わかってきたここいらの地域の状況。 保育所や幼稚園には、いろいろと「小学校にあがるにあたって配慮が必要と思われる子」というのがいるわけである。はっきりとした診断名などがついていなくても、保育士や幼稚園の先生の目から見て、気になる子というのはたくさんいる。 だからといって「気になる」と子どもの保護者に伝えられるとは限らない。保育所や幼稚園からすれば、軽率に「障害」とか「発達のつまづき」とかを口にすることはできない。だから、表現はよくないかもしれないが「勝手に」心配されて、就学に向けて「勝手に」小学校との間で情報共有されたりもしている。加配が必要であるとか、普通学級か支援学級かの選択が必要であるぐらいの状況でないと、なかなか就学に向けて特別な話がなされることはない。 気になる子について「個人票」と呼ばれるものが、保育所や幼稚園で作られ、教育委員会にまわる。わが子についてこんなものが作られている