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ブックマーク / vergil.hateblo.jp (18)

  • ネトウヨ(自称愛国者)の恥ずかしさを象徴する画像 - 読む・考える・書く

    先日TLに流れてきたこのツイート、どうやら人的には日のカッコ良さを表現したつもりらしいのだが、なんとも奇妙な画像と言うほかない。 神武天皇即位紀元二千六百八十四年 令和六年 二月二十八日 水曜日 愛國者の皆さんおはよう御座います 日も良い一日をお過ごし下さい 私事ですが今日仕事休みなので 少し面白いことしにいきます(笑)#自分が生まれ育った国が好きで何が悪い pic.twitter.com/KIiy76wlMQ — 銀次 (@Ginjijapurico) February 27, 2024 まず、持っているのが両刃の直刀で明らかに日刀ではないし、握りかたもおかしい。 人物は、服装や髪型から、日武士というより中国の武将のように見える。 背景の寺院?も、大きく反り返った屋根など明らかに中国風だ。 果たしてこのネトウヨはこの画像をどこから拾ってきたのか? なんと、元ネタは中国の会社が

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    Tomosugi
    Tomosugi 2024/03/03
  • ハマスは人質を取るから卑怯だと言うが、ではイスラエルがやっているこれは何なのか? - 読む・考える・書く

    イスラエルとハマスとの間の4日間の「戦闘休止」に伴い、双方で拘束されていた人々の解放が始まっている。 我らが公共放送NHKによれば、ハマス側から解放されるのは「人質」だが、イスラエルが解放するのは「囚人」であるらしい。 NHK(11/24): イスラエル パレスチナ人の囚人39人釈放見通しか イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止の合意に基づき、日時間の午後11時ごろ、ハマス側が解放に合意している人質50人のうち最初の13人が解放される予定となっています。 一方、イスラエルのメディアはイスラエル当局の話として24日、ハマス側の人質解放と引き換えに、イスラエルの刑務所で収容されているパレスチナ人の囚人39人が釈放される見通しだと伝えています。 だが、この同じ記事の中にはこんなことも書いてある。 ロイター通信はパレスチナ側の話として39人のうち ▽24人が女性で ▽15人が10代の男性と伝

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    Tomosugi
    Tomosugi 2023/11/27
  • 『日本のいちばん長い日』原作と映画での、天皇発言の微妙だが重要な違い - 読む・考える・書く

    喜八監督による映画『日のいちばん長い日』(1967年)。日の降伏に至る最後の数日間、とりわけ8月15日の「玉音放送」までの24時間を、息詰まるような緊張感で描いた名作と評価されている。 この映画での昭和天皇裕仁の発言に関して、今日、ジャンボ~ル酸性さんがこんな疑問を投げかけていた。 「わたくし自身はいかようになろうとも」という裕仁の発言は当に史実だったのでしょうかね。どんな証拠に基づいているのか、その証拠の信頼性はいかほどなのか。全てが焼かれているはずなのになぜそれは残っていたのか。自分には、天皇をヒーローに仕立て上げたファンタジーのようにしか見えません。 — ジャンボ~ル酸性 (@nyappiripiri) August 15, 2023 ではまず、この映画の、ポツダム宣言受諾を決めた御前会議(1945年8月14日)の席上で裕仁が何と言っていたか、改めて確認してみよう。 映画

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    Tomosugi
    Tomosugi 2023/08/16
  • 加害者意識がまったくない陸軍二等兵漫画 - 読む・考える・書く

    『爆笑 陸軍二等兵物語』という、戦争体験者自身が描いた漫画がある。 作者の塚原平二郎氏は1920年生まれなので敗戦時点で25歳、陸軍に徴兵されて中国各地やベトナムを転戦している。漫画自体は創作だが、塚原氏自身の体験や兵隊仲間からの見聞をもとに描かれたリアルな内容だ。[1] この漫画を見ると、作者自身の上官である「中助」(ろくでもない中隊長のことを兵隊たちはこう呼んでいた)をはじめ、素質不良な軍人たちが中国各地の街や村でやりたい放題の悪事を働いている。 ひどい話ばかりだが、少なくとも作者はこうした事件を批判的観点から描いているので、こうした残虐行為を仲間内の場で自慢話のように語っていた元軍人たちよりははるかにマシと言えるだろう。 女囚さそり 第41雑居房、大陸(中国)行軍中に現地の女性を強姦したことをおもしろおかしく得意気に話すおっさんとそれ聞いて喜び羨ましがる若者達。 当時はよくある光景だ

