従業員の拘束時間を長くし、勤務時間を延ばすために始業時刻よりも早い時刻に朝礼を設定する(給与は始業時刻以降の分しか支払わない)。自社商品を購入しなければ、従業員が仕事ができない仕組みにする(実質的に人件費を削減する)。社会貢献と大きな理想を掲げ、従業員が断れない環境をつくり、ボランティアという名目でタダ働きをさせる(さらに人件費を低く抑えることができる)……。 従業員をこうした悲惨な目に遭わせる「ブラック企業」、その経営者はいったい何を考え、どんな経営を行っているのか――。 『ブラック企業経営者の本音』(秋山謙一郎著/扶桑社新書)では、ブラック企業経営者の考え方に迫ろうと、取材に約3年、延べ100人のブラック企業経営者にインタビュー。そこで明らかになったのは確信犯的に社員を、ブラック企業にとって“使い勝手のいい人間”、すなわち「社畜」に仕立てあげようとする社畜化教育の全貌だった。社畜化教育
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