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spaceとscienceに関するYaSuYuKiのブックマーク (525)

  • 2020年前半に地球を離れたミニムーン「2020 CD3」が天然の天体であることを確認

    ハワイ・マウナケア山の「ジェミニ北望遠鏡」が撮影した「2020 CD3」(中央)。高速で移動する2020 CD3の動きに合わせて望遠鏡を動かしつつ三色のフィルターを切り替えながら撮影したため、背景の星々はカラフルな点線として写っている(Credit: International Gemini Observatory/NOIRLab/NSF/AURA/G. Fedorets)クイーンズ大学ベルファストのGrigori Fedorets氏らの研究グループは、2020年春に地球を離れていった「ミニムーン(英:minimoon)」こと小惑星「2020 CD3」の観測データを分析したところ、2020 CD3がスペースデブリ(宇宙ゴミ)のような人工物ではなく天然の天体であることを示す結果が得られたとする研究成果を発表しました。 もともとミニムーンは地球の公転軌道に近い軌道を描きながら太陽を公転している

    2020年前半に地球を離れたミニムーン「2020 CD3」が天然の天体であることを確認
  • 千葉県周辺に7月2日に落下した「習志野隕石」が国際隕石学会に登録

    独立行政法人国立科学博物館、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所、国立大学法人九州大学は、7月2日に千葉県習志野市と船橋市に落下した隕石を分析し、分類をH5普通コンドライト(球粒隕石)と確定し、この隕石は11月1日に国際隕石学会に「習志野隕石(Narashino)」として登録したことを発表しました。 「習志野隕石(Narashino)」は、2020年7月2日午前2時32分に関東地方上空を大火球が通り、これに伴って千葉県周辺に隕石が落下しました。同日、1つ目の隕石片が千葉県習志野市のマンションで発見され、千葉県立中央博物館を通じて国立科学博物館に同定依頼があり、ガンマ線測定を行って宇宙線生成核種を検出し、最近落下した隕石であることを確認しています。 国立極地研究所の分析結果により、鉱物組成からHグループ、岩石学的タイプは5であることから「H5 コンドライト」であることが

    千葉県周辺に7月2日に落下した「習志野隕石」が国際隕石学会に登録
  • 惑星に含まれる放射性元素の量が生命の居住可能性を左右する?

    放射性元素の量が異なる3つのケースを描いた図。上:放射性元素が多く火山は活発だが磁場を持たない惑星。中:磁場を持ち地質活動も生じている地球のような惑星。下:放射性元素が少なく磁場は持つが地質活動が生じない惑星(Credit: Melissa Weiss)カリフォルニア大学サンタクルーズ校(UCSC)のFrancis Nimmo氏らの研究グループは、惑星に含まれる放射性元素が生命の居住可能性に及ぼす影響を調べた研究成果を発表しました。研究グループによると、放射性元素の量が居住可能性を左右する重要な要素となっている可能性があるようです。 ■放射性元素が少なすぎると地質活動が生じず、多すぎると磁場が生成されない可能性地球の内部にはウラン(U)やトリウム(Th)といった放射性元素が含まれていて、これらの元素が崩壊する時に放出されたエネルギーは最終的に熱(崩壊熱)となります。放射性元素の崩壊熱は惑星

    惑星に含まれる放射性元素の量が生命の居住可能性を左右する?
  • 地球に降り注ぐ流星は1日あたり合計1トン。国内の観測結果をもとに推定

    2020年1月にイギリスで撮影された流星(Credit: Chris Small)東京大学・天文学教育研究センターの大澤亮氏らの研究グループは、東京大学木曽観測所と京都大学生存圏研究所による流星(流れ星)の同時観測によって得られた観測データをもとにした研究成果を発表しました。研究グループによると、地球に降り注ぐ流星の質量は地球全体で1日あたり1トン程度と推定されるといいます。 惑星間空間には彗星や小惑星に由来するとされる惑星間塵(惑星間ダスト)と呼ばれる粒子が存在していて、地球の大気圏に突入したものは流星として観測されます。研究グループによると、地球の公転軌道付近にある惑星間塵は0.001mg~10mgほどの質量を持つ微小なものが大半を占めているといいます。こうした惑星間塵の観測は小天体の活動や微小な粒子の進化を調べることにつながりますが、空間密度が低いことから探査機を使って効率よく観測す

