中央省庁による障害者雇用の不適切な水増し問題で、最高裁が全国の裁判所で障害者の雇用状況を調べたところ、行政機関と同様に不適切な算入があったことが関係者への取材で明らかになった。水増しは300人超に上る見通しという。最高裁は29日までに調査結果を厚生労働省に報告した。 厚労省によると、2017年の全国の地裁や高裁、家裁などでの障害者雇用数は641人で、法定雇用率(2.3%)を上回る2.58%とされていた。しかし、実際には法定雇用率を大幅に下回っていたとみられる。報告を受けた厚労省が今後、数字を…
「翁長氏の遺志を引き継ぎ、辺野古建設阻止を貫徹する」と語り、沖縄県知事選への出馬を正式に表明した玉城デニー氏=那覇市のホテルで2018年8月29日午後4時14分、佐野格撮影 沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事の死去に伴う9月13日告示、30日投開票の知事選で、自由党幹事長の玉城(たまき)デニー衆院議員(58)=沖縄3区=は29日、那覇市内で記者会見し、翁長氏の後継候補として立候補することを正式に表明した。翁長氏が反対してきた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画について、玉城氏は「翁長氏の遺志をしっかりと引き継ぎ、辺野古新基地建設阻止を貫徹する」と決意を述べた。 知事選には、前宜野湾市長の佐喜真淳(さきま・あつし)氏(54)=自民、公明推薦=が既に出馬を表明している。辺野古移設を推進する安倍政権が全面的に支援する佐喜真氏と、移設に反対する「オール沖縄」勢力が推
【ブリュッセル八田浩輔】サマータイム(夏時間)廃止の是非を検討している欧州連合(EU)のパブリックコメントで、8割以上が制度の廃止を支持したと独メディアが報じた。夏時間を統一的に採用してきたEU域内では健康や睡眠への悪影響を示唆する研究成果などへの関心が高まっており、パブコメの結果を受けて今後廃止に向かう可能性が出てきた。 EUでは健康への影響などから加盟国フィンランドが夏時間の廃止を提案。欧州議会は2月、EU行政執行機関の欧州委員会に対し、夏時間がもたらすさまざまな影響を徹底的に評価し、必要な場合は改正も検討することを求める決議を採択した。これを受けて実施された欧州委のパブコメは今月16日に締め切られ、過去最大となる460万件が全28加盟国から寄せられていた。
セクハラや性被害を告発する#MeTooは、女性が被害者、男性が加害者というケースが目立ちます。しかし、男性も深刻な被害に遭っています。 「僕も#MeTooの一人です」と、やなせひろみさん(31)は話します。演歌歌手を夢見てきましたが、2年前に男性プロデューサーからセクハラに遭ったとして、裁判で争っています。 高卒後、音楽スクールでレッスンを受けたり、歌手の付き人をしたりしてきました。芸能プロダクションの訓練生だったとき、プロデューサーからホテルの一室に呼び出され、セクハラ被害を受けました。 訴訟を起こしましたが、相手は否認し、名誉毀損(きそん)でこちらを訴えました。僕は活動を自粛し、沈黙を守りました。その後、伊藤詩織さんがレイプ被害を訴え、はあちゅうさんが過去のハラスメントを明らかにしました。それを知り、僕も悪いことはしていない、隠さなくていいと思ったんです。勇気づけられて、SNSで発信を
2016年4月の熊本地震で被災した熊本城(熊本市中央区)の復旧工事が進み、6階建ての大天守の外観があらわになってきている。中心市街地がある南東側からは、黒を基調とした元の姿をのぞかせている。 市は29日、報道陣に作業内容を説明した。担当者によると、3階から上の屋根と外装の工事が完了し、足場の撤去を始めた。3階部分は建具を取り付けるため、9月中旬に再び足場を組む。また、この日、隣の小天守を解体するための工事が始まり、数時間かけてクレーン車で鉄骨2本を差し込んだ。 大天守の外観工事は19年秋に終え、小天守を含む天守閣の内部が一般公開されるのは、21年春となる見通しだ。熊本城総合事務所の野本達雄副所長は「まだ城内に手つかずのところはある。20年間の計画の中でまずは第一歩というところです」と述べた。(柴田菜々子)
