勢いの衰えないスパムメールの問題は、皆さんもご承知のことだろう。考えられる解決策のほとんどすべては、メールサーバによって受信メッセージをスパムか正当なものかに分類して適切な措置(削除または転送)を取るというものだ。この方法の問題点は、結局メールサーバ側に余分なリソース消費を強いていることにある。ここでは、スパムがメールサーバに届かないようにすることでこうしたリソースの使用を最小限に抑え、それでいて従来と同様の結果が得られる方法を紹介する。 この方法にはOpenBSDプラットフォームが使えるが、その理由は2つある。 OpenBSDはセキュアで安定している。 OpenBSDにはスパムの送信を食い止めるツールが付随している。それがSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバを模倣したspamdというツールで、SMTP接続を受けて送信者がスパマーかそうでないかを判断
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