フェイクニュースの拡散の度合いに保守派とリベラル派で大きな違いがあることが分かりました。詳細は以下から。 フェイクニュースがツイッターで真実の1.7倍リツイートされ6倍の速さで拡散するという衝撃的な研究結果を先日紹介したばかりですが、その拡散の原動力となるのは保守派だったということが判明しました。 2016年のアメリカ合衆国大統領選挙の際、ロシアがSNSを中心としたネット工作を行い、マラー米特別検察官が今年2月16日にロシア国籍の13人と「インターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)」を筆頭とした関連企業3社を初めて起訴したことは先日BUZZAP!でも取り上げたとおり。 この大統領選挙の際のフェイクニュースがどのような人々によってどのように拡散していったか、南カリフォルニア大学の研究チームがツイッターでのつぶやきを分析しました。 Adam Badawyさんを中心とした研究チームは大統
どの指標をとっても退潮の一途 「なにを今さら」と大学などで研究している人たちは思っただろう。それに対して、一般の人たちは、「えっ!そうなのか」と驚かれたに違いない。 英科学誌ネイチャーに、日本の科学研究がこの10年間で失速していることを指摘する特集が掲載された。 ブレーキがかかった、などという生やさしい状況ではない。飛行機ならば今すぐ手を打たないとクラッシュしかねない失速状態にまで追い込まれていると言われたのだ。 論文データベースScopusによると、15年までの10年間に、世界中では論文数が80%増加しているのに、日本からの論文は14%しか増加していない。 特に、コンピューターサイエンス、私が関係する生化学・分子生物学、そして、驚いたことに、日本の得意分野といわれる免疫学で、その傾向が顕著である。 数が減っても質が保たれていればまだしもなのだが、ネイチャーが選定した各分野の超一流雑誌への
「ボクたち理系は賢いから宇宙開発詐欺に引っかからないのです」は興味深い発言である。 なぜなら今まで「できるできる」詐欺に引っかかり、それどころか片棒を担いできた経緯に反するからだ。 例えば次のような無邪気な発言である。(ここでは名前は秘す)* 近いこと思ったんだけど、「宇宙開発詐欺」って、むしろどんなことをすると宇宙クラスタがホイホイされるのか考えを聞いてみたいところなんだけど…実りのない実績のないことをやってると宇宙クラスタはあっさり離れるよ、机上の空論はそもそもお話にならないからね。 あと、宇宙クラスタは理屈っぽいことが好きなので、理論が破綻してるとあっさり詐欺だって見破られると思う、しかもそれなりに知識がないと語れないからね宇宙開発分野って。 これは理系カルトが詐術を見抜けなかったことと反している。今までの宇宙開発、航空開発、原子力政策の詐欺を見抜けず、むしろ詐術に加担してきた経緯と
法政大(田中優子総長)は26日、軍事研究を行わないとする指針を制定し、防衛省の研究費への応募は「当分の間認めない」と決めたことを発表した。 防衛省の安全保障技術研究推進制度は2015年に始まり、予算も17年度は約100億円に急増している。戦争中に大学が軍事研究に加担した反省から、応募するかどうかで大学の判断が分かれている。法大は昨年7月から検討を始め、今月18日の常務理事会で「応募は当分の間認めない」と決定した。「軍事研究や人権抑圧など人類の福祉に反する活動は行わない」と定める指針も、新たに制定した。 田中総長は「戦争を目的とした武器等の研究・開発は、本学が使命とする持続可能な地球社会の構築の対極にあり、関与するのは、本学の存立基盤をゆるがすことになる」などとするコメントを出した。