漫画家のさくらももこさんが15日、53歳で亡くなった。代表作「ちびまる子ちゃん」はアニメの放送が今後も続く国民的人気作。漫画家のいしかわじゅんさん(67)が悼んだ。 ほのかな毒気とマニア性 「ちびまる子ちゃん」はほのぼのとした世界観の中に、ほのかな毒気とマニア性があった。これがより読者の共感を呼び、ただ面白いだけでなく深く愛される漫画になったのだろう。 登場キャラクターにはネガティブな一面があり、クラスメートの関係はただの仲良しでなく一歩間違えればいじめにつながるような場面も多々あった。虚構でないリアルなものを描きつつも、決して仲間はずれにはならず、後味のよい絶妙の距離感におさまるさくらももこの世界だった。 クラスメートの名前は、多く…
日本記者クラブは8日、17日から予定していた中国・チベットへの記者団派遣を中止すると発表した。参加予定だった産経新聞記者のビザが中国側から出なかったためで、「特定メディア排除を求める中国政府の決定には、民主主義の基本である『言論・表現の自由』の観点から承認できない」とコメントした。 同クラブによると、取材団には11社11人の記者が参加予定だった。ビザ申請のため、5月7日に11人の資料を中国大使館に送ったが、31日に大使館から「産経新聞記者にはビザを発給しないと中国政府が決めた」と連絡を受けた。同クラブは再考を求めたが、その見込みがないとして取材団全体の中止を決めたという。 中国大使館は朝日新聞の取材に「ビザの必要資料が足りなかった」と説明している。同クラブによると、途中段階の資料では産経新聞の記者の職歴が抜けていたが、5月7日に提出した際は入っていたという。
北京で29日午後に行われた王毅(ワンイー)国務委員兼外相と秋葉剛男外務次官の会見の直前、中国外務省が日本メディアの代表取材者5人のうち、産経新聞の記者の取材を認めないと在中国日本大使館に伝えた。これを受けて、朝日新聞など北京に駐在する日本の報道各社は「代表取材が成立しない」と日本大使館側に伝え、代表取材者全員が取材を取りやめた。秋葉氏は王氏の後に会見した楽玉成・外務次官に抗議した。 王氏と秋葉氏の会見の冒頭取材は、日本大使館が人数を制限した形で記者を募集した。報道各社は抽選で産経新聞記者を含む5人の代表取材者を選んだ。 日本大使館によると、中国外務省が「外務省の方針に基づいて産経新聞が今回の取材に参加することは認められない」と同館に通告。報道各社は「正式なプロセスを経て決まった代表取材が否定されれば代表取材は成立しないため、今回の代表取材は行わない」とする趣旨を日本大使館に口頭で伝え、代表
沖縄県知事選への出馬を正式表明する玉城デニー氏=29日午後4時すぎ、那覇市大道の沖縄ホテル 沖縄県知事在任中の8日に死去した翁長雄志氏の後継候補として県政与党などが出馬を要請した衆院議員の玉城デニー氏(58)が29日、那覇市のホテルで記者会見し、9月30日投開票(同13日告示)の県知事選への出馬を正式に表明した。 玉城氏は「自立と共生の沖縄を目指す。生まれてくる子どもたち、あすを担う若者たちに平和で真に豊かな沖縄、誇りある沖縄、新時代沖縄を託せるよう全力疾走で頑張る」と述べた。 県知事選は玉城氏と、既に出馬を表明している前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)の事実上の一騎打ちとなる。 会見に先立ち、玉城氏は県政与党や労働組合などでつくる調整会議の照屋大河議長に対し出馬要請への受託を伝えた。 玉城氏は辺野古新基地建設阻止を貫いた翁長氏に触れ、「県民が持つ力を誰よりも信じ、揺らぐことのない決意が県民
On an overcast afternoon, small candles flicker on the paving stones where, in the early hours of Sunday morning, a German carpenter in his thirties was fatally stabbed in a street fight. Even now, complete strangers arrive to lay flowers, stand in silence, hold hands. This growing makeshift memorial has become a focus for this troubled city's grief and anger. Little is known about how or why the
