ブックマーク / blog.goo.ne.jp/mhrgh2005 (24)

  • 民主党の再生 - 細野豪志ブログ

    戦いは終わった。マニフェストが実現できなかったこと、大量の離党者を出したことが直接の敗因だが、それだけであれば、ここまでの敗北にはならなかった。 私は、街頭演説の中で、民主党は「強い社会」を目指している(詳しくは、この前のエントリー参照)と訴えた。多くの方々が耳を傾けて下さったが、国民には民主党の目指すものが見えにくくなっていたように思う。 選挙で中断された綱領の改定作業を再開しなければならない。我々自身が立ち位置を確立をしない限り、民主党の再生はない。 昨晩は開票センターでの対応に追われたため、今朝になって自分自身の獲得票を確認することができた。156887票。2009年の政権交代選挙の得票率59%と同じ割合の有権者が、この選挙で私に投票して下さったことになる。 思い起こせば、昨年の3.11から、ほとんど地元に帰ることができていない。選挙期間中、選挙区に入れたのは半日。しかも、この逆風下

    民主党の再生 - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/12/18
    我々自身が立ち位置を確立をしない限り、民主党の再生はない、と。
  • 民主党第三世代 - 細野豪志ブログ

    2005年の郵政選挙。2009年の政権交代選挙。いずれも、多数の新人が当選し、政界は様変わりしました。新たなチャレンジャーが登場することは良いことです。問題は、チャンレンジャーの質です。 新人が多数誕生した一方で、多くの有望な若手が国会での議席を失いました。一人の政治家が生まれ育ち、国民のために貢献できるようになるには、一定の時間がかかります。多くの政治家と接する中で、継続して仕事を与えられることの重要性を痛感してきました。やはり、残すべき人間は残さねばなりません。 民主党の現状は厳しい。しかし、民主党の掲げた「共に生きる社会」をつくるという理念は間違っていません。「強い国家」ができても、社会がボロボロになり、そこで生きる人々が幸せにならなければ、意味がありません。社会を強くすることこそ、国を強くすることです。民主党は、踏ん張らなければなりません。 大切なのは人材です。掲げた5綱は、まだ、

    民主党第三世代 - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/12/01
    新たなチャレンジャーが登場することは良いこと。問題は、チャンレンジャーの質。
  • 富岡町の仮設住宅で  - 細野豪志ブログ

    原発事故から一年半が経過し、福島の苦しみは今も続いています。昨日は、いわき市にある富岡町の仮設住宅を訪れました。狭い仮設住宅の中で、肩を寄せ合って生活する方々の声は切実でした。政府の責任者の一人として、当に申し訳なく思います。 狭い仮設での生活は限界が来ています。「仮の町」の建設が急がれます。これは、政府全体で取り組むべき課題です。 健康不安を訴える方が数多くおられました。包括的な健康管理ができる体制をつくるだけでなく、健康相談を気軽に行える環境を整えなければなりません。除染よりも賠償を優先してほしいという人が圧倒的多数でした。やはり、賠償は最優先課題です。最後に声をかけて下さった85歳のおばあさんの「家で死にたい」という声に、応える言葉が見つかりませんでした。やはり、除染も国家の責任です。 苦しい環境にありながら、そして、我々の対応が至らないにも関わらず、「大臣がんばれ!」と送り出して

    富岡町の仮設住宅で  - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/09/10
    福島のことを蔑ろにすることは許されないという思いが、出馬を踏みとどまった最大の理由です――。
  • 省エネルギー・再生可能エネルギーの可能性 - 細野豪志ブログ

    仙台、福島に続き、今日は高松での意見聴取会に出席してきました。 いずれの会場でも、発表者の方々の発言は聞きごたえがありました。今日の高松での聴取会では、各シナリオの発言者に会場から拍手が出ました。議論がかみ合った感がありました。 どの会場でも、注目が集まるのは原子力の割合です。この判断は、当に難しい。 私としては、もう一つ注目してもらいたいのが省エネルギーと再生エネルギーです。いずれのシナリオでも、2030年時点で、省エネは2割、再エネは3割前後という高い水準を目指します。問題は、これをプラスとみるかマイナスとみるかです。私は、断固としてプラスとみます。 短期的には、夏の省エネは苦しいですが、家庭の省エネは、生活を見つめ直す機会になります。ただ、熱中症には、気を付けなければなりません。産業界にも、当面は厳しい省エネに取り組んでもらわねばなりません。そこを乗り切ってエネルギー効率を高めるこ

