この記事について この記事は、毎週土曜日に配信されているメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」から、一部を転載したものです。今回の記事は2022年7月22日に配信されたものです。メールマガジン購読(税込み月額550円)の申し込みはこちらから。 らくらくシリーズやarrowsなどのブランドで、それなりにユーザーを抱えていた日本メーカーだっただけに、まるごと消滅するのは日本の通信市場にとって、かなりの痛手だ。 FCNTはキャリアに対して救済を求めたようだが、残念ながら実現しなかった。ただ、このままFCNTというか、らくらくシリーズなどのブランドがなくなってしまうのはとても惜しい。ひょっとすると、中国メーカーあたりがスポンサーとなり、FCNTの持つブランドや知財をかっさらうなんて事があり得るような気がしている。 中国メーカーとすれば、FCNTが持つ枠組みを手に入れられれば、日本のキャリアとの距