明日の予想最高気温は東京や名古屋44度、大阪43度、福岡42度、札幌でも41度、那覇39度……。地球温暖化への対策を怠った未来を描いた動画「2100年 未来の天気予報」を環境省などが制作し、ウェブページ(http://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/tv/ondanka/)で公開を始めた。 もともとは小学校での出前授業などでの教材として制作したもので、一般には公開していなかった。だが、テレビなどで紹介されて問い合わせが相次いだため、温暖化問題を広く知ってもらおうとウェブで公開することにした。 動画は3分で、現役の気象キャスターが実際の天気予報さながらに予想気温などを伝える。真夏日が東京で104日に上ったことや、熱中症で12万人が搬送されたことなど、温暖化による影響や被害も紹介している。局地的な豪雨や超巨大台風の発生などにも触れている。こうした「予報」
厳しい表情で記者会見に臨む加藤勝信厚労相=東京都千代田区で2018年8月28日午前10時38分、小川昌宏撮影 中央省庁による障害者雇用の水増し問題で、厚生労働省は28日、昨年6月1日時点の国の33行政機関の雇用率の調査結果を公表した。約8割にあたる27機関で計3460人の不適切な算入があった。また、一部の省の幹部は取材に、過去に死亡した職員を障害者として算入し、意図的に雇用率を引き上げた例があったと証言。政府は弁護士を含む検証チームを設置し原因究明を進めるとともに、再発防止策を10月にもとりまとめる。 厚労省のこれまでのまとめでは、33機関のうち、当時の法定雇用率(2.3%)を満たしていなかったのは1機関のみだった。しかし、実際に達成していたのは警察庁など6機関だけで、平均雇用率は2.49%から1.19%に下がった。
今年のノーベル文学賞の発表が選考主体スウェーデン・アカデミーのスキャンダルで見送られたことに抗議し、スウェーデンの文化人らが今年限定で創設した新たな文学賞の最終候補4人に、村上春樹さん(69)が入った。新たな文学賞の選考主体「ニュー・アカデミー」が29日までに発表した。 受賞者は、文学賞を除くノーベル各賞の受賞者発表が終わった後の10月12日に発表される。授賞式はスウェーデンの首都ストッ… この記事は有料記事です。 残り296文字(全文492文字)
全米オープンテニス、男子シングルス1回戦。体を休めるノバク・ジョコビッチ(2018年8月28日撮影)。(c) AFP Photo/TIMOTHY A. CLARY 【8月29日 AFP】米ニューヨークで開催中の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)で、気温が40度近くまで上がる中で大会が進行していることに、選手からは「死ぬかと思った」といった悲鳴が上がっている。 28日のニューヨークはピーク時の気温が38度に達し、さらに息が詰まるような湿気が追い打ちをかけた。1936年に記録した観測史上最高の41度よりは少し低かったが、それも選手にとってはなんの慰めにもならず、早い時間帯に始まった男子シングルスのうち4試合が途中棄権で終わった。 アルゼンチンのベテラン、レオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer)はラスロ・ジェレ(Laslo Dje
3Dプリンターで製作された銃「リベレーター」。米テキサス州オースティンの工場で(2018年8月1日撮影)。(c)AFP PHOTO / Kelly West 【8月29日 AFP】米国で3Dプリンターによる銃器の製造方法の公開をめぐって銃権利団体と州などが争っている問題で、テキサス州の銃権利活動家が28日、設計データの販売を開始した。連邦裁判所は先月、インターネットでの公開を一時差し止める命令を出しているが、活動家は販売には適用されないと主張している。 データの販売に踏み切ったのはテキサス州の銃権利活動家コーディー・ウィルソン(Cody Wilson)氏。1か月前にも、同州の非営利団体「ディフェンス・ディストリビューテッド(Defense Distributed)」が5年に及ぶ法廷闘争の末にドナルド・トランプ(Donald Trump)政権と和解したことを受けて、自身のウェブサイトで銃の設
