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2010年12月13日のブックマーク (1件)

  • 書評『さえずり言語起源論 新版 小鳥の歌からヒトの言葉へ』 | 大隅典子の仙台通信

    岡ノ谷一夫さんの新刊『さえずり言語起源論 新版 小鳥の歌からヒトの言葉へ』を岩波書店編集部から送って頂いた。 編集者の浜門麻美子さんは、私も拙著『心を生みだす遺伝子』(岩波現代文庫)でお世話になった方。 旧版の『小鳥の歌からヒトの言葉へ』も面白かった記憶があるが、それからすでに7年の月日が流れていることに、改めて驚いた。 その間、岡ノ谷さんの研究は理化学研究所脳科学総合研究センターで発展し、ERATOプロジェクトを展開され、所属は東大の駒場に移られた。 「え? 鳥のさえずりがなんでヒトの言葉と関係あるの?」という疑問は、しごく普通の感覚であろう。 だが、書を読み終わる頃には、「きっとそうに違いない!」と思うようになるはず。 「岩波科学ライブラリー」に収められた書は、分量的にも丁度良いし、岡ノ谷さんの文体は読みやすい。 従来の言語起源論では、まず「意味」を持つ単語が生じて進化し、その後、

    書評『さえずり言語起源論 新版 小鳥の歌からヒトの言葉へ』 | 大隅典子の仙台通信