地震発生から37分後、15時23分に仙台空港を飛び立った国土交通省の防災ヘリ「みちのく号」は、被災地の生々しい映像を記録していた。被害調査のために、仙台市街地から宮城県沿岸、福島県沿岸に向けて飛行。津波に襲われた直後の福島第一原子力発電所の状況も空から撮影した。川をさかのぼる津波や阿武隈川河口付近で発生した渦の動画など、貴重な映像を公開する(ケンプラッツ編集)。
![特報:空撮映像、激震と津波に襲われた被災地](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/34e967e1cb4b3260918fcf96df01120998e0a0de/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fkn%2Farticle%2Fbuilding%2Fnews%2F20110408%2F546878%2Fmap01.jpg%3F20220512)
金沢大学 准教授の上野敏幸氏は,小型ながらも大きな電力が得られる振動発電機を開発した。外形寸法は約2mm×3mm×12mmと小さく,357Hzの振動時における発電量は1.56mWと大きい。体積当たりのエネルギー密度は約22mW/cm3と計算できる。一般に,小型振動発電機のエネルギー密度は1mW/cm3程度といわれており,開発品は約20倍以上もの発電量となる。「ボタン電池の置き換えを十分に狙える」(上野氏)とし,自動車のタイヤ空気圧警報装置(TPMS)や携帯機器などに向けたいとする。
「3~4年後にはスマートフォンとフィーチャーフォン(従来型の携帯電話端末)の販売台数を半々にしたい」――。2010年度第二四半期決算の席上、NTTドコモの山田隆持社長はぶち上げた。「スマートフォンはパケットARPU(ユーザー当たりの平均収入)を引き上げる大本命」と位置付ける。 NTTドコモの2010年度の端末販売台数は1870万台の計画。過去の実績では2008年度の総端末販売台数は2013万台、2009年度は1804万台と、1年間で2000万台弱を売り上げている。山田社長の計画が実現すれば、3~4年後にはドコモ1社だけで年間1000万台近いスマートフォンを売りさばくことになる。 iPhoneを抱えるソフトバンクモバイルは、以前からNTTドコモ以上にスマートフォンの販売に力を入れている。2010年秋冬端末では、Android端末を6機種も投入するなどスマートフォンへの力の入れようが伺える。a
Windows 7のネットワーク設定を標準で使ってはいけない。標準では「SNP(Scalable Networking Pack)」と呼ばれるネットワークを最適化する機能が有効化されている。この「SNPが有効化」されている設定のままPCを動作させると、ネットワーク処理が不安定になったり、ネットワーク処理とは関係ないアプリケーションの処理に影響を与えたりする可能性があるからだ。 SNPとは、通常はPC上のプロセッサが行っているネットワーク処理を、PC内部のNIC(ネットワークインタフェースカード)に担当させるなどしてプロセッサの負荷を下げる機能だ。 ハードにネットワーク処理を分担させるSNP SNPは三つの機能からなる。「SNPが有効」とは三つのうち、少なくとも一つが有効化していることを指す。 (1)TCP Chimney Offload TCPのネットワーク制御をプロセッサからNICにオフ
日経NETWORKは2010年4月12日から5月14日までの約1カ月間で、企業ネットの担当者を対象に「ネットワークの実態調査 2010」を実施した。Webサイトから回答できるアンケートで、日経NETWORKのホームページやITproのメールマガジンなどで告知を行い、2115人から回答を得た。ご回答いただいた方々には、お礼を申しあげる。 この調査は、「ネットワーク管理者の正しい相場観」で紹介したように、企業ネットの“相場”を知るために実施した。日経NETWORK 7月号では、調査結果に基づく特集記事を掲載する。記事では、DNSサービスやIPアドレスの管理方法の採用率、ウイルス対策の導入状況、拠点間を結ぶWANサービスの選択と障害時に備える冗長化方法の利用率を取り上げている。 ここでは、誌面の都合で取り上げられなかった、企業ネットのトラブルとネットワーク機器の更新頻度、保守契約の有無の関連性に
スマートフォンが売れている。MM総研の調べによれば、2009年度通期の国内スマートフォン出荷台数は234万台で前年度の110万台の2倍以上となったという。うち、米Appleの「iPhone」は169万台で72.2%を占める。2010年4月1日に発売されたソニー・モバイル・コミュニケーションズの「Xperia」も売れに売れている。出荷台数こそ明らかになっていないものの、あっという間に店頭在庫がなくなるほどの売れ行きを見せた。 テレビの情報番組や雑誌でもスマートフォンが取り上げられる機会が急増し、電車の中などでもごく普通にスマートフォンを操作する人を見かけるようになった。一種のブームのような様相を呈し始めたとも言える。 筆者も、「Android Application Award 2010 Spring」の事務局にかかわるようになり、個人的にもスマートフォンを購入するなど、スマートフォンを毎日
Windows XPやVitaの標準ツールである「リモート・デスクトップ」を使用すると,ネットワークに接続しているコンピュータをリモートからコントロールすることができる。そのため,サーバーの管理などでリモート・デスクトップを常用しているネットワーク管理者も多いことだろう。 1つのウィンドウから複数のリモート管理が可能に ただし,リモート・デスクトップで複数のコンピュータに接続するためには,複数のリモート・デスクトップを起動させ,それぞれ個別に接続する必要がある。ネットワーク上の数台のコンピュータをまとめて管理しているような場合には,画面上に複数のリモート・デスクトップ画面が表示され,狭い画面上では効率的に管理することが難しくなる。 このような場合には,今回紹介する「RD Tabs」を使用するとよい。RD Tabsは,リモート・デスクトップ機能を利用して複数のコンピュータに接続し,1つのウィ
