5月4日の昼頃から5月7日の朝にかけて、京都大学学術情報レポジトリ『紅』が過負荷となり、全サービスが「Temporarily Unavailable」となる事件が発生した。原因は公表されていないが、安岡孝一・安岡素子の論文『On the Prehistory of QWERTY』が、SmithsonianのDesign Decodedで紹介され、その紹介がTested、The Atlantic、Gizmodoと拡がったため、同論文へのアクセス数が一時的に急上昇し、結果的にDDos攻撃となってしまった可能性が指摘されている。なお、同論文はePUB版、PDF版、DjVu版、および紙媒体が提供されているが、DDos攻撃に遭ったのは『紅』に置かれているPDF版だけで、別のサーバーにあるePUB版とDjVu版や、図書館にある紙媒体は無事だった。この件に関し、同論文の著者の一人は「どうしてiPadでア