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    Tomosugi
    Tomosugi 2022/06/19
  • 「戦争経験世代がいなくなったら日本の平和は恐ろしいことになる」のは長年の自民党による教育政策の結果 - 読む・考える・書く

    昨日のTBS「報道特集」で、自民党の元議員古賀誠が、戦争へと傾斜していくこの国への危機感を語ったという。 #報道特集 膳場貴子氏 「取材した古賀誠さんは、かつて自民党の先輩たちから、戦争経験世代がいなくなったら日の平和は恐ろしいことになる、と言われてきたそうだが、今の状況について、先輩たちが危惧していた恐ろしい時代に入ったと仰っていた→」 pic.twitter.com/cV1M4BHArf — 但馬問屋 (@wanpakuten) May 7, 2022 #報道特集 膳場貴子氏 「繰り返し仰っていたのが、戦争というものは理屈で収められるような生易しいものではない、安全保障を語るには戦争の愚かさを感覚でも理解していないといけない、歴史を深く学ばないといけないと。気持ちが煽り立てられる今こそ、戦争経験を持つ諸先輩の言葉に耳を傾ける時」 pic.twitter.com/d9DkYQFFct

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    Tomosugi
    Tomosugi 2022/05/23
  • 信用できない歴史関連本の見分け方 - 読む・考える・書く

    いま、ある調べ物をする必要から北康利『白洲次郎 占領を背負った男』というを読んでいるのだが、一読してみて、このの内容はまったく信用ならない、という結論になった。 なぜこのが信用できないかを説明していくと、ある意味、一見もっともらしいが実際には信用に値しない歴史関連の見分け方の解説にもなると思うので、ちょっと書いてみることにする。 参考文献の恣意的利用 このの中に、こういう記述がある。日国憲法のGHQ草案では国会が一院制とされていたことに関する話である。[1] このとき、松が勇気を振り絞って口を開いた。 「一つ申し上げておきたいが、二院制というのはただなんとなく二つあるというのではなく、チェック&バランスの役割を果たしているのです」 松のその言葉に対し、ホイットニーは意外にも素直に耳を傾けた。後年、「参議院など不要だ!」と発言する次郎も、このときばかりは松を応援したい気持ち

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  • 小野田寛郎を英雄扱いしてきただけでも大概だが、今度はその嘘を世界にまで広めるのか? - 読む・考える・書く

    映画『ONODA』がカンヌでスタンディングオベーションという惨事 ゴーストライターが暴露せざるを得なかったほどひどい手記のデタラメ 小野田はとっくに戦争が終わったことを知っていた 小野田はジャングルに潜んで何をしていたのか? 小野田はなぜ津田氏のルバング島行きを嫌がったのか フィリピンで戦った英雄は断じて小野田などではない 映画『ONODA』がカンヌでスタンディングオベーションという惨事 1974年3月、フィリピン・ルバング島のジャングルに30年潜伏していた小野田寛郎元陸軍少尉が帰国した際の歓迎ぶりはすさまじいものだった。 政府が彼のために日航特別機を用意したことから始まり、機が羽田に着陸する30分前からNHKは特別番組の実況中継を開始、小野田が降りるタラップの下には百人近い政府関係者が並び、またそれ以上の数の報道陣がカメラの放列を敷いていた。 まるで戦勝国の凱旋将軍が帰国したかのような扱

    小野田寛郎を英雄扱いしてきただけでも大概だが、今度はその嘘を世界にまで広めるのか? - 読む・考える・書く
    Tomosugi
    Tomosugi 2021/07/18
    隠蔽・捏造・改竄大国の面目躍如だね、○○ったれが
  • 「元号を廃止した中国は日本をうらやんでいる」? んなわけないだろw - 読む・考える・書く

