【ワシントン=柿内公輔】節税に熱心な米企業が低税率国を活用して海外拠点での納税を抑える手法が論議を呼んでいる。法人税率が高く“狙い撃ち”されている英国は、米側に憂慮を表明。緊縮財政を強いられる他の欧州各国も不満を募らせており、欧米間の火種となりつつある。 「私はビジネスを尊重する政治家だが、両国の経済を開かれたものにするためにも、すべての企業にきちんと納税させるべきだ」 13日にホワイトハウスで行われた米英首脳会談後の記者会見。キャメロン英首相は米企業の租税回避に不快感を示し、「この悩みの種に取り組むことで大統領と合意した」と強調したが、対照的にオバマ大統領は直接の言及を避けた。 1998年に英国進出したスターバックスは約30億ポンド(約4654億円)の売上高を挙げたが、課税対象となる利益を計上したのは1年のみ。支払った法人税は860万ポンド(約13億円)にとどまる。秘密は英国以外の低税率
アベノミクスの下、「次元の違う金融緩和」で、世の中にお金があふれ始めた。株式市場はわき、景気が上向く兆しがでている。「期待」に左右される市場経済は、随分気まぐれにみえる。経済学者の岩井克人・東大名誉教授に、「お金と期待の関係」を聞いた。 ――人の期待はそんなにあてになりますか? 「実は、お金と期待の関係は、資本主義の本質にかかわる問題です。3年ほど前にベルリンであった『貨幣とは何か』を討議する学際的な会議に招かれたが、ギリシャ古典の権威の学者の発表が興味深かった。テーマは『なぜ古代文明の中で、ギリシャだけが私たちに近いのか』。ギリシャ悲喜劇は現代人にも感動を与え、民主主義の原型も、哲学も、現代につながる科学もギリシャでつくり出された。彼の答えは、公共的な討議の伝統でもアルファベットの使用でもなく、『世界史で初めて本格的に貨幣を使った社会だった』というものでした。私のような経済学者が言うと我
[東京 22日 ロイター] 川崎重工業<7012.T>と三井造船<7003.T>に経営統合案が浮上していることがわかった。実現すれば連結売上高は2兆円規模となり、三菱重工業<7011.T>に次ぐ造船・重機会社の設立となる。ただ、関係筋によると、当事者内でも経営統合に慎重な意見が根強く、交渉の先行きは不透明だ。 複数の関係筋によると、両社は経営統合に入るか否かを検討している。交渉入りの可否を判断するにあたり、両社ともそれぞれ複数のファイナンシャルアドバイザー(FA)を起用している。ただ、正式なアドバイザリー契約は結んでいない。主要取引銀行とは検討を重ねてきた。 川崎重工は、三井造船の子会社、三井海洋開発<6269.T>などが持つ洋上の石油・ガス精製技術が今後のエネルギー開発戦略に欠かせないとみているもよう。三井造船も、規模の拡大により建材などの調達コスト削減や技術開発を強化できるとみられる。
モスバーガーが49店舗で実験販売している「モスの朝ライスバーガー 朝御膳」 「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは18日、今年度中に約1400店すべての開店時刻を午前7時台より早くすると発表した。すでに430店が午前7時台までに開店しており、午前9時ごろに開いている店もこれから順番に早朝営業を始める。日本マクドナルドも「朝マック」に力を入れており、朝食帯での競争が激しくなる。桜田厚社長は記者会見で、高齢者や働く女性が増えて外で朝食を食べる人が増えたと説明し、「世の中が朝型市場に加速度的に変わっている。受け皿を強化したい」と話した。 モスでは2月から試験的に49店で朝食専用メニューを販売している。たまごをはさんだライスバーガー、豚汁、つぼ漬けをセットにした「モスの朝ライスバーガー 朝御膳」(税込み380円)、ホットサンド(5種、各190円)などだ。今後、こうしたメニューを扱う店を
IHIが収益源にしているターボチャージャ。捨てていた排気ガスの運動エネルギー(あるいは圧力)を利用してタービンを回し、その回転力で圧縮した空気をエンジン内に送り込むことで、燃費効率や出力を高める効果がある。かつてはスポーツカーなどに取り付けられるエンジンの周辺部品として一般消費者には遠い存在だったが、排気量を小さくしても出力を落とさない「ダウンサイジング」の流行とともに再び脚光を浴びるようになった。 小型のターボチャージャは1分間の回転数は約30万回転で、しかも1000℃近い高温の中で回転する。飛行機のジェットエンジン以上に回転数が高い。IHIは自社が生産しているエアバス向けエンジン「V-2500」の解析技術などを応用してきた。信頼性が求められる製品であり、高速回転するタービンシャフトと「タービンインペラ」と呼ばれる羽根を溶接する際に傾きを制御して取り付け、後で修正をしなくてもいい技術など
3月に開催された「ソウルモーターショー」で、Hyundai Motor社社長のChoong Ho Kim氏は、「製品、販売、サービス、マーケティングなどすべてにおいて、トップの品質を目指す」と述べました。
前回は物理層がRS485ベースの産業用ネットワーク(いわゆるフィールドバス)について、説明しました。その中で、物理層にRS485を使った産業用ネットワークの代表例として、「PROFIBUS DP」「DeviceNet」「CC-Link」の3つを紹介しました。 これら3つの産業用ネットワークの普及活動は、1990年代初め、あるいは半ばからスタートしています。しかし、実はその物理層であるRS485は1960年代に開発された規格です。このため、どうしても通信そのもののパフォーマンスに限界が出てきています。そこで、RS485に代わる次世代の通信ベースの技術として現在注目されているのがEthernet技術です。 Ethernetはオフィスまたは家庭用のLAN(Local Area Network)技術として、1990年代から広く用いられるようになってきました。当初は10Mbpsの速度が主流でしたが、