    省エネルギー・再生可能エネルギーの可能性 - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/08/05
    国家的に進めるべき再エネは地熱です、と。
  • がれき広域処理 一歩、前進。しかし、まだ道険し - 細野豪志ブログ

    被災地のがれき処理は15.5%まで来ました。ここまで来たのは、被災地のがんばり、広域処理に応じてくれた自治体・住民、再生利用に力を貸してくれた皆さんのおかげです。 しかし、道はまだまだ険しそうです。昨日、北九州市で逮捕者が出たことは、当に残念です。私は、対立ではなく、対話の中で、問題を解決したいと思っていました。北九州市は、試験焼却後、情報を公開して説明会を開く予定でした。未だに、政府が不信感を持たれていることを重く受け止めて、改善をはかっていかねばなりません。 島田市では、コンクリートが混入していたとのことで、焼却が中断しました。木くずのみを持ってくることになっていたので、ミスではあるのですが、被災地がガレキの分別に大変な苦労をしていることを知っているだけに、ミスを責める気持ちにはなりません。ご迷惑をかけた島田市の皆さんには、原因究明の上、説明に努めて、理解を得るしかありません。環境省

    がれき広域処理 一歩、前進。しかし、まだ道険し - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/05/24
    環境省は、被災地とガレキを受け入れてくれた自治体に寄り添って、様々な困難を先頭に立って乗り越えねば。
  • NPO法人吉里吉里国 - 細野豪志ブログ

    「50年前に、孫の代のことを思って植えた人で、津波で亡くなった人もいる。立派に育った木を無駄にすることはできない」 大槌町のNPO吉里吉里国で、久しぶりに、芳賀正彦理事長に会ってきました。我々が集めた木の枝は、工芸品や芳香剤に使えるとのこと。 孫の代には、昔の海を取り戻す。芳賀さんの言葉には、魂が入っています。 人力と馬で森を再生する。芳賀さん達の活動を見ていると、ゆっくりではあるけれど、着実に、吉里吉里は復興への道を歩んでいると感じます。 帰り間際、霧が晴れて、海岸沿いのガレキの山が目に入りました。芳賀さんの表情が曇り、「被災してから2週間は生きるのに精一杯。1ヶ月は行方不明者の捜索で精一杯。その後、ガレキがあることに気がついた。今の方が、ガレキが気になる」 被災地では、今もガレキとの格闘が続いています。 午前中、ガレキが埋められた丘の上に木を植えるプロジェクトが行われました。量は限られ

    NPO法人吉里吉里国 - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/05/01
    傍観者でいるのではなく、被災地と向き合うことで、私たちは何かを得ることができるはず。
  • 地熱発電の可能性 - 細野豪志ブログ

    ガレキの要請活動の合間をぬって、国内最大の地熱発電である八丁原発電所に行ってきました。 地熱には関心があったのですが、これまでスケジュールが合わず、昨日、ようやくたどり着くことができました。 現地に行って、「これは行ける」と確信を持ちました。 一号機は運転開始から35年。減価償却はとっくに終わっています。原料である温水熱はコストゼロ。遠隔操作で人件費は抑えられています。定期検査は二年に20日程度ですので、稼働率は95%超。要するに、ランニングコストが限りなく低い。35年間、死傷者が発生する事故がないという安全性も魅力です。 地熱は多くの場合、国立公園内にあるため(八丁原発電所も阿蘇くじゅう国立公園の中です)、地熱発電の普及は、環境省の判断によるところが大きくなっています。気候変動を考えると、生物多様性と景観に配慮をしながら、わが国は、地熱発電に腰を入れて取り組むべきです。環境省は、国立公

    地熱発電の可能性 - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/03/28
    わが国の地熱の潜在力は世界3位。企業の技術力もトップクラス。磐梯朝日国立公園を始めとした被災地にも有望な場所が。
  • みんなの力でがれき処理 - 細野豪志ブログ

    プロジェクトがようやく動き出しました。 今朝は、群馬県中之条町を訪れ住民説明会。折田町長の呼びかけで、200名以上の住民の方々にお集まり頂き、私の話に熱心に耳を傾けて頂きました。午後は、地元静岡で、街頭から理解を求めました。川勝静岡県知事、桜井島田市長といういつもの顔ぶれに加えて、今日は公明党の大口衆議院議員にも、一緒に街頭に立って頂きました。党派を超えて、一緒に活動して頂けることは、当にありがたいことです。 「頑張ってますね!」 多くの方から声をかけられました。やはり、地元は温かい。こんなに多くの方々と握手をしたのは、久しぶりです。ただ、私がいくら頑張ったところで、被災地のガレキがなくならなければ、何の意味もありません。欲しいのは「結果」なのです。 明日は、朝一で村井宮城県知事とがれき処理について協議。午後は、川崎市で街頭から訴えかけます。黒岩神奈川県知事、阿部川崎市長、そして、党派を

