土用のうしの日を前に絶滅のおそれがあるニホンウナギをどう守っていくかを考えるシンポジウムが都内で開かれ、ウナギが生息しやすい川の環境づくりなどについて各省庁の担当者が発表しました。 このうち国土交通省の担当者は河川の管理は治水だけでなく環境も重視されるようになっていると指摘したうえで、河川に設置されたせきなどを改修する際には、ウナギなどの生き物が川をさかのぼれるよう魚道をつけるなど生き物が生息しやすい環境づくりに取り組んでいると説明しました。 また、水産庁の担当者は産卵のために川から海に下る親ウナギを捕獲しないよう規制を行ったり、ウナギの住みかとなる、「石倉」と呼ばれる石を入れたカゴを設置し、その効果を検証する研究を行ったりしていると述べました。 水産庁の保科正樹増殖推進部長は「ウナギは日本の食文化の上でも大事な食材なので、持続的に利用できるように管理していくことが必要で、関係する省庁と連
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