デザイナーズ集合住宅の第2ステージ 大島滋──「デザイナーズ集合住宅、過去、現在、未来展」、シンポジウム「集まって住むことの広がり」を開催させていただきたいと思います。時代が大きく変わろうとしているときに、住まい方にも様々な変化が見られるようになってきました。今回のシンポジウムは展覧会の標題の「デザイナーズ集合住宅」とは違った住まい方──同じ建築家ではありますが、デザイナーズの作家性というか作品性といいますかそれを排した、もっと住み手の側に立って設計されている方々の集住あるいは共同住宅が脚光を浴びてきています。 というより、時代の急激な変化にオーナーや不動産会社はユーザーの求めている変化に気がつかず、また、多くの建築家は従来通りの建て方をしていて時代の変化に気がついていません。今日お招きしました建築家の方々はいまの時代に求められている集住、あるいは共同生活のニーズを敏感に察知し「集まって住
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