魔法使いがいなければ成り立たない世界(というかない共同体は蹂躙される)で、魔法使いは権力の裏に回っているということは、 これは政治主権が実質的に市民にない。 選挙をしても、最終的に魔法使いが決める社会。 更に、その魔法使いを罷免できない。そして、魔法使いはほぼ世襲制。 つまり、貴族性に社会が退行したと考えるのが妥当。 これは確実に市民の近代自我を歪める。 で、実際歪んでるのを利用されてテロ組織に利用されたりしている。 で、その論評を近代的自我に勝る主人公達が断罪する。 それって貴族が農民を下賤としたのと一緒では? それを俺達はがんばってるんだとロンダリングしてる。 2章途中までで通常兵力部隊が出てこないけど、 おそらく近代教育をベースとしたいわゆる富国強兵、散兵戦術はまともに機能せず、 戦力の主体は魔法使いによる火力戦と化している。 この条件下で、一般人にやらせて貰えるのは、おそらくはつま