コンピュータによって音楽制作は非常に個人的なものになってきました。ツール類はコ モディティ化され、1万円程度のソフトだけでも、プロが作った音に肉薄することができます。道具を使いきればプロとアマチュアの差はほとんどありません。 もちろん家一件分の設備投資をしているプロの作品との差は同じ投資をしない限り個人として追い越すことはありえません。 それでは道具を使い切って少しでもプロの作品に近づけるには何をすべきか、どうしてそれが必要か、考え方を含めて皆さんの作品の向上に役立てていただけれ るヒントをご提供したいというのが本コラムの目的です。 そしてわたしもまだまだ勉強が足りませんし、間違ったお話をお伝えしてしまうかもしれません。ネタも古いかもしれません。そこを皆さんからのご意見やご質 問をいただくことで、私自身の学び直しの場にさせていただければ甚幸です。 <このページの著者について(flash氏に
DAWなどを使って、MIDIの打ち込みやオーディオのレコーディングを行い、ミックスダウンまで完了。そこそこ満足のいくデキにはなったけれど、CDに焼いて聴いてみると、何か迫力に欠ける……。そんな思いを持っている人は少なくないでしょう。 実際、プロが作ったCDを再生した場合と比較して、明らかに音量が小さく感じるというケースはよくあります。これはどこに原因があるのでしょうか?これはマスタリング作業がしっかりできていないためと考えられます。 確かに各トラックのバランスをとって、ステレオ2chにミックスダウンすれば作品としては基本的に完成します。しかし、プロの音楽制作の世界では、その次にマスタリングという摩訶不思議(!?)な工程が存在しており、これによって、最終的にできあがるCDの音が大きく変わるのです。 マスタリングとは では、そのマスタリングとは一体どんな工程なのでしょうか? 元来マスタリングと
ミックスダウン/マスタリングのガイド 楽曲の音圧上げと質感調整に特化 このサイトは宅録スタジオでのDAWソフトを使用したミックスダウンとマスタリングの作業を解説している音楽サイトです。 主に中級者以上の方に参加型のWEBマガジンという形で、2008年08月から約1年間半に渡り記事を更新してきました。 24回に分けて「楽曲の音圧上げと質感調整」に焦点を絞り、自分の楽曲をリファレンス曲に近付けるという形でミックスダウンとマスタリングのテクニックを公開したのが特徴のサイトです。 両作業を切り離さないで解説 最近では傾向が変わってきましたが、基本的には両作業というのは「ミキシング・エンジニア」と「マスタリング・エンジニア」が別々に存在していることからも分かるように、切り離して考えて別々に作業します。 しかし、なかなか楽曲のクオリティーがレベルアップしない方にはミックスダウンとマスタリングを一緒に考
FL Studio 8をお持ちの方はご存知でしょう、とりあえず『Soundgoodizer』を使えば音が良くなることを。 これってオカルトなの?いえ、確実に音が良くなります。 では、なぜ音が良くなるのか、それと『Soundgoodizer』を持ってない他のDAWユーザーにも同等の恩恵を受けるには、どうすれば良いのか。 そういった事を研究していきたいと思います。 サンプル1(ノーマル) 図1-1 図1-2 サンプル1は一切手を加えていない音です。 図1-1はスペアナで見た波形、図1-2はオーディオ編集ソフトで見た波形です。 これが『Soundgoodizer』を使うことによって、どの様に変化するのか見ていきます。 サンプル2(Soundgoodizer) 図2-1 図2-2 図2-3 図2-1が『Soundgoodizer』です。 使い方はいたって簡単で、ミキサーに差し込む。ただそれだけです
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