    みんなの力でがれき処理 - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/03/18
    「対立」ではなく、「対話」から、生まれてくるものがあるはず。
  • がれき広域処理の必要性 政治家の役割 - 細野豪志ブログ

    震災一年を前に、震災ガレキの広域処理があちこちで取り上げられるようになってきました。ここまで処理が進んでいない状況を被災者の皆さまにお詫びしなければなりません。昨年9月の環境大臣就任以降、ガレキと格闘し、広域処理の必要性を訴えてきた私としては、多くの人が考えてくれるようになったこと自体を前進の兆しと捉えたいと思います。 読売新聞の世論調査によると、国民の75%が「政府が人体に影響がないとする範囲内の放射線量であれば引き受けるべきだ」と回答しています。逆に、共同通信は市町村のアンケートを行い、回答した市区町村の33%が「現時点では困難」、53%が「まったく考えていない」とし、全体の86%が難色を示したということです。 政治家にとって、一番辛いのは災害対応です。今、最も厳しい立場でガレキの処理に取り組んでいるのは、被災地の首長の皆さんです。いち早く受け入れを表明された石原都知事の決断力は、

    がれき広域処理の必要性 政治家の役割 - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/03/05
    日本人の中でも、ダメになったのは、国民ではなくて、我々、政治家なのかも知れません、と。
  • 復活の薪 NPO法人吉里吉里国 - 細野豪志ブログ

    久々に、ハンマーで殴られたような衝撃を受けました。 がれきから生み出された「復活の薪」。 岩手県大槌町は、津波で町長が亡くなるなど、壊滅的な打撃を受けました。発生したがれきは、118年分。暖を取るために活用された薪は、その後、全国に販売され復興のシンボルとなりました。設立されたNPO法人吉里吉里国は森に入り、間伐材から「復活の薪」を創り続けています。 どん底から立ち上がった芳賀正彦さんの言葉は、一つ一つ、腹に響きました。 「私たちは、助けられるのではなく、助けることができる。吉里吉里に来て、一緒に汗を流しましょう」。がれきを処理してあげるという感覚では、何も動かない。16日に大槌町のがれきを試験焼却する島田市は、処理費を被災地に請求しないそうです。鎮魂の念とともにがれきを処理することで、被災地との絆を強める。そこから、何かが生まれてくるはずです。 「私は、死ぬまで山でがんばる。細野さんも、

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/02/14
    鎮魂の念とともにがれきを処理することで、被災地との絆を強める。そこから、何かが生まれてくるはず。
  • 広域処理に賛成を ガレキの山を前に心から願う - 細野豪志ブログ

    ガレキの山は、我々の無力さの象徴です。被災地の中でも、最も大量の災害廃棄物が発生した石巻市に行ってきました。これまで幾つかの町でガレキの山を見てきましたが、石巻のそれは、想像をはるかに越えるものでした。 ガレキの中に埋もれた小さな三輪車に目が止まりました。ふと頭に浮かんだのは、この三輪車に乗っていた子供は助かったんだろうかということです。口に出すのは憚られ、きっと、親と一緒に津波を逃れて元気にしているはずだと、思い直しました。 山と積まれたガレキですが、その一つ一つは被災者の生活の跡です。タンス、まな板、洗濯かご…。 「その姿を見ると、復興への力がわいてこない」という被災者の言葉を何度か耳にして来ました。 このガレキの広域処理が進みません。来は、日中で鎮魂の祈りと共に処理されるべきものが、拒絶される現実は、あまりにも悲しい。 放射能への懸念を持つ人がいるのは、原発事故を起こした我々の責

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/01/30
    広域処理に「賛成」の声を。
  • 福島復興再生会議 ~苦い澱のようなもの~ - 細野豪志ブログ

    3回目の福島復興再生会議がありました。 「最も厳しい立場の福島の方々に、中間貯蔵施設をお願いするのは、当に申し訳ありません。ただ、除染をすすめるために、何とか受け入れていただきたい」 何度となく福島の方々を前に、私が申し上げてきたことですが、この話をする度に、苦い澱のようなものを感じています。 「細野さんが福島で謝っている姿をよく見ますが、どういう立場でお詫びをしているんですか?」先日、ある記者から受けた質問です。実は、私自身、このことを3.11以降、何度も自問自答してきました。 「大臣として国家を背負ってお詫びしている」というのが私の答えです。 私のような若造が「国家を背負う」などというと、生意気に聞こえると思いますが、現実として受け入れるには、あまりに過酷な事態を前にしたとき、私の個人的なお詫びの言葉など、何の意味も持たないことは明らかです。福島の皆さんを前にしたとき、政権が自民党

