3月の豊島ゼミはお天気にめぐまれ、無事に開講することができました。 海風は冷たかったものの、ミモザが咲いて春の景色です。 ミモザ。 産廃現場へ続く未舗装の途中に、山吹色の花が咲いています。 その先には、記念植樹のオリーブ畑。 人の手がはいった一角と、反対側の荒れた土地は対称的です。 豊島事件を語り継ぐ砂川三男さん(85)は、この場面を 次のように話します。 「安藤忠雄先生、建築家のあの人が豊島へ協力してくれまして、 中坊弁護士と一緒に瀬戸内海の島へ100万本のオリーブを植えようというので “オリーブ基金”というのを創設してくれました。 それに、ユニクロの柳井社長が協力してくれまして、 ユニクロの店頭には“瀬戸内オリーブ基金”箱というものがあります。 それで2億8千万ほど金を寄せてくれまして、今緑化しております。」 豊島の春を、ぜひ体感してください。 そして、産業廃棄物の処理がどこまで進んで