auが新規契約獲得のために詐欺の疑い?Published by Keiichi Yorikane on 2013年4月4日2013年4月4日 「auひかりを使ってもらえればスマホ1台につき1480円/月割引します。お宅はauひかりの範囲内です」→「じゃあ息子たちと併せて3台、docomoから乗り換えてiPhoneにします」→契約完了→「やっぱりauひかり範囲外でした。割引適用できません。テヘッ(*’-‘)」 あまりネガティブな話題を扱うのは『Handmade Future !』の主旨に合わないんですけど、個人的に応援したい思いがあり、今回はあえて取り上げました。 経緯に関しては、こちらのとおりです。 ※全公開とはいえFacebook発信なので、言葉が一人歩きしないようにテキスト起こしはやめておきます。 こちらの井王さんとは、Facebook上で知り合いになりました。熊本県の浮島神社の宮司さ
角川グループの持ち株会社・角川グループホールディングスが10月1日付けで9子会社を吸収合併し、社名を「KADOKAWA」に変更して事業会社化する。 角川グループの持ち株会社・角川グループホールディングスは3月28日、10月1日付けで9子会社を吸収合併し、社名を「KADOKAWA」に変更して事業会社化すると発表した。6月22日予定の定時株主総会で正式決定する。 今後は「KADOKAWA」が自ら出版・映像・版権・デジタルコンテンツ事業などを展開していく。外部環境に迅速かつダイナミックに対応し、収益力向上、機動的な新規事業の展開を加速させるためにIP(コンテンツ)・ID(顧客)を1つの会社に統合・結集する組織再編が必要と判断したという。 吸収するのは、角川書店、アスキー・メディアワークス、角川マガジンズ、メディアファクトリー、エンターブレイン、中経出版、富士見書房、角川学芸出版、角川プロダクショ
韓国Samsung Electronics社は、2013年3月6日、日本法人を通じてシャープにおよそ100億円を出資すると発表した(関連記事1)。シャープは、経営の致命的な危機をひとまず回避できた。一方、3月26日に予定されていた台湾Hon Hai Precision Industry社(Foxconn)からの第三者割当増資の払い込みは延期となった(関連記事2)。100億円の価値は、純資産が2000億円規模(2012年末時点)のシャープと、10兆円規模のSamsung社とでは異なる。Samsung社の出資の意図はどこにあるのか。ドイツ証券のアナリストで人気コラム「台湾・中国 中根レポート」を執筆している中根康夫氏に聞いた(関連記事「Apple神話とその崩壊」)。 シャープにとって100億円の価値は大きい。中根氏は三つのメリットを挙げている(関連記事3)。(1)約100億円のキャッシュ獲得。
さとなおさんの書いておられることが気になって、言及。 シャープやパナソニックやソニーの凋落を、広告人や広告会社はもっと恥じるべきじゃないかな http://www.satonao.com/archives/2013/03/post_3511.html あらかじめ書いておくと、私は当然シャープやパナソニックやソニーの中の人でもなければ、広告業界の人間でもない。さとなおさんが書かれていることを否定するつもりも批判する意図もない、という前提で。 パナにソニー 家電業界の撤退リストから見る、各社の苦悩と戦略(前編) http://biz-journal.jp/2013/03/post_1756.html シャープに富士通、NEC 家電業界の撤退リストから見る、各社の苦悩と戦略(後編) http://biz-journal.jp/2013/03/post_1757.html ■ それは成功したのでは
2013.03.25 ときどき怖くなる事 (4) カテゴリ:カテゴリ未分類 以前に大手のゲーム会社にいた時の事。あるリメイクゲーム作りに開発予定半年であったところ、諸問題(主に追加要素と付随するプログラムの難航)で結局発売に1年かかってしまったものがありました。で、売り上げは3万程度・・・ これ、あの人数で開発したけど絶対採算が取れてないよな・・・と。 例えば他に圧倒的に売れるソフトがあるから余力で新しい種を撒く、というのであればわかるのですが、移植ということはそういう類のゲームじゃない。しかも移植にあたって後つけの仕様のボリュームが足かせとなり、大変な苦労をした、にもかかわらず市場では「ああ、リメイクね。他の機種で前に出ているのね」という厳しい見方をされてしまう。 で、その時に怖かったのは、1年間ダラダラやっていたかというととんでもない、とにかくスケジュールがタイトな状況でこれですから、
非表示を求めたブログエントリーについては謹んで対応すると言ったな。あれは嘘だ。 というわけで、公開質問状に対する回答期限までに返答はアブラハム社からは頂戴できませんでした。 とあるマスコミに釈明のような文書が出たという未確認情報がありますが、どうなんでしょうかフッフッフ。 アブラハムPB「いつかはゆかし」の担当者が、市況かぶ全力2階建にエントリー削除要請 http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/02/pb-1229.html 【謹告】アブラハム・プライベートバンク「いつかはゆかし」の(自粛: 2015年2月9日)さま、質問へのお返事をください http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/02/post-c84a.html アブラハム「いつかはゆかし」誇大広告の疑い http://kirik.tea-nifty.com/di
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