予算委員会は、予算案だけでなく政府の資質を追求する場でもある。その歴史的経緯を説明する。 予算委員会で安倍内閣の姿勢が追求されるたびに、総理やその支持者による「予算の話をしろ」と言うお決まりの批判が飛ぶ。 先日、福島議員から森友学園に関して追求された際も、 すでに私は何時間、何十時間も話をしているじゃないですか。97兆円の予算を横に置いておいて何十時間この問題をやるんですか 安倍総理はこのように答弁している。 また、先日の記事についても、「予算委員会だから憲法の話は筋違い」というようなコメントがあった。 www.yomu-kokkai.com しかし、これは的外れな批判である。 批判が的はずれなわけ 予算は既に成立している www.nikkei.com そもそも、17年度の予算案は既に成立している。「予算委員会は予算案の話をする場である」という前提を置くなら、もう予算委員会は開く必要など無