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ブックマーク / semiprivate.cool.ne.jp (44)

  • 3ToheiLog: 時計職人の愛と解剖

    時計職人の愛と解剖 僕は、困った人間で、壊れたものを直すのは得意だけれど、動いているものを壊さないのは苦手だ。どうも、そういう困った人間は、ある種の業界に多いらしい。 WIRED VISIONで「「注意力散漫」とインターネットと創造性」という記事があった。 ・・・創造性とオープンな考え方とに関係があることは長らく知られているが、注意力散漫というのは、考え方がこれ以上ないほどオープンな状態と見ることもできるからだ。 潜在抑制の機能の低い人は、文字通り「心を閉ざす」ことができなくて、注目というスポットライトを舞台の隅々にまで走らせ続けている。その結果否応なく、これらの人は思いがけないものについて深く考察するようになる。 まあ、そういう「ADHD的な何か」を抱えている人間としては、ついつい「創造性」という怪しげな宗教に救いを見出したくなってしまうのは事実だ。そして、やはり物書きには、そういう社

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    REV 2011/10/08
  • 3ToheiLog: 菅総理大臣が原子力を救う話

    菅総理大臣が原子力を救う話 菅総理大臣による原発勢力らの神的救済が光っておりますな。 その昔、中川昭一大臣が、「記者会見で酔っ払うだけで止まらない円高を止める」 という離れ業を演じたことがありました。 ニューロサイエンスとマーケティングの間:中川昭一氏は身を挺して円高を止めた? 官僚と銀行がどんなに必死になっても止まらない円高が、酒飲むだけでピタリと止まる。大臣って凄いなあ、と思ったものです。故人に合掌。 そして今度は、菅さんだ。 「原子力発電反対!」とか、動き出していた世の中の流れを、ピタリと止めて見せた。 「浜岡原子力発電所の運転停止!キリッ」 ・・・の一言で。 もう、たぶん恥ずかしくて、世の中の人は「原子力発電反対」とか、言えませんよ。 「なに?お前、あの菅さんと同意見?ぷギャー」 とか言われたら、真っ赤になって反論せざるを得ません。 「ほ、ほ気でそんなこと言うと思った?

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    REV 2011/05/12
  • 3ToheiLog: 理系は文系を騙してきたのか

    理系は文系を騙してきたのか 「原発問題は、人災だ」といろんなところで言われている。 こういうのは、危険な言い方だけど、世の中の大半の人は、事故が起こるたびに 「『理系=強者』が『文系=弱者』を騙してきた」 と感じているのかもしれない・・・などと、最近は思ってしまうのですよ、加害妄想症の理系人間としては。 ナイーブな嘘の告発 僕がこんなことを言い出したのは、このサイトを読んだからだ。 2011-04-08(金) [長年日記] 斉藤和義の「ずっと嘘だった」という歌が評判だというので聴いてみたけど、「なんだこりゃ」だった。 (中略) こんな歌、十代の子供なら許されるかも知れないけど、斉藤和義はもう44歳、おれと同世代じゃないか。この歳になったら言っていいのは「(自分より若い世代に対して)無知でごめんなさい、騙されててごめんなさい、黙っててごめんなさい」だろうよ。いい大人がイノセンスぶって責

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    REV 2011/04/14
  • 3ToheiLog: 八百長より恐ろしいもの

    八百長より恐ろしいもの なんか、世の中が大相撲の八百長で大騒ぎしているらしい。 別にそんなもん、どうでもいいじゃねえのか、とか思うのだが。 * そもそも「相撲に八百長は一切無い」と、心のそこから信じていた日人って、何人くらいいるんだろう?たぶん、あんまりいないんじゃないかなあ、と思う。 週刊誌では、相撲の八百長の話がずっと書かれていたし、いろんなところで言われていた。でも、証拠が無いから、まあ「見なかったこと」にしていたわけなのだろう。 ホンネでは八百長があることを知りつつ、タテマエのうえでは八百長のことはいわない。ところが、証拠が見つかってタテマエの世界に出たとたんに、すげえ大騒ぎになる。 正直言うとなんか、こういう世界の仕組みが、ちょっと気持ち悪い。 * こういう話は、どこにでも転がっている。このまえは、検察で大騒ぎしていた。 検察が強引な取調べとか、でっち上げしているのは、