Inc.:不平不満を言う人の近くにいるとその否定的な考えに影響されることは、誰しもご存知でしょう。愚痴、不平を言ったり、大げさに騒いだりする癖は伝染しやすいものです。でも、いつも悲観的な人と、一緒にいすぎてもらい受けるのは明らかにそれだけではなさそうです。なんと健康面での悪影響も多数あるかもしれないそうなのです。 ネガティブな考えは最終的に脳を変えてしまうことがわかっています、世界の悪い部分ばかりがどんどん目につくようになり、良い部分に焦点を当てるのが難しくなってくるのです。 ネガティブな考えが身体的に悪い影響を及ぼす まず怒りを例にとってみましょう。すぐイライラするような人と一緒にいると精神的に無駄なエネルギーを使わされます。しかし、心臓病専門医のCynthia Thaik博士は次のように話しています。「このとき、高血圧、ストレス、不安、頭痛、血行の悪化という形で身体が代償を払っているの
原子力屋は比較もできないのだろうか。 ■ 奇妙なグラフ 原子力学会員の今井智大さんが奇妙なグラフを提示している。 今井智大☢@TOMO_NYAN 核燃料サイクルや高速増殖炉「もんじゅ」の費用が何兆円〜ってニュースとかで言われてたりしますね( ˙ω˙ )超たっけえ…💸 でも原子力発電を火力発電で置き換えた場合(今の状態)の燃料代増加分と比べてみたらアラびっくり😨↯ これは逆に新型原子炉とかにもっとお金かけた方が… https://twitter.com/TOMO_NYAN/status/778907343543160833 ■ 比較ができない 燃料増加費と開発費を比較してどうなるというのだろうか? 核燃料サイクルは全く回っていないサイクルであり、稼働していない技術につぎ込んだ金は開発研究費でしかない。 一言でいえば、核燃料サイクルは何ワット発電したかのだろうか? となる。今まで19兆円
あおし @aoshisss1 先日ニュースでも韓国は受験熱が過激化するも、バーンナウトで入社以降の知識習得率が激しく悪化という話があった。脳のリソースは有限だから人生通じて賢く配分しましょうなんて話がそのうち出てきそう。 twitter.com/junsaito0529/s… 2016-03-17 11:35:00 斉藤 淳 「1/6新刊発売(SB新書)」💙💛 @junsaito0529 だいたい、学校+塾で総学習時間使うだけ使って、得られる成果って乏しくなさ過ぎないか?大人の科学リテラシーテストやったりすると、日本は先進国でかなり低位だし、TOEFLもアジア最下位グループ。小学生から詰め込むだけ詰め込んで、何を得ているの?東京の中学入試眺めながら、率直な感想。 2016-03-17 11:26:00 ボルボラ @zairic0 すげえ一生懸命作った日本刀を、大根を切るのに使っている、
米IT企業グーグル傘下の英グーグル・ディープマインド社が開発した囲碁の人工知能(AI)「アルファ碁」と、世界で最も強い棋士の一人、韓国の李セドル九段(33)の第4局が13日、ソウル市内のホテルで行われた。李九段が180手までで白番中押し勝ちし、初勝利を収めた。 対局は15日まで全5局行われる。アルファ碁が3連勝しており、李九段が意地を見せた形だ。李九段は対局後の記者会見で「本当に何にも代えがたい、値打ちをつけられない1勝だ」と喜んだ。アルファ碁の弱点については「自分(アルファ碁)が考えられなかった手が出た時の対処能力が落ちる」と指摘した。 一方、ディープマインド社のデミス・ハサビスCEO(最高経営責任者)は「李九段の妙手、様々な複雑な形勢にアルファ碁のミスが出る局面が作られた」と語った。(ソウル=東岡徹)
米IT企業グーグル傘下の英グーグル・ディープマインド社が開発した囲碁の人工知能(AI)「アルファ碁」と、世界で最も強い棋士の一人、韓国の李セドル九段(33)の第3局が12日午後、ソウル市内のホテルで行われ、アルファ碁が3連勝した。対局は15日まで全5局行われるが、2局を残してアルファ碁が勝ち越し、勝利を決めた。 12日の対局は開始後4時間余りで、176手目の後に李九段が投了。李九段が2時間の持ち時間を使い切ったのに対し、アルファ碁は8分31秒を残していた。 AIは1997年にチェスの世界王者、2013年には将棋のプロ棋士に勝利したが、囲碁はチェスや将棋に比べて終局までの手順が桁違いに多く、AIがプロに勝つには10年はかかると言われていた。アルファ碁は対局時に全ての手を検討するのではなく、過去の棋譜などをもとに自己学習を繰り返して強くなり、これを克服した。 李九段は12日の対局後の記者… こ