    福島復興再生会議 ~苦い澱のようなもの~ - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/01/09
    「国策として進められてきた原発政策の結果として、福島の方々がこれほどの苦しみを受けている以上、問われるのは、ただ一点、国家としての責任です」。
  • 使命 - 細野豪志ブログ

    昨年は東日大震災の発生、台風による風水害により、多くの皆さまの生活が一変した一年となりました。政治家として、年は東日大震災からの復旧復興と原子力事故の克服が最大の課題です。 国会に送っていただいた12年前から、私は、政治家としてなすべきことは何か、自問自答してきました。311以降、その迷いはなくなりました。阪神大震災のボランティアをきっかけとして政治家を志した私の使命が、ここにあります。 私が閣僚を務める環境省では、大量の災害廃棄物の処理、除染、原子力安全規制に加え、放射線医療も担当することになりました。幸い、能力と意欲を兼ね備えた素晴らしいスタッフに恵まれています。今後も、様々な困難に直面することが予想されますが、自らの気を振るい立たせて職責を全うする覚悟です。 自民党時代から、5人の総理が一年ごとに交代してきました。このままでは、日政治は、ますます劣化し、国民が不幸になります

    使命 - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/01/02
    災害からの復旧に加えて、エネルギーのベストミックス、地球温暖化対策、電力事業改革など、歴史的な大仕事に挑みたい、と。
  • 福島の復興 - 細野豪志ブログ

    ステップ2の終了、中長期ロードマップ、区域の見直し、低線量被爆WG、被災地のがれきの処理など、重いテーマが年末に集中しています。いずれも、被災者の皆さんのことを考えると、熟慮に熟慮を重ねた判断が求められます。 気を抜くことが出来ない日々の中で、やはり、被災者の皆さんに申し訳ないという気持ちが先に立ちます。その一方で、311以来、わが国の最大の問題であった原発事故が一つの節目を迎えているからこそ、こうした決断が求められているのだと考えています。その意味では、すでに、前に進むべき時期が来ていると思うのです。 加害者たる国の閣僚である私が、こんなことを言うと反発される方がおられるかも知れませんが、福島県も、再生に向けて動き出すべき時期が来ていると考えています。 第一に、放射線医療や除染においては、福島は世界の先進的な研究拠点になり得ます。ガンの死亡率を全国一低い水準まで下げる健康長寿の県にするこ

    福島の復興 - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/12/24
    来年は、福島の再生にかける思いを実現する年に。
  • COP17に出席します - 細野豪志ブログ

    これから、COP17の会議で南アフリカに発ちます。国会最終盤に海外に出ることを認めて下さった国会関係者の皆さんに、心より感謝申し上げます。アフリカ大陸は、当に久々です。 気候変動への対応は、地球規模で取り組むべき緊急の課題です。今年もダーバンには、この会議のために、何万人もの人々が集まっています。今週から、クライマックスである閣僚級のセッションが始まります。 私の演説の中では、わが国が国難に直面している中でも、気候変動問題に取り組む意欲を持ち続けていることを率直に伝えようと思っています。原発事故対応の責任者だからこそ、伝えられることがあるはずです。今夏の15%を超える節電の努力、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の導入についても言及します。 わが国は、先進国と途上国が連携した包括的な国際枠組みの構築を目指します。ダーバンで、その道筋をつけたいと考えています。毎回、最終局面では徹夜の交渉

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/12/05
    わが国は、先進国と途上国が連携した包括的な国際枠組みの構築を目指します。
  • 中間貯蔵施設ロードマップ 30年という歳月 - 細野豪志ブログ

    昨日、中間貯蔵施設のロードマップを福島で説明してきました。設定した30年以内という貯蔵期間は、たしかに長いものですが、気候によって移動する放射性汚染物質の除染の継続と、最終処分の技術開発を考えると、どうしても、一定の時間が必要になってきます。 原発事故で大きなダメージを受けている福島県民の皆さんに、放射性廃棄物の貯蔵をお願いするのは、当に申し訳ないことです。ただし、除染を進め、放射性廃棄物を安全に保管するためには、どうしても、中間貯蔵施設の県内設置をお願いしなければなりませんでした。 県外で最終処分という方針には、全国から厳しいご意見が寄せられています。筆舌に尽くしがたい苦難に直面している福島は、首都圏の電力の安定供給に40年の長きにわたって協力してきました。放射性物質を拡散させることはできません。放射性廃棄物の減容や放射性物質の取り出しなどの技術開発を行い、安全な最終処分方法を確立しな