ryosuke @turquoisefeline 町内会の福引大会がキッズバンドの演奏でオープニングやったんやけど、曲がまさかのクリムゾンの21世紀の精神異常者! なんか味わい深い! pic.twitter.com/jxHIxpwXl4 2018-08-26 17:56:34 リンク Wikipedia 21世紀のスキッツォイド・マン 「21世紀のスキッツォイド・マン」(にじゅういっせいきのスキッツォイド・マン、原題:21st Century Schizoid Man)は、キング・クリムゾンのデビューアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』に収録されている楽曲で、彼らの代表曲でもある。改題前の邦題は「21世紀の精神異常者」(にじゅういっせいきのせいしんいじょうしゃ)だが、レコード制作基準倫理委員会(レコ倫)基準の変化によって現在の表記に改められた。 ロックとジャズを融合させた曲である。プログレ
米ワシントン・ポスト紙(電子版)は28日、トランプ米大統領が6月の日米首脳会談で、安倍晋三首相に「私は真珠湾を忘れない」と述べたうえで、対日貿易赤字に強い不満を表明したと報じた。トランプ氏は米国産牛肉や自動車の対日輸出に有利になる二国間協定の交渉に応じるよう安倍氏に迫ったという。トランプ氏の最近の安倍氏への冷めた態度を伝えている。 同紙によると、北朝鮮問題をめぐっても、米朝首脳会談前の日米首脳会談や電話協議で安倍氏はトランプ氏に、北朝鮮が非核化に具体的に取り組むまで、米韓軍事演習の中止や朝鮮戦争の終結宣言をめぐる合意に応じないように繰り返し助言したが、トランプ氏に完全に無視されたという。 カーネギー国際平和財団のジェームズ・ショフ上級研究員は同紙の取材に対し、「トランプ氏は最初の頃は安倍氏の指導で貴重なものを得たが、今は重要ではなくなりつつあるようだ。トランプ氏にとって今の安倍氏は、よく頼
29日午前6時40分ごろ、博多湾を航行中の遊漁船の船長から「端島(はしま)に男性1人が上陸している」などと118番通報があった。男性は27日夜に福岡市営渡船に乗って夜景を撮影中、過って海に転落。自力で近くの無人島の端島に泳ぎ着き、二晩を過ごしたという。 福岡海上保安部によると、男性は福岡市東区の会社員(53)。27日午後8時、ベイサイドプレイス博多ふ頭(福岡市博多区)から、志賀島(同市東区)行きの市営渡船に乗船。約20分後、携帯電話で夜景を撮影しようとした際に過って海に転落したという。 男性は近くの端島に自力で泳いでたどり着いたが、携帯電話を落としたため連絡できず、飲まず食わずで二晩を過ごした。日中は灯台付近や岩の上から通りがかる船に助けを求めたが、気づいてもらえなかったという。 29日早朝、端島近くを通った遊漁船が男性を発見。第7管区海上保安本部に連絡して救助された。男性にけがはなかった
地域で信仰の対象や宝物として守られてきた仏像などが、高齢化や過疎化のために博物館に預けられるケースが近年目立っている。一方、博物館の収蔵スペースは限界に近い。貴重な文化財が行き場を失いつつある。 絵巻物など市指定文化財の絵画4点が、大量の古文書などと一緒に収められた収蔵庫。仏像や道祖神、人形、釜などで通路まで埋まった収蔵庫。平塚市博物館(神奈川県)に五つある収蔵庫は「もう満杯。かなり厳しい」。早田旅人学芸員は話す。 開館から42年。地域に根ざした博物館として文化財を含む郷土資料を集めてきた。今や収蔵する計16万点余の大半が市民からの寄贈、寄託となり、最近も毎年650~1500点ほど受け入れている。 延べ床面積計380平方メートルの五つの収蔵庫に収まらず、20年前から5キロ先の廃園になった幼稚園の部屋も使う。園内の敷地に倉庫も建てた。園にはカビの防止に欠かせない空調はない。 最近は、収蔵品と
