このまま終わらないんじゃないかとも思われた猛暑もようやく終息へ。朝晩はちょっぴり過ごしやすくなってきた9月某日、取材スタッフは今回も料理研究家・臼居芳美先生のご自宅へ。 今回のレシピは「バラ肉のかんたん燻製」。先生からの業務連絡では「熱燻」という調理法を使う、とありました。 先生曰く、燻製は程度によって3種類に分けられるとのこと。 「燻製」は食材を煙で燻す調理法、というのは知っているつもりでしたが・・・ そこから先は、取材スタッフにはまったくの未体験ゾーンなのでした。 燻製の調理法は、基本的にはどれも同じなのですが、温度と燻す時間で区別されるようです。 冷燻 (レイクン) 低温でじっくり長時間燻します。水分がしっかり抜けるため保存性は高くなります。スモークサーモンが代表的。 温燻 (オンクン) 30~80度未満で数時間スモークします。水分は適度に抜け保存性もありますが、食材の色も比較的残り