富士フイルムイメージングシステムズは4月6日、白黒写真用フィルムと印画紙の販売を終了すると発表した。「生産効率の向上や経費削減などのコスト吸収を行ってきたが、需要の継続的な減少により安定的な供給が困難となったため」という。 1934年(昭和9年)に白黒フィルムのメーカーとして設立された同社だが、時代の波に逆らえず、撤退する。 黒白フィルムは2018年10月、黒白印画紙は18年10月~20年3月に全種類の出荷を終了する予定。具体的には、前者が「ネオパン 100 ACROS 36枚撮 単品」など3商品、後者が「フジブロWP FM2号」など4商品。