北星学園余市高校 1965年創立。不登校や高校中退生など様々な事情を持つ子を受け入れてきた。創立当時から勉強に伸び悩む子どもを、88年からは全国から高校中退者の転入、編入を受け入れている。その教育方針が次第に注目され、テレビや新聞でも取り上げられている。 「教員免許を取った後にそんなドキュメンタリーをテレビで見て、『こういう学校、面白そうだな』と思って就職したのが私です」 そう話すのは、同校で教員として働いて18年目、一昨年まで教頭を務め、今は学校の広報全般を担当する英語教諭の田中亨さん(41)。学生の約6割が不登校を、4人に1人は非行を経験してきたといい、幼い頃から大人に心を閉ざしてきた子も少なくありません。そんな子どもたちとどうやって向き合っているのか。田中さんに話を聞いてみました。 距離感、取りたいように取れる環境 ――どんな生徒が通っているのでしょう。 不登校の子、やんちゃしていた
人気のフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」のコスプレ。額縁も作品のあるオランダの美術館の本物に似せているこだわりぶりだ=徳島県鳴門市の大塚国際美術館 特製の壁紙の前で記念撮影 あの有名な「少女」にもなりきり わりと大まじめ コスプレがアニメの世界だけだと思ったら大間違い。ゴッホやフェルメールなど「名画」になりきるコスプレが楽しめる美術館があるという。鳴門海峡を望む山をくりぬいた場所に立つ大塚国際美術館。清涼飲料水「ポカリスエット」やオロナミンCで知られる⼤塚製薬を中心とした大塚グループが運営しており、年間約40万人が訪れている。いったいどんなコスプレが生まれているのか?(朝日新聞徳島総局記者・佐藤常敬) 特製の壁紙の前で記念撮影 大塚国際美術館は、すべての作品が陶器の板で作った複製画のため、触ったり、作品と写真を撮ったりといった「鑑賞」ができるのが他の美術館にはない魅力でもある。 中でも「
ノルマルヘキサン抽出物質について 納期:4営業日(試料到着の翌日から4営業日で報告書を発送いたします) 注)営業日とは、土日、祝祭日及び、当社が特別に定めた休日を除いた日になります。 ノルマルヘキサン抽出物質というのは、特定の物質名称ではありません。 ではいったい何を分析しているのでしょうか? ノルマルヘキサン抽出物質は、一般的に水中の油分等を表わす指標として用いられています。 この分析では、pH4以下の条件において、 試料にヘキサンを加え、混和させた後、試料中からヘキサンによって抽出される 80℃付近でヘキサンを揮発させた時に揮発しない 上記1、2の条件に当てはまるものを定量しています。 具体的には、鉱油類、動植物油脂類などの油分の他にも、界面活性剤や石鹸、アルコール、アミン類、農薬や染料、フェノール類などが上記に当てはまります。 このようにヘキサンに抽出される不揮発性物質の総量をノルマ
表彰メダルをリサイクル貴金属で作る東京五輪・パラリンピック組織委員会の計画で、銀が大幅に足りないとして環境省が秋から小中学校に協力を呼びかけ、使用済みの携帯電話やパソコンの回収を強化する。これに対し、「戦時中の金属供出か」と疑問視する声が出ている。猛暑対策の打ち水やサマータイム、ボランティア募集に続き、五輪への不信感は強まっている。【中川聡子】 同省によると、必要な金銀銅メダル計約5000個を作るために金約40キロ、銀約4900キロ、銅約3000キロが必要という。銀の量が多いのは表面を金でメッキする金メダルの地金とするため。郵便局やNTTドコモの店舗で回収を進め、金と銅はめどがついたが銀は足りないという。このため、同省は五輪参加国・地域をもてなす全国約230の自治体に協力を呼びかけ、専用の回収ボックスを公立小中学校に設置する。
東京・多摩市の建設中のビルで作業員5人が死亡した火災で、当初、断熱材として、燃えにくい不燃性のウレタンが使われる予定でしたが、燃えやすいウレタンに変更されていたことが警視庁への取材でわかりました。警視庁は、業務上過失致死の疑いで関係先として準大手ゼネコン「安藤ハザマ」の本社を捜索し、防火態勢に問題がなかったか調べています。 午前10時すぎ、警視庁の捜査員およそ60人が捜索に入りました。 先月26日、東京・多摩市の建設中のビルの地下3階から火が出て、8時間余り燃え広がり、作業員5人が死亡し、40人余りがけがをしました。 警視庁のこれまでの調べで、当時、ビルの地下3階で作業員2人がバーナーで鉄骨を切断中に火花が飛び散り、断熱材として床下に敷き詰められていたウレタンに燃え移り、有毒な煙が一気に発生したとみられています。 その後の調べで、作業工程表では、当初、断熱材として、燃えにくい不燃性のウレタ