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    REV 2011/02/10
  • 3ToheiLog: どうも三等兵がケッコンするようだ

    どうも三等兵がケッコンするようだ えーと、ですね。 ・・・・ 結婚することになりました。 次の週末に、ささやかに親族のみで式を執り行う予定です。 マジで執り行います。ガチです。執行猶予は付かない予定です。 * いやあ、世の中、不思議なものですね。 なんかいまだに良く分かりません。事態が飲み込めていません。 私がこんな異常なフラグ立てたら、結婚式の前の週くらいに日戦争に巻き込まれて、神風オタク隊に徴兵されるか、将軍ミサイル落ちてくるんじゃないかと、心配していたのですが。 案の定、隣の国の情勢が不安定になりました。 ほんとすみません。 万一戦争でも始まったら、そのうち8割くらいは私の責任です。残りの2割は小デブの将軍様3世の責任です。 * 結婚すると母親に言ったら、絶句した後で、「相手は人間か?」と訊かれました。 まず次元を疑われた模様。どんだけだ。 ちなみにその晩、動

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    REV 2010/11/28
  • 3ToheiLog: 裁判官の出世シミュレーション

    裁判官の出世シミュレーション 問1 「物連鎖」と言う奴で、一匹の肉獣が成長するためには、ものすごくたくさんの草獣がえさになる必要があります。 耳を疑いました…西武線痴漢事件“指が動かないのに”控訴棄却 | つぶやきいわぢろう 裁判では目撃証言と小林さんの着ていた上着の種類、色も違い、背の高さも違う。また小林さんは膠原病という病気を患っており、指の関節が曲げられない、また併発していた狭窄性腱鞘炎のため曲げ伸ばしは著しく困難な状況であった、と主張するも1審では1年10ヶ月の有罪判決だった。 さて問題です。有罪率99.9%の世界で、一人の裁判官が順調に成長するためには、平均で何人の冤罪犠牲者が必要になるでしょうか?  ただし、無罪判決を出した裁判官は地方に島流しされ、検察と裁判官の間には友人関係があるものとします。また、冤罪作成のためには、最低でも、不当判決をする裁判官と、控訴を棄却する裁

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    REV 2010/11/13
  • 3ToheiLog: にげだめ(3):宮崎駿の労働神話

    にげだめ(3):宮崎駿の労働神話 --------------------------------------- にげだめ(1):網走監獄でヱヴァを想う にげだめ(2):あしたのジョーと3C分析 にげだめ(3):宮崎駿の労働神話 --------------------------------------- さて、真っ白になったジョーに続いて、豚になったポルコのお話。 「飛べない豚はただの豚だ」のフレーズが一躍有名になった、宮崎監督の「紅の豚」がある。人に戻れない飛行機乗りの豚のお話だ。 宮崎駿の傑作は数多いが、紅の豚という映画が、実は僕の一番好きな宮崎映画だ。 で、そこで出ていた Q1 なぜ、ポルコは飛行機を降りないのだろう? Q2 なぜ、ポルコは人間に戻れないのだろう? このあたりの疑問を出発点として、宮崎駿映画で、労働の先に「神様」が生まれたプロセスを考えてみようとい

  • 3ToheiLog: ホンネとタテマエ文化の再構築

    ホンネとタテマエ文化の再構築 今週のヤングジャンプのサラリーマン金太郎で、例によってタナボタで出版社の経営者になった金太郎が、経営会議の場で 「黒字のときに、バカ正直に税金払っていたのが間違い。節税のために土地でも買っておけ」 という、《経済バカ+バブルバカ》な発言をしていた。 ・・・・金太郎よ、お前もか。 昔は、「自分が損してスジを通す」という古いヤクザ価値観のキャラだったのになあ。そういう自己犠牲キャラは、主語が「会社」になると、ねじが外れたように酷い利己主義者になったりする。 以前、立ち読みの話題(http://togetter.com/li/46420)があった。 「税金払う奴がバカ。税金を逃れるのが賢くてカッコいい」 という価値観は、「新刊買いたく無いでござる、金を払わず立ち読みするのが賢い」 という価値観とも、通じるものがある気がする。 つまり、言いたいのは、 損得勘定

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    REV 2010/09/13
  • 3ToheiLog: ホームズと犯人と近代社会

