リフレ政策が実現するとは思われてなかった10年以上も前は、自殺と経済政策を結びつけられたりしていた。「正しい」経済政策を打たないから自殺者が多いのだ、というような議論で、菊池誠などは今でもその種のことを言っているようだ。 ただ、財務省の近畿財務局の職員が自殺した話を考えると、この人の命はどう思うのかと、やっぱり私は言いたくなる。 ・・・ そもそも、議論をしているときに人の命の問題を出すことはよくよく慎重になった方がいい。というのも、議論が無駄に非妥協的になってしまうからで、ニセ科学批判なぞもホメオパシーを云々するときに人の命を持ち出すものだから、全く話が出来なくなってしまった。 リフレ派も、リフレと自殺者数と結びつけたのはそういう効果を生むためであって、ようは脅迫したのだ。 だから、あまりこれを言いたくはないわけだが、しかし「ああそうですか、リフレ以前の自殺者は『正しい』経済政策をしないせ