原発事故からの復興への願いを込めて設置された防護服を着た子どもの現代アート像について、福島市は制作した現代美術家のヤノベケンジさんの意見なども聞いて検討した結果、撤去する方針を決めました。 28日午後にも記者会見を開き、発表することにしています。 現代アート像、「サン・チャイルド」は、防護服を着た子どもがヘルメットを外して立ち、遠くを見つめてほほえんでいる高さ6.2メートルの作品で、平成23年に現代美術家のヤノベケンジさんが、震災と原発事故で深刻な被害を受けた福島の復興への願いを込めて制作しました。 制作後、日本の各地で展示されたサン・チャイルドは福島市に寄贈され、先月28日から子育て支援施設「こむこむ館」前に設置されました。 しかし、像の設置後、「原発事故のあと、福島市では防護服が必要だったと誤解を招く」などの撤去を求める批判的な意見が市に寄せられていました。 福島市はヤノベケンジさんの
中央省庁の多くで障害者雇用の水増しが明らかになった28日、障害者や雇用を進める民間企業からは非難が相次いだ。先導すべき国の機関でなぜ、問題が起きたのか。徹底調査とともに、誰もが働きやすい共生社会に向けた議論を求める声が上がる。 「こんなに水増しされていたのかという思い。障害者雇用が正しく進められてきたのか疑問だ」 28日午後、野党各党が国会内で開いた合同ヒアリングで、日本盲人会連合の工藤正一・総合相談室長は、目の前に並んだ国の担当者らに強く訴えた。その後も、障害者団体の幹部らからは「残念でならない」「障害を持った人を採用するのはうっとうしいという感じが見えてならない」と怒りの声が相次いだ。 国家公務員になる目標がかなわなかった障害者も憤りを隠さない。関西に住む20代男性は「違法な状態で競争させられていたということになる。採用プロセスの正当性に疑問を感じる」と話した。 数年前、国家公務員の総
和歌山と大阪を結ぶ西日本ジェイアールバス(大阪市)運行の高速バスが26日夜、渋滞を迂回(うかい)するため和歌山県内で高速道路を降りたところ、道を間違えて狭い山道に入り込み、立ち往生していたことがわかった。乗客38人は同社が手配したタクシーなどで運んだ。けが人はなかった。 同社によると、同県白浜町を午後6時過ぎに出て、午後10時ごろ大阪駅JR高速バスターミナル到着予定の高速バス。阪和自動車道を走行中の26日午後7時50分ごろ、バスの50代の運転手から「渋滞しているので、迂回指示を」と同社の営業所に連絡があった。 指示を受け、バスは御坊南インターチェンジ(IC)を降りて迂回路の県道に入ったが、運転手は途中で道を間違え山道へ。道幅は車が1台やっと通れるほどしかなく、道路脇は崖。同社によると、バスは車体をガードレールや岩などにこすり、ミラーを破損しながら走行を続けたという。 結局、誤った道を約1キ
イタリア北西部の都市ジェノバで、崩落した橋の上に乗り捨てられた車(2018年8月15日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Valery HACHE 【8月28日 AFP】イタリア北部ジェノバ(Genoa)で高速道路の高架橋が崩落し、43人が死亡した事故を受けて、政府は27日、インフラ管理の国営化を検討していることを明らかにした。事故をめぐっては、橋を管理していた民間企業と政府との対立が続いている。 ダニーロ・トニネッリ(Danilo Toninelli)インフラ・運輸相は議会で、民間企業が公共施設を管理するいわゆるコンセッション方式の全面的な見直しのため「全力を尽くす」と述べた。 同相はまた、「国民の利益がより保護されるのは、国営化なのか、あるいは運営を委ねた企業の利益を減らす形での現行契約の再交渉なのかを、ケース・バイ・ケースで見極めていく」としている。 これに先立ち政府は、
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