    ホームズと犯人と近代社会 この前の「西尾維新と、日の幸福な密室」というエントリで、僕が「シャーロックホームズの時代から、ミステリを育てた2大要素とは「病的で閉鎖的な論理パズルの快楽」と、「ムラ社会の風習を暴くスキャンダルの快楽」だった。」と書いた。 そしたら、はてなブックマークの方でFTTH氏から「その要素を引くならホームズはダウトだろ。」という反論があった※1。 鋭いご指摘で、僕の側の説明不足を感じたので追加の蛇足。 二部構成の長編ホームズ ミステリ好きならご存知のとおり、シャーロックホームズの物語は、長編4と短編群で出来ている。初めの2作の長編、「緋色の研究」と「四人の署名」はぜんぜん売れなかった。爆発的な人気を博したのは、短編の連載が始まってからだ。 で、ホームズの長編小説というのは、おおまかに二部構成で出来ている。 PartAは、変人ホームズが近代理性の名の下に、犯人を明

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    REV 2010/08/09
    そのへん、ミステリ作家もミステリ読者も高度に自覚的っぽいので、あまりコメントするところはない。
  • 3ToheiLog: ムーミンの国の民

    ムーミンの国の民 一週間ほど、お仕事の都合でフィンランドにきてました。 タンペレという町。ムーミンの生まれた町だそうです。 いやー。なんというか、話に聞いていたとおり、夜まで明るい。夜の9時には夕焼けが見える。夜の11時になってもまだ薄暗い程度。窓から外が見える。 日でこれなら、24時間を全部労働時間にカウントされること間違いなし。 そして、なんというか、のんきな国です。ヨーロッパクオリティだから、5時には仕事あがり。そのまま公園でヨガとかしていやがりますよ、この白色人種たちめが。インドで生まれた狂気のダンス、ヨガをレクリエーションの手段にしていやがる。 なんて、人生をエンジョイして居やがる、ふぁっく。 そして、なんというか、物価が高い。 飲み物をふつうに自販機で買うと3ユーロするよ。コークが一400円ですよ。もはや富士山の上よりも物価高いのですよ。富士山。「孤高の人」たちが荷

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    REV 2010/06/12
    アジアにも、無理に働かず、程々に生きるという国があって、彼らの運命は…本多勝一的には幸せだったらしい。
  • 3ToheiLog: 七つの日本的悲劇

    七つの日的悲劇 最近、某首相が引用したので有名になったガンジーの「七つの社会的罪」ってのがある 1.理念なき政治 Politics without Principles 2.労働なき富 Wealth without Work 3.良心なき快楽 Pleasure without Conscience 4.人格なき学識 Knowledge without Character 5.道徳なき商業 Commerce without Morality 6.人間性なき科学 Science without Humanity 7.献身なき信仰 Worship without Sacrifice さすがガンジーさん、立派なことをおっしゃる。 これ全部ひっくり返してみると、実は日に最適フィットするのです。 -------------- 1.政治なき理念 Principles without

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    REV 2010/02/12
  • 3ToheiLog: 人間の社会はニセ科学批判に耐えられるのかなあ?

    人間の社会はニセ科学批判に耐えられるのかなあ? 「ニセ科学批判」という運動は、根的に正しいことを言っているのだが、根的に難しい要素を含んでいる。難しい要素というのは、「人間社会がそもそもニセ科学的」であるという点に尽きる。 * なぜ人間社会がニセ科学的であるかといえば、人間の脳が致命的にニセ科学的であるからだ。つまり、 ○ 知っている範囲の知識を援用して、手当たり次第に「原因」と「結果」を捏造して、その仮定の下に行動する。 ○ 一度仮定を組み立てたら、よほど個人的に手痛い反証を受けない限り、その仮定を維持し続ける。 ○ 仮定に個人的な手痛い体験の反証が加わらない限り、スキあらばその仮定をもっともらしく他人に「教えて」伝えようとする。 人類始まってから、こういう「ニセ科学的な行動」というのは続いてきた。この膨大な歴史に比べると、近代科学の歴史など皮一枚に過ぎない。このシステムは、古くは占

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    REV 2010/02/12
    グレシャム以来、悪貨は良貨を駆逐するのだが(←誤用だと俺は思う)、「それが世界の選択か…」と言ってみても、駆逐される方にしてはね。「ラ・ヨダソウ・スティアーナ」 http://www.gizmodo.jp/2010/02/ade-651.html
  • 3ToheiLog: よしもとばなな対デスノート世代in居酒屋、または8月15日的な一億総マニュアル化の雑談