    昨日TLに流れてきたツイート。 新聞に「中国では100年前に元号を廃止したので日を羨んでいる」という記事があったけど、何で日は他国が大昔に廃止したようなもんをありがたがってるんだって話。 — Tad (@CybershotTad) 2019年3月30日 どこかのバカウヨの妄想かと思ったら、なんと新聞記事だという。 調べてみると、共同通信が地方紙に配信した、それも署名記事だった。 四国新聞(3/28): 発祥の地から熱視線 中国も新元号に注目 百年前消滅、うらやむ声も 「次の元号も中国の文献から?」。元号発祥の地、中国でも4月1日の日の新元号発表に熱い視線が注がれている。国内メディアは、日の元号が中国から伝わり、中国古典に基づき決められてきたことに注目。中国で100年以上前に消滅した元号が、日で大切に受け継がれていることをうらやむ声も上がる。(1面参照) (略) 「新元号の発表は日

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    Tomosugi
    Tomosugi 2019/04/01
  • 「法の支配」の意味を知らなかった安倍晋三はどういうつもりでこの言葉を振り回していたのか? - 読む・考える・書く

    小西ひろゆき参院議員(立憲民主党・民友会)が安倍に『「法の支配」の対義語は何か?』と質問し、安倍が答えられなかった一件が話題となっている。 国会中継 小西議員 「安倍総理はよく“法の支配”と仰るが、“法の支配”の対義語は?」 安倍首相 「まさに…え〜、この海、アジア太平洋の海を繁栄の海としていく上においては、法の支配、国際法の支配…」 小西議員 「“人による支配”です」 え❓まさか⁉️安倍さん、知らんかったの pic.twitter.com/c2neFkdmZo — 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2019年3月6日 このやりとりを文字起こししてみるとこうなる: 小西:安倍総理、よく「法の支配」という言葉をおっしゃいますが、「法の支配」の対義語は何ですか?「法の支配」の反対の意味の言葉は何ですか? 安倍:あの、いわば、私が申し上げているのはですね、私が申し上げている「法の支配」

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    Tomosugi
    Tomosugi 2019/03/13
  • 日本は統計が不正確だったから敗けたのではなく、現実を直視できなかったから敗けた - 読む・考える・書く

    安倍政権の統計不正問題にからんで、敗戦後に吉田茂がマッカーサーに語ったという、あるエピソードが話題になっている。 日経済新聞「春秋」(1/19): 終戦直後、吉田茂は「餓死者が大勢出る」と連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサーに訴え、米国から大量の料を送らせた。だがそんな状況にはならない。日の統計はでたらめだと詰め寄られるや、「日の統計が正確だったら、米国と戦争などしていない」。 ▼ユーモアを武器に、和製チャーチルと評された元首相の面目躍如たるエピソードだ。(略) 仮に吉田茂がこう語ったのが事実だとしても、戦前の日の統計がデタラメだったというのは事実ではない。実際、対米開戦前には「内閣総力戦研究所」が統計その他のデータをもとに対米戦争のシミュレーションを行い、日は必ず負けるという正確な結論を出していた。 対米戦争になったらどうなるか?というシミュレーションは内閣総力戦研究所と

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  • 「中国が攻めてくる~」という妄想 - 読む・考える・書く

    誠意大将軍さんの一連のツイートが大変秀逸だったのでメモ。 中国が攻めてくる~という声はよく見かけますが、もし私が中国人民解放軍の参謀だったとしたら、日を潰す為に敵前渡洋上陸作戦を敢行して日を軍事占領する様な作戦は立てません。何故なら現在の国際社会では自国の占領目的の戦争自体が違法であり、もし実行したら国際的な袋叩きに合うからです→ — 誠意大将軍 (@Myoritomo1192) 2019年1月12日 むしろ日を潰そうと思えば一番有効な手段は経済制裁です。糧もエネルギーも海外に頼っている日にとってはこれが一番応えます。戦国時代に秀吉が鳥取城や三木城でやった「干殺し」です。 故に日を潰そうと思えば日を国際社会から孤立させることが有効になります。→ — 誠意大将軍 (@Myoritomo1192) 2019年1月12日 つまり日の評判を落とす事が戦略になるわけです。 ですがここ

