コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」の開発チームは、現地時間1月30日にアップデートをリリースした。最新版となる「WordPress 6.4.3」をはじめ、「同4.1」以降の系統にも更新を用意している。 「同6.4.3」では、セキュリティに関する2件の修正にくわえて、メンテナンスとしてコアに関する5件のバグや、ブロックエディタにおける16件のバグに対処した。 具体的には、プラグインインストーラ経由で「PHPファイル」のアップロードが可能となる脆弱性や、「プロパティ指向プログラミング(POP)」のチェーンに起因し、リモートよりコードの実行が可能となる脆弱性を解消している。 また最新版となる「同6.4.3」にくわえて、「同4.1」以降の系統にもアップデートを用意した。「同3.7」以降で導入されている「自動バックグラウンド更新機能」を有効化している場合は自動で更新