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/10/31
    「野田内閣の中の最年少の40歳の私が、30年後を見届けなければならない」。
  • 遮水壁着工へ 便りがないのは良い知らせ - 細野豪志ブログ

    遮水壁の着工が28日に決まりました。汚染水の海への流出は、厳しい批判を受けてきました。その後、止水工事を重ねて流出は止ましたが、各方面から懸念が表明されてきました。遮水壁の設置を決めた後も、着工が遅いという厳しい批判を受けてきました。 かつては、馬渕補佐官が東電との激しい議論を重ねて、設置を決定。私が引き継いだ後も、無理を言って、何度も前倒しを重ね、今日の発表に漕ぎ着けました。 ここまでの報道の激しさを考えると、着工も大きく報道されてよさそうな気もするのですが、おそらく、そうはなりません。順調に進捗しているという情報は、報道の価値がないということのようです。「便りがないのは良い知らせ」とは、よく言ったものです。 これだけの事故を起こした以上、我々が誉めてもらう必要はありません。ただし!現場の努力は、是非とも皆さんに知ってもらいたいと思います。オンサイトの発信は久々ですが、「これは!」と感じ

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    SasakiTakahiro 2011/10/27
    遮水壁の着工が28日に決まりました。
  • モニタリングと除染 MOJO - 細野豪志ブログ

    MOJOというフェイスブックが立ち上がりました。国民の最大の関心事となっているモニタリングと除染について、情報を発信するページです。 運営は民間の有志にお任せしていますが、このページを通じて、原発担当大臣として最大限の情報発信に努めていきたいと思っています。 最初の情報発信は、佐々木俊尚さんによるインタビューでした。政府のやっていることにストレートに疑問をぶつけられましたので、応答に窮する場面もありましたが、私なりに率直に応えたつもりです。 モニタリングと除染には、政府をあげて取り組みますが、おそらく、今後も放射性物質の扱いを巡っては、判断に迷うことがあると思います。一回目のインタビューを終えて、悩みも含めて、率直にコミュニケーションすることが、これからは大切なのかも知れないと感じました。 追記 MOJOは、民間の有志が中立的な立場で取材し、モニタリングと除染の現状について、ありのままに伝

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/10/21
    モニタリングと除染の現状について、ありのままに伝えようとする民間のプロジェクト。
  • 除染なくして、福島の復興なし - 細野豪志ブログ

    「福島の復興なくして、日の再生なし」野田総理の言葉です。私は総理の言葉の前に、「除染なくして、福島の復興なし」を加えたいと思います。福島の皆さんの最大の関心も、今や「除染」になっています。 この週末も、新たな動きがありました。金曜日には、IAEAの除染ミッションからの提案を受け取りました。今日は、福島市で除染の国際シンポジウムが開催され、主催者として挨拶をしてきました。国際社会が強い関心を寄せてくれていることは、心強い限りです。 月末には、仮置き場、中間貯蔵施設に関するロードマップをだすことにしています。重い重い話ですが、除染を進めるためには、避けることのできない課題です。もちろん、事故の収束と除染の責任者である私が逃げることはできません。ここは、熟慮と対話を重ねて、何とか道筋をつけたいと思っています。

    除染なくして、福島の復興なし - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/10/17
    月末には、仮置き場、中間貯蔵施設に関するロードマップをだす。
  • 佐藤雄平知事 言葉の重み - 細野豪志ブログ

    福島県の佐藤雄平知事とお会いしてきました。このところ、除染や中間貯蔵を巡って、コミュニケーションの失敗が続いていましたので、厳しい言葉があるのを覚悟していました。 ところが、佐藤知事は、我々に対して実に穏やかに、至極もっともな要請をされました。佐藤知事と福島県民の塗炭の苦しみを思うと、その言葉の重みを感じずにはいられません。 私から、除染は国の責任でやることを約束してきました。ここで除染を怠って福島の人たちを見捨てるようでは、日は先進国と言えません。 当面の最大の課題は、第二ステップの終了と除染。前進あるのみです!

    佐藤雄平知事 言葉の重み - 細野豪志ブログ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/10/03
    「除染は国の責任でやる」。