独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPA)は20日、“JIS X 0213:2004”(以下、“JIS2004”)をサポートし、商用・非商用に限らず無償で利用できる日本語フォント「IPAフォント」の最新版となるv003.01を公開した。最新版の主な変更点は、ライセンスとして新たに策定された“IPAフォントライセンス”v1.0を採用し、改変や再配布が可能になったこと。 同ライセンスには、「IPAフォント」から派生したフォントが乱立して文字への信頼性が低下することを防ぐため、派生フォントをダウンロードしたユーザーが派生フォントをオリジナルの「IPAフォント」へ戻せる方法を提供しなければならない、といった制限が設けてある。しかし、“JIS2004”に対応した「IPAフォント」を改変し、新たなフォントを作成できるメリットは大きいだろう。 そのほか最新版では、ファイル形式がこれまでのTTF形式か
(株)ジャストシステムは7日、同社製ワープロ製品“一太郎”シリーズおよび無償配布の文書ビューワーソフト“一太郎ビューア”シリーズの脆弱性について公表し、同時に製品の脆弱性を修正するアップデーターおよび脆弱性を修正済みの「一太郎ビューア2009」v19.0.2.0を公開した。いずれも現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。 脆弱性の影響を受けるのは、「一太郎13」から「一太郎2009」までの全バージョンおよび「一太郎文藝」「一太郎ガバメント2009」といった派生製品。また、「一太郎ビューア2009」v19.0.1.0以前と、旧シリーズの「一太郎ビューア」全バージョンも脆弱性の対象となる。 脆弱性は文書情報の処理部分に存在し、悪用目的で特別な細工が施された文書を開くと、任意のコードが実行されるおそれがある。ローカルのファイルを開いた場合だけでなく、Webページ上のファイルをプラグインで
ルクセンブルグのSkype Technologies S.A.は24日(現地時間)、P2P技術を利用した音声チャットソフト「Skype」のWindows Mobile版「Skype for Windows Mobile」の次期バージョンとなるv3.0のベータ版を公開した。 今回の主な変更点は、「Skype」ユーザー間でのファイル転送に対応したこと。「Skype」がインストールされたPCや、本ベータ版がインストールされた携帯端末との間で、簡単にファイルのやり取りが可能だ。 ファイルの送信はチャットウィンドウから行う仕組みで、ファイルを送信したい相手との間にチャットウィンドウを開いたのち、[メニュー]-[ファイルを送信]を選択する。逆に外部からファイルを受信する場合は、[開始]タブ上の“イベント”欄に“新規ファイル1個送信”といった通知が現れるので、それをタップしよう。また、ファイル受信時だけ
米Adobe Systemsは10日(現地時間)、PDFビューワー「Adobe Reader」の最新版v9.1を公開した。本バージョンの主な変更点は、2月19日に同社が公表した本ソフトの脆弱性を修正したこと。すでに本脆弱性を悪用した攻撃も確認されているとのことで、同社は最新版への更新を呼びかけている。 デンマークのセキュリティベンダーSecuniaによると、本脆弱性の内容はPDF文書に含まれるJBIG2画像の処理に問題があり、メモリの内容が破壊されたり、任意のコードが実行されるおそれがあるというもので、脆弱性の危険度は5段階中最高の“Extremely critical”と位置付けられている。本脆弱性を悪用されると、アプリケーションが強制終了させられたり、最悪の場合攻撃者にシステムを乗っ取られてしまう可能性がある。 本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vis
S.M.A.R.T.に対応したHDD/SSDの動作状況や健康状態をチェックできる「CrystalDiskInfo」の最新版v2.1.0が、10日に公開された。本バージョンの主な変更点は、HDDの回転数を取得可能になったこと。本機能は、PCとHDD間の接続方式を定めた規格“ATA”の最新版“ATA8-ACS”のコマンドを利用しており、本規格をサポートするHDDでのみ利用可能。 また、“対応機能”の表示方法が変更された。これまでは対応する機能だけが列挙されていたが、未対応の機能もグレーの文字で表示するようになり、利用しているHDDが対応していない機能を一目で把握できるようになっている。そのほか、Windows 2000/XP Home Editionでもイベントログ機能が利用可能になるなどの機能改善が施されている。 本ソフトは、Windows NT4.0/2000およびWindows XP/S
米Google Inc.は2日(現地時間)、3D地図ソフト「Google Earth」v5.0のベータ版を公開した。最新版の主な変更点は、海中の写真や動画といったコンテンツを表示できる“海”レイヤーや海面を表示する機能が追加されたほか、標準で地球の代わりに火星の地形を表示できるようになったこと。 “海”レイヤーでは、海中の写真や動画、海底の地形につけられた名前を表示できるほか、海の環境に関する情報やNational Geographic Ventures, Inc.の提供する海の環境に関する日本語のクイズなども表示可能。また、サーフィンやダイビングといったマリンスポーツのスポットや、難破船の位置を表示することもできる。 また、海面を表示する機能を有効にすると、海へズームインした際に波打つ海面が表示されるようになる。さらに、海へズームインし続けると海中に潜ることが可能で、海中では遠景が海水で
米Google Inc.は30日(現地時間)、「Firefox」向け「Google ツールバー」v5の最新ベータ版を公開した。これでv5のベータ版公開は、昨年9月の公開に続き2度目となる。「Firefox」v2以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。 本バージョンの主な変更点は、新規タブを開いた際に閲覧回数の多いWebページのリンクをサムネイルで表示できるようになったこと。これは同社製Webブラウザー「Google Chrome」にも搭載されている機能で、サムネイルのほか“最近登録したブックマーク”や“最近閉じたタブ”のリストなども備えているので、よく利用するWebサイトを手軽にすばやく開くことができる。 「Google Chrome」の新規タブと異なる点は、任意のサムネイルを削除できること。サムネイルの削除は画面左下の“サムネイルを編集”リンクから行え
「UltraVNC」は、Windows向けに最適化された「VNC」互換のPCリモート操作ソフト。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vistaに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。 本ソフトは、ネットワーク経由でほかのPCのデスクトップ画面を表示して、操作を可能にするソフト。プラットフォーム非依存のリモート操作ソフト「VNC」および「VNC」から派生したソフトと互換性があり、ほかのVNC派生ソフトと組み合わせて利用することが可能。 さらに、Windows専用の追加機能を備えているのが特長。たとえば、リモートPCへのログインにWindowsのユーザー認証を利用でき、その際サーバー側ではWindowsのユーザーごとに閲覧・操作などの権限を設定することも可能。また、別途用意された専用のドライバー“Mirr
米Microsoft Corporationは17日(現地時間)、「Windows Live Messenger」次期バージョンの最新ベータ版を公開した。Windows XP/Vista/Vista x64に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。 今回のベータ版では、“連絡先”の管理機能が一新され、従来の“グループ”は“カテゴリ”という名称になり、“お気に入り”機能と、従来のものとは異なる新しい“グループ”機能が追加されている。 “お気に入り”は、リストの最上段に見やすく表示される特別な“カテゴリ”。大量の連絡先を登録していても、頻繁にチャットをする相手は案外限られているものだ。そんな連絡先をお気に入りに登録しておけば、すばやくアクセスできて便利。 “グループ”機能は、グループチャットに参加するユーザーの管理を簡単にする機能。従来の“カテゴリ”機能では、1つ
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