    よしもとばなな対デスノート世代in居酒屋、または8月15日的な一億総マニュアル化の雑談 「よしもとばななが居酒屋でムカついた問題」が波及して、色んな人間がムカついている模様。 だが、私の見たところ、どうも、「余裕のある団塊世代的なムカつき」と「余裕の無いデスノート世代のムカつき」に、おおきく分かれているようだ。 問題の状況 論争の元リンク: ・よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」【活字中毒R】 ・同エントリの【はてなブックマーク】 まあ話を要約すると、 ・居酒屋でこっそり知り合いのデザートワインで乾杯した。 ・お店の店員の人は見逃していてくれた。 ・堅物の店長がきて、店のマニュアルに反すると怒った。 ・よしもとばななは、居酒屋が人脈で維持されること知らねえのか、この店長は?と呆れた。 というお話。 で、ムカつく人間の間に派閥が生まれた。 A・この堅物の居酒

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    REV 2009/08/15
    「「そうは言うけど人間的に対処しろよ」」 待遇はアルバイト、求めるスキルは正社員w
  • 3ToheiLog: この世を生きるための諦観

    この世を生きるための諦観 1: 間違った解答を理路整然と語る人の方が、 正しいことをぶっきらぼうに語る人よりも 信頼される。 2: 相手の望む嘘を人情味こめて語る人の方が 望まれていない正解を理路整然と語る人よりも 信頼される 3: 人情味をこめて誠実な嘘をつく人よりも、 単に声の大きい人の方が、声が大きい。 3−1: 声の大きい人は、自分の声を聞いて生きている。 場合によっては、思い出したくないことや 忘れたいことや、気づかれたくないことがある。 4: 社会において真実と名付けられているものと 「論理的にこの世にあるとされる唯一の真実」 とは、あまり関係がない。 4−1: というか、後者の真実は、人間の言論空間とは 基的に別の事象に存在するもので、その間に相互の やり取りは存在しない。 「真実はひとつ」 …だが、人生と真実とはあまり関係がない。 4

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    REV 2009/07/11
  • 3ToheiLog: 裸でなかった王様

    裸でなかった王様 「王様、次の演説会はこの衣服を着て出るべきでございます」 大臣が布を振るように手を動かしながら言った。だがその手には何も持っていない。 王様は眉をひそめた。何を言ってるのだ、この男は? 「これは、愚か者には見えない服でございます」 大臣はつつましやかに述べた。 誰よりも賢明な王様は答えた。 「だとしたら、私が愚かなのだな。私には何も見えない。」 大臣は笑った。 「私にも見えません」 「ふざけているのか、お前は。 この不景気で倒産が相次ぎ、ほとんどの国民が明日に不安を持って悩んでいる今の時期に、くだらない冗談を言っている暇はないのだ」 「あるいはふざけているのかもしれません。だが、あなたに仕えてこのかた、これほど真面目になったこともありません。私の提案は政治家生命をかけてのことです」 大臣の目は揺るがなかった。 「王様、あなたはこの服を着るべきなのです」

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    REV 2009/06/26
  • 3ToheiLog: おいおい、醜さも含めての「プロ」だろうが

    おいおい、醜さも含めての「プロ」だろうが 『宴の支度:「プロ」と「アマ」の13の違い』 という記事を読んで: なんか、「プロ」という言葉を崇拝している方が、「プロ>アマチュア」という価値観の元に、いろんな美談を並べたもんだよなあ、とか感じてしまう。 確かにまあ、「自分の求める職人的な人生観」という意味なのならば、いい指標だろうと思うんですよ。職人人生の美しさは私も崇拝する。 だが、残念ながら実際の世界の「プロ」というのは、そんなに美しいものではない。多分、それは社会の事実だと思う。 * 「プロ=作業の代価として金を貰う人」 という狭い観点に絞るならば、その内容の9割までは 「社会的立ち位置=既得権益」 によるものだ。当の実力に起因する要素は1割くらいなもんだろう。 そして、金を貰うためだけなら、必ずしも「技術」や「成長」へのこだわりは必要ない。特に「自信や誇り」はむしろ商売の邪魔になる。