    地球に降り注ぐ流星は1日あたり合計1トン。国内の観測結果をもとに推定
  • 世界一の乾燥地、過去の火星に微生物が生息したかどうかの指数になる

    世界一の乾燥地・南米のアタカマ砂漠(Credit: Alberto Fairén)この写真は世界一の乾燥地であるアタカマ砂漠を写しています。国立天文台も参加しているアルマ望遠鏡や欧州南天天文台が運営する超大型望遠鏡「VLT」などの宇宙観測装置が集まる地としても知られる砂漠が、火星に微生物が生息したかどうかのメルクマール(指標)になる可能性があると報告されています。 南米チリのユンガイの地下1フィート(約30センチメートル)の地層から湿気を含む粘土層が発見されました。これまで微生物が生息したとの報告のない地層で、バクテリア(真正細菌)や古細菌など少なくとも30種の好塩性微生物が生息しているそうです。 この地層での微生物発見は、誕生後約10億年間の初期火星環境がハビタブルな条件が整った地層をもっていたとする説を補強するものだといいます。火星の地下には現在でも、生物由来の有機化合物や一種の「化石

    世界一の乾燥地、過去の火星に微生物が生息したかどうかの指数になる
  • 【宇宙医療コラム】遠隔医療、宇宙での可能性

    こんにちは、外科医の後藤です。 地上では、今日のwithコロナ社会と情報通信技術の発展とに伴い、オンラインによる遠隔医療が急速に広まりを見せています。 今後地上での医療において、遠隔医療の重要性がさらに高まる可能性は高く、究極の遠隔地である宇宙での利用も期待されています。 今回は遠隔医療の基的な解説と、宇宙での活用にはどのような期待と課題があるのかを説明します。 遠隔医療とは遠隔医療とは、「通信技術を利用した健康増進・医療・介護に関する行為」と定義されています。 医療インフラの集中する都市部と離島やへき地など医療資源が乏しい地域との医療格差解消、高齢者など移動が困難な方の利便性向上、血圧や血糖値など日常生体データ収集による患者見守りや精密な健康管理が可能となるなどの観点から、近年注目を集めています。 2014年時点での厚生労働省による医療施設調査では、画像診断・病理診断・在宅医療が遠隔医

    【宇宙医療コラム】遠隔医療、宇宙での可能性
  • タイタンのクレーターから有機物と水の氷の混合物を発見

    ヨーロッパ宇宙機関(ESA)のソロモニドゥ博士などからなる研究チームは2020年9月1日、土星最大の衛星「タイタン」のクレーターから有機物と水(H2O)の氷の混合物を発見したと発表しました。 土星の衛星タイタン(Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona/University of Idaho)研究チームはNASAの土星探査機カッシーニに搭載された可視・赤外線マッピング分光計(VIMS)と呼ばれる観測装置から得られたデータを分析することによって、この発見を成し遂げました。 タイタンの地形は緯度によって特徴があります。乾燥した赤道地方には砂丘が多く、湿潤な極地方にはメタンなどでできた海や湖が集中し、中間の中緯度には平原が広がっています。研究チームは、このような赤道地方のクレーター4個と中緯度地方のクレーター5個を調べました。 すると、赤道地方

    タイタンのクレーターから有機物と水の氷の混合物を発見
  • シアン化水素の分布から見えてきた海王星の大気大循環、アルマ望遠鏡が観測

    惑星探査機「ボイジャー2号」が撮影した海王星(Credit: NASA/JPL-Caltech)東京大学情報基盤センターの飯野孝浩氏らの研究グループは、海王星の大気に含まれるシアン化水素(HCN、気体は青酸ガスとも呼ばれる)の分布状況をもとに、海王星の南半球において中緯度で上昇し赤道と南極で下降する大気の流れが存在する可能性が高いとする研究成果を発表しました。 研究グループがチリの電波望遠鏡群「アルマ望遠鏡」を使って海王星を観測したところ、シアン化水素の濃度は赤道付近で最も高く(約1.6ppb(※))、南緯60度付近の中緯度で最も低い(約1.2ppb)ことが判明したといいます。海王星は地球と比べて約30倍も太陽から遠く離れており、これまでシアン化水素の分布状況はわかっていなかったといいますが、高い解像度で観測できるアルマ望遠鏡によって今回初めて明らかになったとされています。 ※…1ppbは

    シアン化水素の分布から見えてきた海王星の大気大循環、アルマ望遠鏡が観測
  • 月面の水、想定より大量に存在か 新たな観測結果(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

  • 太陽にもっとも近いカメラ:直接見てはいけないものをどう見るか?

