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ブックマーク / yskszk.hatenadiary.org (1)

  • 1989年1月7日に流れた音楽 - pêle-mêle

    大学生のとき、オレが図書館にこもってむかしの新聞の縮刷版を読むのを趣味にしていたのは以前も書いたが、一度だけ呆れ果てつつも吹き出しそうになったことがある。それは1989年1月7日夕刊のテレビ欄である。この日が昭和天皇(いや、この時点では大行天皇か)の命日で、テレビでは娯楽番組やCMが放送されなかったのは有名だろう。それでは何が放送されたかというと、バッハ「ロ短調ミサ曲」、マーラー「第九交響曲」、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」といったところである。長い曲が多いのは、スイッチングが面倒くさいという怠惰が理由だろう。 この選曲は素晴らしい。素晴らしすぎる。敬虔なプロテスタントが作ったミサ曲や、世俗的な理由からユダヤ教からカトリックに鞍替えした男の遺作は、かつては国家神道の担い手とされ、戦後もキリスト教を嫌っていた(らしい)人物の追悼音楽として、まるでふさわしくない。「トリスタンと

    1989年1月7日に流れた音楽 - pêle-mêle
    SuiJackDo
    SuiJackDo 2007/08/13
    教養、という言葉がなんとなく死語になってしまった現状をぼくは無教養であるにもかかわらず苦々しく感じている。しかし、教養人はいるところにはいるのですね。
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