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  • 朝鮮人虐殺:親の目の前に子供たちを並べて首を切った「本庄事件」 - 読む・考える・書く

    藤岡事件よりさらに凄惨な虐殺事件がいくつも起きていた 「町送り」が引き起こした埼玉県内の朝鮮人虐殺事件 最初の集団虐殺「熊谷事件」 「町送り」で生き残った人々が皆殺しにされた神保原事件事件 藤岡事件よりさらに凄惨な虐殺事件がいくつも起きていた 先日、ブログで、虐殺被害者の遺族が95年目にして初めて慰霊祭に参加した「藤岡事件」を取り上げた。 今の群馬県藤岡市で起きたこの事件は、現地に居住していた朝鮮人17名が、警察署内に保護されていたにもかかわらず、暴徒と化した周辺住民に引きずり出されて殺されたという悲惨な事件だ。 しかし、隣の埼玉県では、もっと凄惨な事件がいくつも起こっている。その一つが「事件」である。 事件は、藤岡事件の前日4日に、隣接する今の庄市で起きた別の事件です。 事件の内容は、藤岡事件よりもっと恐ろしいものでした。 — バージル (@vergil2010) 20

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    Tomosugi 2018/10/05
  • 天皇裕仁のワースト・オブ・クソ「思し召し」大会 - 読む・考える・書く

    特攻隊は「よくやった」(1944年10月)→特攻作戦続行・拡大 戦争終結は「もう一度戦果を挙げてから」(1945年2月)→東京大空襲、全国焦土化、沖縄戦 「海軍にはもう艦はないのか?」(1945年4月)→大和特攻、2時間で4千人戦死 沖縄をアメリカに売った「天皇メッセージ」(1947年9月) 戦争責任は「言葉のアヤ」、原爆投下は「やむを得ない」(1975年10月) こちらの記事へのコメントで要望を頂いた件、面白そうなのでやってみた。 昭和天皇裕仁のクソな「思し召し」と言えば、すぐ思い当たるのはつぎのようなものだろう。 特攻隊は「よくやった」(1944年10月)→特攻作戦続行・拡大 海軍特攻隊の生みの親と言われる大西瀧治郎は、必ずしも特攻作戦に積極的ではなく、これを「統率の外道」と呼び、こんなことまでしなければ戦えない状況になっていると知れば、天皇が戦争を止めてくれるだろうと期待していたと言

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    Tomosugi
    Tomosugi 2018/08/17
  • RADWIMPSの「HINOMARU」は教育の失敗が生んだ歌 - 読む・考える・書く

    とりとめもない「愛国」的語句の羅列 この歌を作った人(野田洋次郎氏)は、日の丸に対する自分の心情を素直に歌詞にしたのだろうか。 そうだとしたら、彼ははためく日の丸を見るだけで意味もなく懐かしくなり、こみ上げる思いに血潮が高鳴るらしい。 そして、自分の身体に流れる「気高きこの御国の御霊」に誇りを感じながら、逆風にも高波にも立ち向かって突き進んで行くのだという。たとえそれで死ぬことになっても、永遠に咲き誇る《何か》を守るためならくじけはしないのだ、と。 書いていて背中が痒くなってくるようなストーリーだ。「御国」「御霊」「日出づる国」といったそれらしい語句を連ねて、なんとなくの「愛国」気分に酔っているだけではないか。 それにしても、人気ロックバンドがこんな歌を普通にリリースし、感激したファンから「国歌にしてほしい」などという声が上がるとは。戦後70年を経てとうとうここまで来たのか、と慨嘆せざるを

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    Tomosugi
    Tomosugi 2018/06/15
  • 画像で見る「神武天皇陵」でっち上げの経緯 - 読む・考える・書く

