天皇陛下は23日、85歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち皇居・宮殿で記者会見し、2019年4月末の退位を前に「天皇としての旅を終えようとしている今、私はこれまで、象徴としての私の立場を受け入れ、…続き[NEW] 陛下、声震わせ「象徴の旅」を回顧 最後の記者会見全文 [NEW]
![NIKKEI NET(日経ネット):「豚インフル」が米・メキシコで WHO発表、60人死亡の疑い](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d5ddedbcd31d627435a421dc21d870d6419596d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.nikkei.jp%2Frelease%2Fv3.1.78%2Fparts%2Fds%2Fimages%2Fcommon%2Ficon_ogpnikkei.png)
【ワシントン=勝田敏彦】米疾病対策センター(CDC)は23日、全米で豚インフルエンザに感染した患者が7人報告されたと発表した。患者は全員回復しているが、CDCは新型インフルエンザで恐れられている「人から人へ」の感染が起きた可能性があるとしている。 CDCによると、3月末にカリフォルニア州でまず10歳の男児と9歳の女児の感染が見つかった。豚と接触した形跡がなく、2人から分離されたウイルスは人、鳥、豚のそれぞれがかかるウイルスの遺伝子が混じったような未知の遺伝子をもっていた。このためCDCは、ウイルスが変化して人から人への感染が起きた可能性が高いとみている。 その後、テキサス州でも感染が見つかり、患者は計7人になった。CDC幹部は同日の会見で「患者は増えると考えられる」と述べた。 豚インフルエンザはウイルスの型が違うため、ふつう、人には感染しないが、豚と頻繁に接触すると感染することがある
来日中のキッシンジャー元米国務長官(85)が23日、東京都内で民主党の鳩山由紀夫幹事長と会った。出席者によると、キッシンジャー氏は北朝鮮のミサイル発射など外交・安全保障問題もそこそこに「民主党は政権交代できるのか」などと質問。30分ほどの面会のうち、半分は日本の政局の話題に費やされた。 「小沢代表はどうなのか」「次の代表は誰なのか」と、たたみかけるようにポスト小沢問題を聞くキッシンジャー氏に、鳩山氏は総選挙に向けて当面は小沢体制で臨む考え方を説明。ただ、違法献金事件をめぐる小沢氏の進退について対応に苦慮している最中だけに、米外交の重鎮からの思わぬ質問攻めに戸惑い気味だったという。 関連トピックス総選挙
【ロンドン=大内佐紀】22日付英インデペンデント紙は1面トップで、米国人医師が14個の人間のクローン胚(はい)を作ることに成功し、このうち11個を4人の女性の子宮に移植、近くクローン人間が誕生する可能性が出てきたと伝えた。 同紙が、キプロス生まれで米国籍のザボス医師の話として伝えたところによると、女性は英国や米国などの出身で、いずれも同医師に不妊治療の相談に来た。まだ妊娠は確認されていないというが、医師は同紙に対し、「クローン人間誕生の第1章が開かれた。いずれ、クローン人間は生まれる」と答えた。 同医師は2004年1月にもクローン胚を女性の子宮に移植したと発表したが、妊娠には至らず、信頼性を疑問視する声も強い。
神殿にはラムセス2世(右)らが描かれていた=エジプト考古最高評議会提供 【カイロ=田井中雅人】エジプト考古最高評議会は21日、シナイ半島北部のスエズ運河東側で、古代エジプト新王国第18、19王朝(紀元前1550〜同1186年ごろ)のものとみられる四つの神殿を発見したと発表した。 最大の神殿は泥れんが造りで、縦80メートル、横70メートルの敷地にあり、厚さ4メートルの防護壁で囲まれていた。「天空の神」であるホルス神や、繁栄を築いた第19王朝のラムセス2世らの肖像が描かれていた。 神殿は古代の軍事道路沿いに位置し、補給拠点だったことを示す貯蔵庫群も見つかった。評議会は「シナイ半島で最大の発見の一つ。国土防衛の拠点であり、外国からの訪問者に繁栄を印象づける狙いもあった」とみている。
【ベルリン=中谷和義】1989年11月9日の東ドイツ政府(当時)の記者会見で、東西冷戦の象徴「ベルリンの壁」が崩壊するきっかけになった質問をした西側記者が、「旧東独高官から質問するよう事前に促された」と、最近になって証言した。 当の高官は3年前に死去し、真相はわからないが、歴史の分水嶺となった出来事の陰に「やらせ」質問があった可能性が、ドイツで話題を呼んでいる。 証言したのは、イタリアANSA通信特派員だったリッカルド・エーマン氏(79)。東独の支配政党・社会主義統一党のギュンター・ペチュケ中央委員会委員が「(国民の国外旅行制限を緩和する)旅行法について必ず質問すべきだ」と電話してきたという。 当時、東欧で広がった民主化運動のうねりを受け、第三国経由で脱出する東独国民が急増。同国は厳しい旅行許可条件を緩め、いつでも外国に行けるようにすることで、急激な人口流出を防ぐ必要に迫られていた。 エー
【ニューヨーク=山本正実】「私たちは、日本に謝らなければならない」――。2008年のノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン米プリンストン大教授は13日、外国人記者団との質疑応答で、1990~2000年代にデフレ不況に陥った日本政府や日本銀行の対応の遅さを批判していたことを謝罪した。 教授は、「日本の対応が遅く、根本的な解決を避けていると、西欧の識者は批判してきたが、似たような境遇に直面すると、私たちも同じ政策をとっている」と指摘。「上昇する米失業率を見ると、失われた10年を経験した日本より悪化している」と述べ、経済危機を克服するのは予想以上に難しいとの見方を示した。 クルーグマン教授は、日本のデフレ不況時に、日銀に徹底的な金融緩和を促す論陣を張るなど、日本批判の急先鋒(せんぽう)に立っていた。
