博多駅近くに開院して15年目を迎える「蔵本ウイメンズクリニック」。開院以来、不妊治療を専門とし、これまでに一般不妊治療、高度生殖医療を合わせて7,192人(2009年7月29日現在)の患者さんが妊娠されている。同クリニックの蔵本院長は、オーストラリアをはじめとした海外の不妊治療の現場で学んだ仕組みを日本になじむようにアレンジし、日々、不妊に悩む患者さんと向き合っている。患者さんの心のケアやさまざまな観点からの治療を目指した『チーム医療』をモットーとし、同クリニックには、そうした専門スタッフが40数名も在籍している。また、安全管理第一を掲げ、『ISO9001:2008』も取得し、細心の注意を払った治療が行なわれている。 「ここ最近は晩婚化が進んでおり、不妊治療患者年齢も上がっています。現在、当院では40代の患者さんが4割弱にもなっている。そういった年齢になると、治療をやめることも視野に入れな
妊娠したことがある女性の41%は流産の経験があり、流産や死産を繰り返して出産に至らない「不育症」の患者は年間約8万人いるとの研究結果を、厚生労働省研究班がまとめた。 名古屋市立大の杉浦真弓教授(産婦人科)らが、一般の女性を対象にしたアンケートを基に計算した。杉浦教授は「流産は一般に思われているより頻繁に起きている。不育症の患者のうち多くは出産できる可能性があるので、積極的に検査や治療を受けてほしい」と話している。 教授らは、平成19年2月からの1年間に、愛知県岡崎市で健康診断を受けた35〜79歳の女性のうち503人から回答を得た。妊娠経験がある458人中、流産したことがあったのは190人(41.5%)。2回以上で「不育症」とみられるのは28人(6.1%)、3回以上の「習慣流産」は7人(1.5%)いた。
環境ホルモン騒動は90年代初頭にデンマークの科学者(スキャケベク)が、男性の精液中の精子量が数十年前に比べて激減しているとの発表と、ほぼ同時期に魚や両生類のオスの生殖器に発達異常が世界各地で発見された事が発端となりました。 そこで、この世界同時発生的な「男性のメス化」現象を説明するために「環境中に放出された女性ホルモン様の働きをする化学物質が犯人」であるとする環境ホルモン説が登場しました。 具体的には、体内にあるエストロゲン(女性ホルモン)の受容糖鎖に、この化学物質いわゆる環境ホルモン(内分泌撹乱物質)が結合してエストロゲンの代わりに伝達作用をする。つまり、男性の体内に女性ホルモン様の働きをする環境ホルモンが入り、男性を女性化していると指摘されました。 そして、騒ぎは拡大し、各種癌、奇形児出産、キレル子供、アトピー性皮膚炎などの原因であるとの議論まで生まれました。 ところが、エストロゲンの
男はもういらなくなる?世界初の人工精子が幹細胞から作りだされる…イギリス イギリスで世界初とされる、人工の精子の作成に成功しました。 不妊治療で寄付された男性の幹細胞が利用されたとのことです。 この研究によって男性不妊の治療に大いに貢献することになるだろうと言われています。自分の皮膚から取り出した裂片から人工的に精子を作ることで、遺伝子的に自分の子供を授かることができるそうです。 人工の精子を成功させたのはイギリスのニューキャッスル大学で、人間の幹細胞から精子を作り上げたと報告しています。人工の精子には頭部分と尾部分があり、普通の精子のように泳ぎまわっているとのことです。 Karim Nayernia博士は受精して子供を作ることも可能だと確信していますが、人工精子を受精させる実験を行う許可を得るには、さらなる安全面での確認が必要のようです。 今回使われた幹細胞は数日しか経っていない胚(胎児
台湾・台北(Taipei)に展示される巨大なコンドーム(2003年2月12日撮影)。(c)AFP/Sam YEH 【7月8日 AFP】英国の科学者らが、胚(はい)性幹細胞(ES細胞)からヒトの精子を作製することに成功したと、8日発行の医学誌「Stem Cells and Development」に発表した。 英ニューカッスル大学(Newcastle University)と北東イングランド幹細胞研究所(NorthEast England Stem Cell Institute、NESCI)の研究チームは、XY染色体(男性)を持つ幹細胞を用いるという新しい手法で、ヒトの精子を作製した。 ただし研究チームは、こうした人工精子を現時点で不妊治療に使用することは、英国の法律が禁止していることもあり、あり得ないと強調する。 研究を主導したKarim Nayernia教授は、研究の目的について、「精子
スペインの自転車ロードレース「第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(Tour of Spain 2006)」の第13ステージで、グアダラハラ(Guadalajara)とクエンカ(Cuenca)間を通過する選手たち(2006年9月8日撮影)。(c)AFP/Jaime REINA 【6月30日 AFP】オランダ・アムステルダム(Amsterdam)で開催中の欧州ヒト生殖学会議(European Society of Human Reproduction and Embryology、ESHRE)で29日、長距離サイクリングなどの自転車の集中訓練が男性から「父親」になるチャンスを奪う可能性があるとした研究結果が発表された。 スペインのコルドバ大学医学部(University of Cordoba Medical School)の研究チームは、以前から指摘されていた男性の不妊症と長距離サイクリングと
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