資源量が急減しているニホンウナギを、台湾政府が最新の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)で「最も絶滅の危険度が高い種」に指定することが分かった。関係者が21日、明らかにした。日本の環境省や国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、いずれも絶滅の危険度は1ランク低く、台湾では状況がより深刻とみられる。 台湾の業者は稚魚を捕獲して養殖し、ほとんどを日本に輸出する。絶滅危惧種となってもすぐに採捕は禁止されないが、今後、漁獲規制が強まり、供給に影響が出る可能性がある。ニホンウナギをワシントン条約の対象種とし、国際取引を制限するよう求める声も強まりそうだ。
![ニホンウナギ、絶滅危険度最高に 個体数急減で台湾政府が指定へ - 共同通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4bdc41d1232d3526e9974d19e736b6519692287b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnordot-res.cloudinary.com%2Ft_size_l%2Fch%2Fimages%2F261049004336381958%2Forigin_1.jpg)