2010年02月09日01:40 カテゴリ科学/文化法/政治 アンチ・パテントへの転換? Economistによれば、アメリカの連邦最高裁はビジネスプロセス特許に歯止めをかける決定を行なうそうだ。1998年にハブ&スポーク特許が成立して以来、続いてきた愚かな特許戦争が、ようやく終結するわけだ。 特許の数を増やすことがイノベーションだと思い込んでいる人がいるが、両者は無関係である。日本企業の取得した特許は人口比では世界一だが、ほとんどが死蔵されてイノベーションに結びついていない。経済学の実証研究でも、企業が競争優位を守るために使う手段としてもっとも重要なのは、速く開発することによるリードタイムや企業秘密で、特許はほとんど重視されていない。 理論的にも、Boldrin-Levineの示すように、特許や著作権は過去の技術を使った累積的な研究開発を阻害し、イノベーションには負の効果を及ぼす。かつて
近年よく「若者の○○離れ」という記事をネットでもよく目にします。 ■若者のなんとか離れを検索してみた - kokokubeta; ■若者の旅行離れ、「恋人の有無」が影響:MarkeZine(マーケジン) ■Business Media 誠:酒類市場の縮小止まらず、若者のアルコール離れなどで この類の話が出てくるとよく言われるのは、その原因がその対象への若者の意欲の低下が主因だとする見方。たしかに若者に売れないので、それは間違ってはいないでしょうが、時にはそれを若者は活動意欲がないとか行動力がないといった、「近頃の若者は……」的な論調でなされることがあります。故にこのテの話題が出てくると、その反発として話題が盛り上がるのでしょう。 さて、以前このブログでも「最近の献血離れ」というネタについて扱いました。 nakamorikzs.net ここではたしかに数値上は若者の献血数が減ってはいますが、
Tangents 1973-1983posted with amazlet at 10.02.08Tangerine Dream Virgin (2000-04-04) 売り上げランキング: 766143 Amazon.co.jp で詳細を見る 先日、仕事帰りに近所の中古ゲーム&CD屋さんに入ってみると、ドドンとタンジェリン・ドリームの5枚組ベストが置いてあって速攻で買いました。値札は1990円とあったんだけれども、レジへ持っていくとちょうどセール中だったらしくて、990円になってさらに嬉しかったです。これだからなんか商売っ気がなさそうな中古屋めぐりはやめられない……というか。聴くかどうかわからないのに、目玉っぽいものを見つけてしまうととりあえずイッてしまうのでございます。でも、このボックス・セットはすごく面白かったですよ。ホントに買ってよかった。 そもそも私はこの大変歴史の長いタンジェリ
2010年02月09日06:00 カテゴリTaxpayer アジアにあってアフリカにないもの 私がblogをはじめて以来目にした中で、最もひどい記事。 アフリカが発展しない理由 - Chikirinの日記 これらの本を読んでのちきりんの解決案仮説は「この際もう一度、アフリカ大陸を西欧の植民地にしたほうがいいんじゃないの?」ってこと。香港・マカオみたいに「100年租借」で西欧諸国の植民地にして100年後に返す、っていうのが一番いい方法なんじゃないかな。西欧諸国にもメリットが必要なので、資源の出る国と出ない国をセットにしてね。 確かに アフリカが発展しない理由 - Chikirinの日記 そのくせ、自分達を“自分の国の人”と同列にはおかず、むしろ西欧諸国のリーダーと同じ立場におき、そういう生活水準や富や権力を得るために、自国の唯一の財産である資源利権を私的に流用することに全く頓着しない。 とい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く