7/17 1件追加 ■資料等 特発性乳児ビタミンK欠乏性出血症の特徴について、全国調査成績を分析した結果*1、発症は女児1に対し、男児2.02であり、男性に多い。季節は夏期に多い。89.6%が母乳栄養で、混合6.3%、人工栄養2.9%という割合であった。発症者の予後は死亡13.6%、後遺症あり40.4%、全治が確認された例は46.0%であった。ビタミンK投与の有無では、特発症例129のうち、未投与は16例で不明が3例であった。 1999〜2004年で合計71例のK欠乏性出血症が報告されているが、そのうち53例はビタミンK投与歴があった*2。 予後を考えれば、予防できるのならなるべく予防すべき疾患であると思う。 1999-2004では、発症例のうち、投与歴のあるものの割合が高かったが、投与ルーチンを導入する医療機関が増え、新生児へのビタミンK投与が当然のように行われるようになってきたことが関
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