン
  • 鳩山内閣早くも公約違反? 隠れた官僚支配の温床壊せず:日経ビジネスオンライン

    民主党の鳩山由紀夫代表は、記者でごった返す狭い民主党部に設けられた「ついたて」前の会見から、ようやく開放された。 鳩山代表は16日、首班指名選挙で選任され、第93代、60人目の首相となった。直ちに首相官邸に入り、組閣作業に着手。午後6時から首相として、そして官邸で、初めての記者会見に臨んだ。 政権交代という積年の夢を果たし、官邸に「入城」し、首相として会見を行った鳩山代表は、会見場のエンジ色のカーテンを背に、こう第一声を発した。 「総理に選出をいただいた瞬間に、日歴史が変わるという、身震いするような感激を感じ、一方では大変重い責任を負った。この国を当の意味での国民主権の世の中に変えていかなければならない。そのためには、いわゆる脱官僚依存の政治というものを今こそ世の中に問うて、そしてそれを実践していかなければなりません」 国民の期待を背負った鳩山首相、民主党政権は今後、「脱官僚」を旗

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  • 公共交通を便利にするのは「高速化」「民営化」だけじゃない~『時刻表に見るスイスの鉄道』 大内 雅博著(評:近藤 正高):日経ビジネスオンライン

    兄弟デュオ、ビリー・バンバンの歌をバックに、赤い列車が高い山々のあいだを縫うように走るという焼酎のCMを見たことがないだろうか。この列車は、アルプス山脈を南北に横断しながらスイスとイタリアの国境を越えるベルニナ急行だという。さほどスピードも出さず悠々と走る列車は、いかにも風光明媚なアルプスにふさわしい。 このアルプスのど真ん中に位置するスイスという国が鉄道大国だという事実は、日ではあまり知られていないのではないか。 この6月に創刊された「交通新聞社新書」の第1回配の一冊である書は、そのスイスの鉄道の魅力を紹介するものである。といっても、ベルニナ急行やその車窓についての記述はいっさい出てこない。著者がスイスの鉄道の魅力としてとりあげるのは、車窓の風景ではなく、時刻表を通して見たその利便性だ。 鉄道における利便性の向上というと、日ではなにより列車のスピードアップが優先される。対して、ス

    公共交通を便利にするのは「高速化」「民営化」だけじゃない~『時刻表に見るスイスの鉄道』 大内 雅博著(評:近藤 正高):日経ビジネスオンライン
  • 「非・匿名」の羊はそっと眼鏡をかける:日経ビジネスオンライン

    面倒くさい展開になっている。 簡単に要約すれば、前回の記事に反発の声が上がっているのだ。 とはいえ、ここまでのところは、想定の範囲内だ。 荒れることは先刻承知。話題が話題だったのでね。 ネトウヨであるとか、ねらーであるとか、そういった人々を題材にした以上、ムカつく人はムカつくはずで、そのムカついた彼らのうちの行動的なグループは、何らかのカタチで自分たちの感情を表現しにかかる。昔から繰り返されてきたことだ。 で、まず、ここのコメント欄が荒れた。 私は全コメントを読んだわけではないが、担当編集者は、当然、すべてに目を通していて、それで、たいそうアタマに来たらしい。 「いや、当にひどいコメントがあるんです」 見当はつく。私とて、読んだらアタマに来るだろう。 だから、読まなかった。 逃げた、と? 当然じゃないか。 どうして闘う必要がある? が、コメントは、私のブログにも届いていた。 知人から 「

    「非・匿名」の羊はそっと眼鏡をかける:日経ビジネスオンライン
    Parsley
    Parsley 2009/09/08
    妥当な内容だと思っていたけど、荒れちゃったのか。/モナーかわいい。
  • 踊る阿呆の「祭り」のあとに:日経ビジネスオンライン

