日本時間6月25日午後9時00分、中国海南省文昌市の文昌宇宙センターから、長征七号ロケットが打ち上げられました。 長征七号は中国が新開発した次世代ロケットで、今回の打ち上げはその初フライトとなります。 ペイロードの一つは次世代宇宙船の実験機 ロケットに搭載されたのは、多目的宇宙機の縮小版大気圏再突入モジュールと呼ばれるもので、 中国が現在開発中の次期有人宇宙船の実験機とみられています。 この実験機を含む5種6項目のペイロードは午後8時20分、無事所定の軌道に投入され、 文昌宇宙センターはその打上げを成功と発表しました。 次期主力ロケット、長征七号 長征七号は、現行の長征二号系、三号系に代わる中型ロケットで、神舟宇宙船の打上げに使用されている 長征二号Fを引き継ぐ機体として開発計画が進められたとされています。 全高53メートル、直径3.35メートル、重量約600トン、低軌道に13.5ト