通常,Windowsのシステムでバックアップの対象とするのは,作成したドキュメントやメールなどのデータであることが多い。これらのデータをバックアップする手段はいろいろあり,多数のツールが市販製品やフリーソフト/シェアウエアを問わず公開・販売されている。一方,Windowsのシステムそのものをバックアップする製品は,「NTBACKUP」をはじめとするWindows標準のツール以外はあまり見かけず,しかもかなり高額なものが多い。 Windowsには,動作中のプログラムが常に存在する。このため,システムをバックアップするには,いろいろと難しい問題が発生する。中でも現在稼働中のシステムをそのままバックアップすることは,バックアップ・アプリケーション側からするとけっこう面倒な作業となる。 主流になりつつあるイメージ・バックアップが可能 こうした状況を踏まえ,近年ではWindowsシステムの有力なバッ
1. 8万のカード情報を含む65万人の個人情報が漏洩し,セキュリティをいちから見直した 2. 漏洩が判明した直後は延べ20人が3日間,夜を徹して作業に当たった 3. カード情報の管理を第三者に任せ,WAFを導入するなど安全性を高めた 「えらいことになってしまった。覚悟せなあかんな」。 2008年7月10日の深夜のこと。アウトドア用品や釣り具の販売で年間40億円を売り上げるECサイト「ナチュラム」を運営するミネルヴァ・ホールディングス(当時の社名はナチュラム,8月1日に持ち株会社として改称)の中島成浩氏(代表取締役会長兼社長CEO)は,創業以来の危機に直面していた。ナチュラムのサイトから,クレジットカード情報を含む個人情報がほぼ確実に漏洩していたことが判明したのだ。大阪市中央区の本社会議室に集まったメンバーは皆青ざめていた。 まず取り組んだのは被害の拡大を防ぐこと(図1)。丸3日間で一気に対
秋田県大館市は2008年12月,市庁舎にIP電話を導入したことを公開した。同市は2005年6月に1市2町が合併して現在の大館市となった。以前の市と町の庁舎を有効活用するため分庁舎制をとっていたが,8庁舎9事務所間の連絡を公衆回線で行っていたため「多大な電話料金が生じていた」(大館市)。2006年,本庁舎の構内交換機を交換する時期に合わせ更新を検討した。電話料金の削減を狙いIP電話を検討したが,ベンダーからの見積もりは約2億円。電話料金の削減をあきらめて従来と同じアナログ交換機を更新する場合でも約2000万円との見積もりだった。 このとき,自前でのIP電話導入を提案した職員がいた。前述の中村芳樹氏である。中村氏は同市商工課の職員。電話網を担当する総務課ではなかったが,趣味で中学生のころからパソコンを使っており,独学でプログラミングも学んでいた。市でIP電話の導入を検討していることを耳にした中
地震発生から24時間以内に、東京23区のうち11区で「紙」が尽きる――。政府が設けた中央防災会議の首都直下地震避難対策等専門調査会(座長:首都大学東京の中林一樹教授)が10月27日に公表したシミュレーションの結果によると、深刻なトイレ不足に加えてトイレットペーパー不足も問題になることが明らかになった。 同専門調査会は、首都直下地震が発生したときに東京23区でトイレの需給バランスがどうなるのかを初めて試算した。阪神・淡路大震災などで被災者が最も困ったのは、食料や衣服の不足ではなく、トイレの不足だったからだ。 シミュレーションの結果、以下のようなことがわかった。例えば、都心の千代田区では地震発生から2時間後、トイレに4時間半待ちの長蛇の列ができる。 世田谷区内を通る幹線道路の国道246号沿いでは、都心などから徒歩で帰宅する人が避難所のトイレや公衆トイレに殺到。沿道でトイレが不足する状態が地震発
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2008年9月9日からIP電話に対する不正接続が多発していることがわかった。不正接続があると,無言電話のような症状が発生する。ヤマハのIP電話対応ルーターを使っているユーザーが,メーリング・リストに無言電話がかかってくる現象を報告した。 同じユーザーの投稿によると,ブルガリアとマレーシアの2カ所からIP電話端末(SIP端末)に対して無差別にSIPのパケットを送信し,不正接続を試みているようだとしている。インターネット上からの攻撃なので,攻撃の対象となるのは「050番号」を利用するIP電話端末になる。 ヤマハによると,無言電話のトラブルを把握したのは9日の12時ごろだという。同日の夕方には,同社はWebページにある製品のFAQに対処法を掲載し,社員による広報用のブログにも同様の内容を掲載した。そこで示した具体的な対処法は,電話ユーザー名として正しい着信番号(SIPサーバー・コマンドのsipア
栃木県足利市松田町の松田川ダムで2008年7月28日、高圧洗浄機を使ってダムの堤体にアートを描くプロジェクト「松田川ダム エコ・アート」(主催:ケルヒャージャパン、報知新聞社)の完成内覧会が開かれた。栃木県花「ヤシオツツジ」などをモチーフにした作品(タイトル「hanazakari ~花ざかり」)で、隣接のキャンプ場から全景を眺めることが可能だ。5年間は楽しめるという。
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