ロシア・モスクワ(Moscow)の赤の広場(Red Square)近くで、物乞いをする人(2008年12月18日撮影。資料写真)。(c)AFP/DMITRY KOSTYUKOV 【4月19日 AFP】世界的に自殺が増加する危険な時期は春と景気後退期――。英オックスフォード大学(Oxford University)のキース・ホートン(Keith Hawton)氏とベルギー・ヘント(Gent)大学病院のKees van Heeringen氏が17日英医学専門誌ランセット(Lancet)に発表した論文で、こうした傾向が明らかになった。 これによると、毎年の推定自殺者数は全世界の死者数の1.5%にあたる約100万人。自殺者数は国ごとに、さらには緯度ごとに大きく異なるという。 一般的に自殺は旧ソ連諸国で大きな問題となっていると、この論文は指摘する。フィンランドやラトビア、ハンガリー、中国、日本、カザ