短期集中連載:『ウォーハンマーRPG』、ナラトロジー、そして自由 ■0、はじめに ■1、『ウォーハンマーRPG』第2版の構造 (ブログの過去記事をご参照下さい) ■2、仮説:『ウォーハンマーRPG』は『クラシックD&D』(+ミスタラ世界)の正嫡? (ブログの過去記事をご参照下さい) ■3、換喩的想像力とフレーバーテクスト (ブログの過去記事をご参照下さい) ■4、記述と解釈・運用例 (ブログの過去記事をご参照下さい) ■5、換喩的想像力と世界構築 さて、『ウォーハンマーRPG』の換喩的な想像力によって彩られたルネッサンス期からドイツ三十年戦争期に至るまでのヨーロッパ社会史の読み換えという意味において「世界観」の重要性を、他のジャンルではなかなか獲得することのかなわない、批評的なクリティカル・ポイントとして示しました。 あえて言えば、日本では月刊ペン社の妖精文庫シリーズや国書刊行会の世界幻想
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