    神武陵にされる前のミサンザイ 「文久の修築」による変貌 改変が繰り返される「神武陵」 広大な森を新たに造成 演出される「神秘」「荘厳」 幕末の下級武士たちがでっち上げたペテン 神武陵にされる前のミサンザイ 式年祭についての記事でも書いたように、現在の「神武天皇陵」は、幕末の文久2(1862)年、恐らく神武の埋葬地ではない「ミサンザイ」に決定された。その後、明治から昭和にかけて、このミサンザイは巨大で荘厳な「天皇陵」に作り変えられていくことになる。 まず、この地が神武陵に比定される前はどうだったか。「文久の修築」前の状態を示す絵図が残っている[1]。 当時のミサンザイは、田圃の中の小さな塚に過ぎない。そこには榎一と茨のような灌木が一株生えていた[2]。ちなみに、旧洞村の古老の話によると、ここはもともと糞田(くそだ)と呼ばれており、牛馬の処理場だったかも知れない[3]、という。 「文久の修築

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    Tomosugi 2018/02/11
  • NNNドキュメント「南京事件 兵士たちの遺言」を検証すると称するウヨブログのレベルが低すぎる件 - 読む・考える・書く

    否定し難い虐殺の事実を突きつけたNNNドキュメント 「字体」で番組内容の否定を試みるウヨブログ 調べればすぐ見つかる反証 否定し難い虐殺の事実を突きつけたNNNドキュメント 2015年10月4日に放送されたNNNドキュメント「南京事件 兵士たちの遺言」。小野賢二氏が長年収集してきた従軍兵士たちの陣中日記や現場に居合わせた元兵士たちの証言、さらには各種の公的記録を突き合わせ、南京を占領した日軍が揚子江岸で行った大量虐殺の事実を否定し難い形で立証した、優れたドキュメンタリーだ。放送批評懇談会のギャラクシー賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞など、数々の賞を受賞している。 早稲田ジャーナリズム大賞受賞時の日テレ報道局清水潔氏のコメントがとても良い。 公共奉仕部門 大賞 受賞者名 日テレビ報道局取材班 代表 清水 潔(日テレビ 報道局 特別報道班) 受賞作品名 NNNドキュメント’15「

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    Tomosugi
    Tomosugi 2017/10/05
  • 上海戦でも補給無視だった日本軍 - 読む・考える・書く

    アジア太平洋戦争において、補給を無視した無謀な作戦が大量の餓死者を生み出したことはよく知られている。「餓島」と呼ばれたガダルカナル島での戦いや、インパール作戦などが典型例である。 しかし、三好捷三氏の『上海敵前上陸』を読むと、日中戦争初期の段階ですら、旧日軍はロクな補給を行わず、兵士を飢えさせたまま戦いを強いていたことがわかる[1]。 飢えといえば、私たちの糧についてもふれておかねばなるまい。上陸後六日目の妙家宅までは一度の糧配給もなかった。(略)そのために、私たちは携帯行糧だけをべていた。丸亀でもらった一週間分である。携帯行糧というのは、乾パンなどの応急用の糧で、普段はべないのだが、糧補給のない上海ではべないわけにいかなかった。 そんなわけで、私たちが妙家宅におちついたころには、その携帯行糧もほとんど底をつき、つぎの補給がいつくるかわからないような状況だったので、何か

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    Tomosugi
    Tomosugi 2016/12/19
  • 教育勅語はどこがダメか - 読む・考える・書く

    というか、こんな簡単な問題すら理解できない者たちが政治家をやり、しかも政権中枢で政策決定に関与しているのだから、まったくお話にならない。 たとえば下村博文文科相はこんなことを言っている。[1] 「(教育勅語には)至極まっとうなことが書かれており、当時、英語などに翻訳されて他国が参考にした事例もある。ただしその後、軍国主義教育の推進の象徴のように使われたことが問題だ」 下村博文文科相は8日、教育勅語の原が確認されたことと絡めてこう述べ、内容そのものには問題がないとの認識を示した。 教育行政のトップからしてこの体たらくである。 この下村の認識は二重三重に間違っているのだが、どこがどうおかしいのか、具体的に見ていくことにしよう。 まず教育勅語の全文を見てみる。リンク先の画像が示すように、各学校に「下賜」され、行事のたびに「奉読」が義務付けられたこの勅語には句読点も何もなく、べったりとした文語体

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    Tomosugi 2014/05/08
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