労働者 @Black_Post_Bot 「論文数を増やすためには研究費を増やすしかない、と発言すると、政府関係者から猛反発をくらうのです。政府関係者はお金をかけずに日本の国際競争力を高める方法を知りたいのだという。しかし、現実は現実として、受け入れていただく必要がある」 blogos.com/outline/83748/ 2016-01-13 11:52:10 伊藤憲二 @kenjiitojp 研究に使える時間を増やさないと、論文数は増えない。研究に使える時間を増やすためには、その他の業務を極力減らさなければならない。現状では、いとも簡単にその他の業務が増殖する傾向があり、そのことで重大な代償が払われていることが理解されているとは思えない。 2016-01-14 12:12:29
今年も、日本中が相次ぐ日本人のノーベル賞に沸いた。先週、微生物の力を使った熱帯病治療薬の開発に寄与した大村智・北里大学特別栄誉教授が「生理学・医学賞」、素粒子ニュートリノに質量があることを初めて実証した梶田隆章・東京大学宇宙線研究所所長が「物理学賞」の栄冠に輝いたのだ。 2人受賞の快挙は、2014年の赤崎勇氏ら物理学賞の3人受賞に続くもの。これで2000年以降の日本人のノーベル賞受賞者数は16人(米国籍を取得した南部陽一郎、中村修二の両氏を含む)となり、米国に次ぐ受賞大国となった。自然科学分野の3賞に限れば、1901年の同賞創設からの累計でも、米、英、独、仏に次ぐ世界5位に躍り出た。 原動力は、バブル経済が華やかだった80年代に、潤沢な資金に後押しされて、画期的な基礎研究を成し遂げた日本人研究者が多かったことだ。往々にして、研究に対する評価が世界的に定着するまでにはタイムラグがあるので、2
将棋のトップ棋士に勝つことを目的に、コンピューター将棋の開発に取り組んできた学会のプロジェクトが「目的を達した」として、終了宣言を出すことが分かりました。羽生善治四冠などのタイトルホルダーとの公式の対戦は実現していませんが、学会は、ここ数年のプロ棋士との対局データを元に分析した結果、「トップ棋士に統計的に勝ち越す可能性が高い」としています。 そして、その年の10月に行われた対局で、当時の清水市代女流王将を破ったほか、その後、プロジェクトのメンバーらも参加して3年前から行われているプロ棋士とコンピューターソフトが対戦する「電王戦」でも、これまでコンピューターが通算10勝5敗と互角以上の成績を残しています。 さらに学会では、ここ数年の対局データをもとに、独自に「レーティング」という実力の指標になる数値を算出したところ、最強のコンピューターソフトの実力は、去年7月の段階で、プロのA級10人の平均
公金で行われる研究は、政府の意図に沿うものであるべき。さらに、納税者の期待を裏切ってはならない。 日本では、このように考えられがちです。特に理工系では、その傾向が強いようです。 しかしこれは、世界の科学界の常識ではありません。 国によらず、そういうプレッシャがあるのは確かです。しかし「常識です!」と言い張れることだとは認識されていません。 なぜ、日本ではそうならないのでしょうか? どこがおかしいのでしょうか? 2月、生活保護基準に関する学会発表を行ってきました今年2月、AAAS(米国科学振興協会)年次大会で、日本の生活保護制度に関する発表を行ってきました。AAASは、約1000万人規模(関連学会を含む)の会員を持つ世界最大のNPOで、科学雑誌「Science」の発行元として有名です。 私の発表の内容は、ざっくり言えば 生活保護基準の決定がどのように行われているか生活保護基準の決定に、専門家
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く