    総選挙の結果がいずれに転んでいるのか、これを書いている私はまだ知らない。 この原稿がウェブ上に公開される頃(月曜日の未明)には、大勢が判明しているはずなので、選挙結果を確認した上で、アップ1時間前ぐらいのタイミングで最終稿に手を入れることは、原理的には可能だ。が、そういう手間をかけるつもりはない。私はカトリック系の幼稚園に通った人間で、日曜日は神様だって休んだという教えだけは、死守しているからだ。それに、当テキストは、選挙の結果とはあんまり関係がない。 「選挙運動とウェブ社会」「政治とインターネット」ぐらいな話題には若干触れることになるだろうが、それとて、今回の選挙の個別的な結果とは無縁な話題だ。ともあれ、麻生さんは自○自○だった。お疲れさま。○には好きな字を入れてください。自由自在。自業自得。自縄自縛。自民自慰。自給自足。自画自賛。自立自尊。自学自習。自責自刃。自暴自棄。自派自爆。自作自

    踊る阿呆の「祭り」のあとに:日経ビジネスオンライン
  • 「次の内閣」の物流行政を読む:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 民主党「次の内閣」で国土交通大臣を務める長浜博行参議院議員は「50年間続いた自民党政権の呪縛から日の国土交通を解放する。これまで国民に知らされることのなかった負の遺産を白日の下にさらし、一つひとつ解きほぐしていく」という。 ここで言う国土交通の“負の遺産”とは、自民党い物にされてきた道路予算や、全国に乱立させた地方空港・港湾などインフラ投資のムダ、政治家と官僚と事業者の3者もたれ合いが招いた産業の停滞、その結果としての国際競争力の低下を指すのだろう。 空も海も沈む 日の物流の国際競争力は、この10年間で無惨なまでに劣化した。1995年までアジアナンバー1の貨物輸送量を誇っていた成田空港は、まず香港にその座を明け渡し、韓国の仁川に追い抜

    「次の内閣」の物流行政を読む:日経ビジネスオンライン
  • 世襲政治の“真犯人” - 勢いづく「1票の格差」議論:日経ビジネスオンライン

    の有権者の過半数は、投票権の価値が1票に満たない――。衆議院選挙を控え、世論の関心が高いとは言いがたかった「1票の格差」を巡る議論が急浮上してきた。 発端は青色発光ダイオード訴訟などを手がけた升永英俊弁護士らが7月末に立ち上げた「一人一票実現国民会議」だ。楽天の三木谷浩史社長、現代美術家の村上隆氏、作曲家の三枝成彰氏ら、各界から40人が集まり発足した。 国民審査で不信任訴える 現在、都市と地方の間で、有権者の1票の価値は衆院選挙で最大2倍強、参院では4倍強の開きがある。2008年時点で見ると、参院選での選挙権の価値は、鳥取県民1票に対して最も低い神奈川県民は0.2票。最高裁判所は過去に1票の格差を違憲と判断したことはあるが、選挙結果を無効とした例は一度もない。

    世襲政治の“真犯人” - 勢いづく「1票の格差」議論:日経ビジネスオンライン
  • 京都の老舗の挑戦心。素材がアレなんて信じられない・・・:日経ビジネスオンライン

    味自慢の出張スィーツをさらに美味しく演出する要素。これまで、「ナイフを入れた時の見事な切り口」とか、「興味をそそる面白ネーミング」とか、「スチュワーデスが人気に火を付けた」とか、いろいろ取り上げてまいりましたが、今回の要素は、「素材」と「料亭」です。 京都の高級料亭の「おもたせ」(来客からの土産の品)であり、「え?」と思うような材料から作られた和菓子。べる人を思わず感嘆させる、夏にふさわしいオドロキの一品を紹介しましょう。 *   *   * 「西湖(せいこ)」をお土産に持って帰ったら、試しに聞いてみるといい。 「これ、ある野菜のでんぷんから作られているんだけど、何だかわかる?」 もし、すかさず正解が出てきたら、それは「西湖」の予備知識を持っている人だけ、と断言しておきましょう。 京都の高級料亭・和久傳(わくでん)が「おもたせ」として販売している和菓子「西湖」は、れんこんを材料にしていて

    京都の老舗の挑戦心。素材がアレなんて信じられない・・・:日経ビジネスオンライン
    Parsley
    Parsley 2009/08/10
  • 国内誌すべてが「通販カタログ」に:日経ビジネスオンライン

