勤務中に部下の20代の女性巡査の太ももや尻を触るなどのセクハラ行為を繰り返したとして、兵庫県警は8日、県東部の警察署地域課に所属していた男性巡査部長(52)を停職3カ月の懲戒処分とした。また、相談を受けながら本人への聞き取りや上司への報告を怠ったとして、男性巡査部長の直属の上司だった警部補(36)を戒告、当時の署長ら4人も監督責任を問い本部長注意などとした。「何も言わないので触り続け」半年…女性巡査ついに署内で号泣 県警によると、男性巡査部長は昨年8月~今年1月、勤務中にミニパトカー内で女性巡査の太ももを触ったほか、交番で2人きりになった際に尻を触るなどのセクハラ行為を10回以上繰り返したという。 女性巡査が今年2月、署内で「耐えられない」と言って泣き出したことから発覚。県警は当初、強制わいせつ容疑で捜査したが、立証が困難だったことなどから立件は見送った。 男性巡査部長は「触っても何も言わ