1905年に撮影されたイタリアとスイスの国境付近の様子=独ミュンヘンの民間研究所「環境研究協会」提供同じ場所で2003年に撮影されたイタリアとスイスの国境付近の様子。約100年で氷河が大きく後退しているのが分かる=独ミュンヘンの民間研究所「環境研究協会」提供 地球温暖化の影響でアルプス山脈の氷河が解けて地形が変化し、イタリアとスイスの国境線があいまいになっている。長年にわたり変化することがなかった氷河を目印に国境を定めていたためだ。両国は合同の専門家委員会を立ち上げ、「解けてしまった国境」に代わる新たな国境線を引くための協議を始めた。 イタリアとスイスの国境は41年に両国が協定を結び、氷河に覆われた尾根などを目印に国境を定めた。ところが、協定では境界を「氷河の最高地点」などと定めていることから、氷河の溶解で最高地点が動いてしまった。 特にスイス最高峰のモンテローザ(標高4634メート
今回の発射に対する日本社会の反応をどう見るか。東京に駐在する外国人特派員2人に聞いた。 ■韓国紙・東亜日報の徐永娥(ソ・ヨンア)・東京支局長(43) 発射予告の後、日本社会は全体的に神経をとがらせすぎていたように見えた。まるで戦争が迫っているかのように伝えたメディアもあった。 北朝鮮の意図は国際社会の注目を集めることだから、残念ながら日本について言えば、成功してしまっている。韓国に比べて日本は全体的に軍事的脅威に対する免疫がないのではないかとも思う。 4日には防衛省で情報伝達ミスがあった。緊張した場面でこのようなミスがあるようでは、本当に軍事的に重要な局面できちんとした対応ができるのか不安になる。 ■ニューヨーク・タイムズのマーティン・ファクラー東京支局長(42) ワシントンやソウルの冷静さに比べて、日本は騒ぎすぎた。北朝鮮は、米国がオバマ政権になりあまり注目されなくなったから、パ
【デトロイト=山川一基】米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターは31日、自動車ローンを組んだ人が失業した場合の支払いを保証する制度を導入する、と相次いで発表した。雇用不安が新車販売減の大きな原因とみて、異例の販売促進策に乗り出した。 GMが「完全信用プラン」と名付けた販売促進策は、4月末までに新車をローンで購入した人が対象。2年以内に失業した場合、支払いを毎月500ドル(約4万9千円)まで、最長9カ月間保証する。その間の支払いはGMが契約した金融会社が肩代わりする。GMは「求職中はそれまで以上に車が必要だ」としている。 フォードの新制度は、6月1日までに新車を購入した客が9カ月以内に失業した場合、ローンの支払いを毎月700ドル(約6万9千円)まで最長12カ月間、GM同様に保証する。 失業者に保証する販売促進策では、韓国系の米国現代自動車が導入した制度が先駆けだ
落札されたブロンズ像のウサギ(右)とネズミ(左)=AP 【北京=坂尻顕吾、パリ=飯竹恒一】中国・清朝時代に離宮「円明園」から略奪されたブロンズ像2点の落札者について、中国文化省傘下の民間団体「中華海外流出文物救援基金」は2日の声明で、同基金顧問の蔡銘超氏であることを明らかにした。声明には蔡氏の「(略奪品に)カネを払うつもりはない」とのコメントも含まれており、基金をあげて像の無条件返還を求める構えだ。 これに対し、故イブ・サンローラン氏と像を共同所有してきたピエール・ベルジェ氏は同日、仏メディアに「(支払わないなら)自宅で持ち続けるまでだ」と述べた。 声明によると、蔡氏は先月25日に競売会社クリスティーズがパリで開いたオークションに参加し、ネズミとウサギの頭部のブロンズ像2点を計3149万ユーロ(約38億円、手数料込み)で落札した。 声明で蔡氏は「略奪品のオークションとなれば中国人な
【北京=坂尻顕吾】パリで落札された清朝の離宮「円明園」の略奪ブロンズ像2点について、中国国営新華社通信は2日、落札者が中国人だったと速報(英語版)で伝えた。AFP通信などによると、落札者は2日、「(落札はしたが)中国からの略奪品にカネを払うつもりはない」との声明を出した。 この問題をめぐっては、中国政府が競売会社クリスティーズへの非難声明を発表するなど、国内で即時返還を求める声が高まっていた。落札者の氏名や所在などは明らかにされていない。 ブロンズ像は先月25日、クリスティーズがパリで開いたオークションで出品され、計2800万ユーロ(約34億円)で落札されたが、落札者は明かされていなかった。中国国家文物局は「円明園の文化財競売を強行した」などと反発、ネット上でもフランスなどへの非難が高まっていた。
ファイル共有を理由に顧客を訴えるという、大いに物議を醸した音楽業界の戦略は、ほぼ終わりを迎えている。 全米レコード協会(RIAA)は米国時間12月19日、デジタル音楽ファイルの海賊行為が疑われる人々に法的措置を講じることは、もはや計画していないと述べた。しかしRIAAは、違法にファイルを共有している人の大半を追及しないと言うべきだった。音楽業界のある情報筋によると、RIAAは今後も、最も悪質な人物に対しては提訴を続けるという。筆者が話を聞いた大手レコード会社のある人物は、「1カ月に5000曲か6000曲をダウンロードする人は、今後も訴えられる」と述べた。 音楽ファンを告訴する戦略は、アーティストや消費者、さらには一部のレコード会社幹部からも、長年にわたり批判されていた。批判派は、そのような戦略が楽曲の購入者を遠ざけており、さらに重要なことに、戦略は奏功していないと発言してきた。だが今後、音
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