    書店で売っている人気のファッション雑誌が「通販カタログ」に早変わり――。あるサービスを使うと、こんなことが可能になる。ヤマトホールディングスの子会社「ネコレ」が手がける買い物代行だ。 交通費と比べれば安い手数料 会員になれば、雑誌で欲しいものがあった場合、雑誌名やページ数、商品名、ブランド名、価格などをメールするだけで、ネコレのスタッフが代わりに日中をくまなく探し回り、手元まで届けてくれる。ネコレが提携するブランドやセレクトショップで扱う以外の商品では、「おつかい料」と呼ぶ代行手数料が最低3800円からかかる。それでも、この不況をものともせず、根強い支持を集める。 地方に住んでいたり、時間に追われて忙しいが、流行に敏感な消費者にとっては待ち望んでいたサービスだろう。国内の雑誌に載っていて、ブランド名やメーカー名さえ分かれば、どんな商品も注文できるからだ。実際、会員のうち、東京に住む人は1

    国内誌すべてが「通販カタログ」に:日経ビジネスオンライン
  • カーティス・コロンビア大学教授、政権交代を語る:日経ビジネスオンライン

    総選挙まで1カ月足らず。7月27日には、民主党がマニフェスト(政権公約)を発表。子ども手当の創設や、ガソリン税などの暫定税率廃止を盛り込んだ。主要政策の実行手順を示す2010~13年度の工程表も明記した。自民党のマニフェストは民主党に後れを取った。 勢いづく民主党と押され気味の自民党──。「政権交代」が焦点となる今回の総選挙をどう見るべきなのか。海外の日政治研究の第一人者、米コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授が語る。 民主党の話からしましょう。私は鳩山(由紀夫・民主党代表)さんを20年以上前から存じ上げていますが、顔つきが以前に比べて随分変わりました。党の幹事長に就任された頃からでしょうか、当に政治家らしい顔つきになった。 それまでの鳩山さんは、失礼ながら“ハムレット的”なところがありました。シェークスピアの悲劇『ハムレット』の有名な台詞「To be, or not to be

    カーティス・コロンビア大学教授、政権交代を語る:日経ビジネスオンライン
  • 【スクープ】ヨウジヤマモト、身売りを検討:日経ビジネスオンライン

    世界的デザイナーの山耀司氏によって設立されたファッションブランドの「ヨウジヤマモト」(東京都品川区、大塚昌平社長)が、身売りを検討していることが8月3日、明らかになった。昨年9月の「リーマン・ショック」を境に高級ブランドの不振は顕著になっている。逆に「ユニクロ」など低価格ブランドは好調だ。 ヨウジヤマモトによる今回の苦渋の選択は、ファッション業界におけるブランド消長を物語る出来事と言えそうだ。 取引先に支払い猶予を要請 ヨウジヤマモトがスポンサー探しを進めていることが明らかになったのは、同社の子会社にあたる「リミヤマモト」が取引先に宛てた要請文において。先月29日付で月末の支払い猶予を求めたものだ。 その中で「弊社の状況」として「(株)ヨウジヤマモトは現在、スポンサー候補による投資検討、取引金融機関様による金融支援検討が継続しております」との説明が取引先に対してなされた。 支払い猶予は、

    【スクープ】ヨウジヤマモト、身売りを検討:日経ビジネスオンライン
  • メディアやブログと連携させて“面的SEO”に取り組む:日経ビジネスオンライン

    前回のコラムでは、PR活動やクチコミマーケティングによって生まれたニュースサイトの記事や、ブログの記事などの中長期的なサイト誘導価値を、検索連動型広告を基準に算定する方法を紹介しました。 今回は、そういったニュースサイトやブログの記事で、検索結果の面をカバーする“面的SEO”のコンセプトについて紹介したいと思います。 通常、検索エンジン最適化と訳されるSEOは、特定のキーワードの検索結果に自社のWebサイトを上位表示させることを言います。 ただ、以前「自社サイトのメディア化を顧客に手伝ってもらう方法とは?」で取り上げたように、自社のWebサイトだけでは、通常、検索結果に表示されるのは1項目か2項目だけ。 どれだけ自社サイトで最適化を努力したとしても、1位と2位を取れるのがベストケースですから、それ以外の項目には他社の情報が表示されることになります。 そこで、一つのアプローチとして検討したい