  • 3ToheiLog: 無神論とか日本教とかドラえもん教とか

    無神論とか日教とかドラえもん教とか 先日のフィクション話と連関するのですが、 「米国を席巻する「新しい無神論者」の非寛容と、ほんの少しの希望」 の記事を読んでの戯言。 すなわち対象が神であれ指導者であれ問題なのは信仰であり、理性こそ世界のあらゆる問題に対する答えなのだという。 こうしたユートピア思想と選民思想(自分たちこそ最も優れた人間であるという思い込み)は、わたしが参加しているグループにおいても頻繁に感じた。 ううむ。たしかに、日人には多いことになっている「無宗教」と、ドーキンズ張りの「積極的無神論」ってのが、昨今の社会では色々と取り混じっている。要は A・ 私は特定の宗教にコミットすることを拒否する B・ 神を語る行為は科学的でなく、どんな神をも信じるべきでない の違いみたいなもので、Aは自由だと思うけと、Bの立場にはあまり賛成できない。 正直、私の位置するのは、 「

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    REV 2008/04/27
    でも、実験結果に介入する(以下略
  • 3ToheiLog: 科学とニセ科学の根拠

    科学とニセ科学の根拠 ASCII.jp トレンド: 信じるな疑え! 「ニセ科学」批判の菊池教授に聞く はてなブクマを見ると、読者の反応は「菊池教授けっこう男前議論」だったりした。ある意味ポイントついている。 やはり、真実の信頼性は「属人的」なモノなのです。で、ある以上、やはりニセ科学対策ってのはツライよなあ。 科学の根拠付けと、ニセ科学の根拠付け そもそも、「物理世界は合理的なルールで運営されている」という科学の基原則は、合理的に導かれてきたものじゃあなくて、宗教的に納得されるものだというのは、良く指摘される。 人々が科学に納得している根拠付けには幾つかある: 1・尊敬できる偉い人が科学を信じている(属人的納得) 2・説明を聞いて、考えて、腑に落ちた(aha体験的納得) 3・科学に基づいた工学が利益を生む(利害的納得) 4・みんなが信じているから多分正しい(慣習的納得) 一般的に

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    REV 2008/04/02
  • 3ToheiLog: 冨樫マンガの既得権益と、「キチンと社会」の新規参入ハードル

    冨樫マンガの既得権益と、「キチンと社会」の新規参入ハードル 「デスノートの完成度は常軌を逸しているかも」という昨日の話題に続いて。 * 「マンガの完成度」という話で言うと、某 HUNTER X HUNTERが、間違いなくデスノートの対極。 そこには肯定派と否定派の双方がいる。 あらかじめ言っておくと、私は基的にはHxH許容派です。「完成度をともかくとすれば」そして「掲載されてさえいれば」物語としてのHxHはジャンプの中でトップクラスに面白いと思う。 反対派の人には A・そもそも話が面白くないと思う。 B・話は面白いけど、あの絵の手の抜き方が気に喰わない。 という二種類がいる。 まあ、Aはこの際関係ない。 問題のBの意見については、「冨樫マンガの既得権益」という話になる。 新人と「キチンと」ハードルの壁 大抵の職人世界では 「新人はキチンと仕事をしろ」 と教育される。そして、

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    REV 2008/02/28
  • 3ToheiLog: Cheapキラと少年サンデーのアレ、もしくは軽いマンガ雑誌と重いマンガ雑誌

    重い世界 この逆は、例えば和月マンガのような王道パターンだ。 主人公は気持ちと努力で勝利する。だからそこには「葛藤と正義」というストーリが入り込む。主人公は悪の意思によって絶望的な状態に陥り、正しい意思によって奇跡のような逆転を見せる。 そのとき奇跡が起こることは、「折れない心」「みんなのために」「愛の力」 のように、主人公のモチベーションに読者が共感することで正当化される。 このときに読者の共感を呼べなかった場合には「ご都合主義」として切り捨てられることになる。 たとえばスポーツ根性モノなどは、こういうスタイルだ。多くの場合、勝敗は「その人間が背負っている勝たなきゃならない理由」みたいなもので決定されたりする。 こういう世界観を、やはり「存在の…」にちなんで「重い世界観」と呼んでおこう。 重さと軽さ こういう「軽さと重さ」の対立は、成果主義と努力主義の対立みたいなものだ。 そのあた

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    REV 2008/02/27