労働者保護のために作られた法律である労働基準法には、「直接雇用の原則」(6条)があります。 これは、ヤクザなど仲介業者が間に入って賃金をピンハネ(中抜き)する事から、労働者を守るためのもの。 したがって、労働者の立場が弱くなるのがハッキリしている、『間接雇用は禁止』されています。 人材派遣は、「禁止されている間接雇用」そのものです。 経済界の要望に負けた当時の中曽根政権が、13業種に限った「あくまでも例外的なもの」と、派遣法を作って解禁してしまいました。1985年の事です。(1986年施行) 労働者派遣法は、労働基準法の例外を定めた法律のようなもの。 S_Shimizu @cao58020 労働者にとって「悪の3点セット」ともいわれる悪法のうち、派遣法改正が審議入りしました。その三つとは、 ※派遣法改正(正しくは改悪) ※残業代ゼロ法案 ※首切り自由化法案 『残業代ゼロ法案』についても連ツ
![派遣法改正について調べてみたら、その究極の目的は、正社員を無くすことでした。だから、法改正後は、派遣社員は一生派遣のままで正社員にはなれません。残業代ゼロ法案とのセットでした。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2a45afda724e0d43f666e3f4bdad558c2811a188/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.tgstc.com%2Fogp3%2F6125525a7f240d3a98007d4700d6a6c7-1200x630.jpeg)