一度、実験してみるといいと思うのです。自分がお金から自由になって暮らせるかどうか、お金を使わず楽しく過ごせるかどうかを。目標は、お金があってもなくても、お金にものを言わせない生き方へのシフトです。 私には、一般に、減らす技術や捨てる技術、整理整頓の本が定期的に売れるということ自体が、すべての人が薄々感じている、所有するということの苦痛の笑われであるように見えます。 一般に、「もったいない」と思うのは良いことである、美徳であるということになっています。それゆえ、「もったいないから捨てない」ことによって、自分は物を大切にしているすばらしい人間だと思い込むことができてしまいますから、やっかいです。 ほんとうは捨てたほうが心がスッキリするにもかかわらず、自分の心のノイズになるだけの無駄なものを、もったいないから捨てないでおこう、と自分を騙してしまえるのです。 倉庫を自分で持つ代わりに、流通や小売業
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