    欧州宇宙機関(ESA)とNASAの太陽探査機「ソーラー・オービター」のミッションには、ある「パラドックス」があります。科学者たちは探査機を使ってかつてないほど太陽に近づいた画像を撮ろうとしていますが、近づけば近づくほど、探査機が集めた光が観測機器にダメージを与えるのです。「探査機に搭載した装置で太陽から来る可視光を観測したいのですが、一方でどのように可視光から装置を守るのかを考えなければなりませんでした。」ドイツのマックス・プランク太陽系研究所で、ソーラー・オービターの観測装置「Polarimetric and Heliospheric Imager(PHI)」のチームメンバーであるAchim Gandorfer氏は言います。 これはPHIに限らずそれぞれの観測装置を開発するすべてのチームが直面した難しい問題でした。ソーラー・オービターは6つの望遠鏡を含む10個の観測装置を搭載しており、そ

    太陽にもっとも近いカメラ:直接見てはいけないものをどう見るか?
  • 財政難の「野辺山宇宙電波観測所」を支援!さとふるクラファン開始

  • 地球の生命は月の磁場にも守られながら誕生したのかもしれない

    木星探査機「ガリレオ」が1992年に撮影した地球と月(Credit: NASA/JPL/USGS)NASAのJames Green氏らの研究グループは、かつて存在していた月の磁気圏が地球の磁気圏と結合していて、若く活発な太陽のフレアやコロナ質量放出から互いの大気を保護する役割を果たしていた可能性があるとする研究成果を発表しました。 月の形成に関する巨大衝突説(ジャイアント・インパクト説)によると、月は今から約45億年前、形成されてから1億年に満たない初期の地球に火星サイズの原始惑星が衝突したことで誕生したと考えられています。形成されたばかりの月は今よりもずっと地球に近く、約40億年前には地球から13万km弱(現在の地球から月までの距離の3分の1ほど)離れたところを公転していたとされています。潮汐力の作用で地球の自転が少しずつ遅くなるかわりに、月は今も地球から少しずつ遠ざかり続けています。

    地球の生命は月の磁場にも守られながら誕生したのかもしれない
  • 太陽探査機「ソーラー・オービター」が解き明かす謎:太陽内部から宇宙まで

    太陽は毎朝昇り、地球に熱と光を届けてくれます。何千年ものあいだ同じように輝き続け、これが当たり前のように思われるかもしれませんが、太陽にはまだまだ深い謎がたくさんあります。その謎は太陽や他の星々について科学的な知識を広げていくという意味ではもちろん重要なのですが、その重要性にはもっと現実的な理由も存在しています。 私たちは今や日常生活でもGPSなどの技術を活用していますが、そこでは人工衛星が大きな役割を担っています。人工衛星やそれに関連する技術を使ってより信頼性の高いシステムを作っていくためには、太陽が人工衛星や技術にどのような影響を与えるのかを知る必要があるのです。宇宙飛行士の安全を守るという観点でも重要なことになります。欧州宇宙機関(ESA)とNASAの太陽探査機ソーラー・オービターや太陽観測の重要な役割の1つがそこにあるのですが、ソーラー・オービターが解き明かそうとしているのは太陽の

    太陽探査機「ソーラー・オービター」が解き明かす謎:太陽内部から宇宙まで
  • 63光年先の太陽系外惑星「がか座ベータ星c」の直接観測に成功

    ケンブリッジ大学のMathias Nowak氏らの研究グループは、2019年に発見が報告された太陽系外惑星「がか座ベータ星c」の直接観測に成功したとする研究成果を発表しました。 「がか座ベータ星c」は南天の「がか座」(画架座)を構成する約63光年先の「がか座ベータ星」を周回する系外惑星で、質量は木星の約8.2倍とされています。公転軌道の軌道長半径は約2.7天文単位(※)で、ややつぶれた楕円形の軌道(軌道離心率は0.24)を描いているとみられています。 ※…1天文単位=約1億5000万km。太陽から地球までの平均距離に由来する 直接観測された2つの系外惑星(がか座ベータ星bとc)、塵の円盤(dust disk)、およびがか座ベータ星の位置(β Pictoris)を示した図。GRAVITYの観測データをもとに作成されたもの(Credit: Axel Quetz / MPIA Graphics

    63光年先の太陽系外惑星「がか座ベータ星c」の直接観測に成功
  • 火星にできた小さな新しい衝突クレーター、AIを活用して発見

    火星探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)」が撮影した火星の新しいクレーター(Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona)こちらは火星にできた新しい衝突クレーターを捉えた画像です。巨大な火山が3つ並んだタルシス三山の東側にあるノクティス・フォッサという地域で見つかりました。撮影したのはNASAの火星探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)」です。 クレーターが形成されたのは2010年3月から2012年5月までの間だといいますから、できてからまだ8~10年しか経っていないことになります。画像には複数のクレーターが写っていますが、NASAのジェット推進研究所(JPL)によると、これらのクレーターは隕石が分裂しながら落下したことで形成されたようです。クレーターのサイズは比較的小さく、直径4mとされています。 地表にできた

