ミキサーの操作でまず行うことは、レベルを合わせるということです。 なぜ大事かというと、ミキサーに入ってくる信号はさまざまな大きさがあり そのレベルをそろえておかないと、後で操作が難しくなります。 また、一定のレベルに合わせることで、そのミキサーの一番調子がいい 状態にするという意味もあります。 (電気回路というのは、信号が大きすぎても、小さすぎても性能が落ちてしまうのです) ここでは、ミキサーのレベル設定の一連の流れを追っていこうと思います。 dB(デシベル)とは ミキサーを初めて使われる方で疑問に思うのはなぜフェーダーは左のような形のなるのか?というのが多いのですが、これはフェーダーがデシベル表示であるのでこういう表示になるのです。 人間の聴覚は音の信号の大きさが100倍ほどになっても感覚的には10倍ほどにしか感じません。たとえば、100wのアンプとスピーカーををならして音が小さいか