現地時間4月11日に公開されたマイクロソフトの月例セキュリティ更新で「MSMQ」における深刻な脆弱性「QueueJumper」が修正された。ユーザーが意図せず「MSMQ」を有効化しているケースもあるとし、注意が呼びかけられている。 「MSMQ(Microsoftメッセージキュー)」は、プログラム間でメッセージの送受信を行うことができるWindowsのオプションコンポーネント。古くから利用されており、最新OSとなる「Windows Server 2022」や「Windows 11」でもサポートされている。 Check Point Software Technologiesでは、「MSMQ」に関する3件の脆弱性「CVE-2023-21554」「CVE-2023-21769」「CVE-2023-28302」を発見。報告を受けたマイクロソフトでは、4月の月例セキュリティ更新によりこれら脆弱性の修正