    火星にできた小さな新しい衝突クレーター、AIを活用して発見
  • IHI、火星衛星探査計画「MMX」の推進装置を受注。サンプルリターンミッションに貢献

    火星に到着したMMX探査機の想像図(Credit: JAXA)株式会社IHIはグループ会社の株式会社IHIエアロスペース(IHI)が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進めている火星衛星探査計画「MMX」の探査機用の推進装置を受注したことを発表しました。 IHIエアロスペースの推進装置はMMXの探査機の「火星周回軌道に探査機を投入する往路モジュール」「火星近傍での活動や地球へ帰還するための復路モジュール」「探査機を軌道に投入するための加減速・姿勢制御」に使用されます。また、推進装置は推力500N級の2液式(ヒドラジンの燃料と酸化剤)大推力エンジンや姿勢制御用の推力22N(20台)の小型エンジン、無重力状態で液体だけを排出することが可能な推進薬タンクなどから構成されています。 なお、IHIグループは今回の推進装置以外にも、MMX向けに「望遠カメラ・広角分光カメラ・惑星空間放射線環境モニタなど

    IHI、火星衛星探査計画「MMX」の推進装置を受注。サンプルリターンミッションに貢献
  • 火星の氷の下に複数の湖が存在していた! 探査機のレーダー観測で判明

    火星探査機「マーズ・エクスプレス」が撮影した火星の南極冠(Credit: ESA/DLR/FU Berlin / Bill Dunford)ローマ・トレ大学のSebastian Emanuel Lauro氏、Elena Pettinelli氏、イタリア国立天体物理学研究所のRoberto Orosei氏らの研究グループは、火星で新たに複数の氷底湖が見つかったとする研究成果を発表しました。氷底湖が存在するのは火星の南極域に広がるアウストラレ高原の氷の下1.5km付近で、最大の湖は20×30kmほどの大きさがあるといいます。 研究グループは2018年、ESA(欧州宇宙機関)の火星探査機「マーズ・エクスプレス」に搭載されている地下探査レーダー高度計「MARSIS」による観測データをもとに、火星の南極域の氷の下に幅20kmほどの大きさを持つ氷底湖が存在する可能性を指摘した研究成果を発表しており、今

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  • Engadget | Technology News & Reviews

    How to watch Polaris Dawn astronauts attempt the first commercial spacewalk

    Engadget | Technology News & Reviews
  • 宇宙へ戻っていく流れ星を観測。この正体は?

    9月22日に撮影されたアースグレイジング火球とその軌跡(Credit: Global Meteor Network; D. Vida, P. Roggemans, J. Dörr, M. Breukers, E. Harkink, K. Jobse, K. Habraken)「流星(流れ星)」は、地球の大気に突入した微小な天体(塵~小石程度の大きさ)が気化して光を放つ現象です。特に明るいものは「火球」とも呼ばれています。多くは大気中で消滅しますが、なかには消滅せずに隕石として地上へ到達するものがあり、国内でも今年の7月に千葉県習志野市などに落下した隕石が見つかっています。 ただ、ドイツ北部やオランダで現地時間2020年9月22日の未明に観測された流星は、大気圏で消滅することも地上へ落下することもなく、再び宇宙へと戻っていきました。現地の流星観測ネットワーク「Global Meteor Ne

    宇宙へ戻っていく流れ星を観測。この正体は?
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2020/09/28
    大気圏に突入する際の角度によっては、石を水面に投げた時に跳ねることがあるように、大気圏の上層を跳ねることがある。宇宙船の大気圏突入は跳ねない角度を狙っている。という現象に見えるが果たして
  • 超大質量ブラックホールの揺れ動くシャドウ。M87の過去の観測データを解析

    国際協力プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」が撮影に成功した、M87の中心にある超大質量ブラックホールのシャドウ(Credit: EHT Collaboration)1年半前の2019年4月、国際協力プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT:Event Horizon Telescope)」は、おとめ座の方向およそ5500万光年先にある楕円銀河「M87」の中心に位置する超大質量ブラックホールのシャドウの撮影に成功したことを発表しました。公開された画像(冒頭に掲載)には、太陽の65億倍もの質量があるとされるブラックホールを取り囲む、非対称なリング状の構造が写し出されています。 今回、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのMaciek Wielgus氏らの研究グループは、2009年から2013年にかけて得られたM87中心の超大質量ブラックホールの観

    超大質量ブラックホールの揺れ動くシャドウ。M87の過去の観測データを解析