動物と科学に関するagrisearchのブックマーク (1,715)

  • コウモリ類の進化史を解明 | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    発表者 野尻 太郎 (東京大学大学院農学生命科学研究科 博士課程2年) 福井  大 (東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林 助教) 遠藤 秀紀 (東京大学総合研究博物館 教授) 東山 大毅 (東京大学大学院医学系研究科 特任研究員) 小薮 大輔 (筑波大学プレシジョン・メディスン開発研究センター 准教授) 発表のポイント コウモリの進化過程は長らく論争が続いてきましたが、「共通祖先が飛行能力の獲得→3つの大系統に分岐→2つの大系統が個別に超音波利用能力を獲得」という進化シナリオを突き止めました。 世界各国のコウモリの稀少な胎児標を大規模に3D解析することで、今回の発見に至りました。 コウモリは新型コロナウイルスを含むさまざまなウイルスの自然宿主とされます。生態や進化に関する研究を進めることは、防疫の観点からも極めて重要です。 発表概要 ハリウッド映画などの影響で獰猛で吸血のイメージ

    コウモリ類の進化史を解明 | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
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    agrisearch 2021/04/30
    2021/3/6
  • 「恐怖の臭い」生存能力高める 関西医科大など発見:朝日新聞デジタル

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    「恐怖の臭い」生存能力高める 関西医科大など発見:朝日新聞デジタル
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    agrisearch 2021/04/07
    「自然下の冬眠と同じように恐怖臭を嗅いだマウスは、次第に体温が室温近くまで低下し、眠ったような状態になった。そのため、低酸素状態でも長い時間、生存できたとみられる」
  • 骨が「ミネラルの電池」に進化、4億年前の魚で証拠発見

    約4億年前に生きていた顎のない甲冑魚(かっちゅうぎょ)。骨細胞を含む骨があり、筋肉に重要なミネラル分を供給することが可能だった証拠が新たに発見された。(ILLUSTRATION BY BRIAN ENGH) 古生代の魚の化石から、骨の進化における大きな転換点が明らかになった。3月31日付けで学術誌「Science Advances」に発表された論文によれば、ヒトの骨にあるのと同様な骨細胞がおよそ4億年前に発達し、いわばミネラル分の「電池」として機能していたという証拠が確認された。 ヒトなどの脊椎動物の場合、骨は主に体内の支えとなると同時に、絶えず損傷を修復して自らを維持しながら、血流に重要な栄養素を供給している。対して、ごく初期の骨は大きく異なっていた。魚の体を保護する殻の役割を果たしており、むしろコンクリートのようなものだった。骨がなぜこれほど進化を遂げたのかは大きな謎だが、初期の魚の表

    骨が「ミネラルの電池」に進化、4億年前の魚で証拠発見
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    agrisearch 2021/04/07
    「研究対象となった化石は、オステオストラカンと呼ばれる、絶滅した無顎類の甲冑魚(かっちゅうぎょ)」
  • 100年謎だった「鳥類の肺は空気の流れが一方通行になっている」仕組みを解明 空気が薄い高所を飛べる理由 - ナゾロジー

    哺乳類は基的に呼吸をするとき、肺内部の気流の方向が、吸うときと吐くときで入れ替わります。 しかし、鳥類は常に肺内部で気流が一方向に流れ続けています。 この事実は100年近く前に発見されていましたが、鳥の肺には弁やダイオードに相当するシステムはなく、どうやって実現しているか完全に説明できていませんでした。 3月19日に科学雑誌『PHYSICAL REVIEW LETTERS』で発表された新しい研究は、実験とシミュレーションを通じて流体をポンプで送るだけで、流れを制御するスマートな方法を発見したと報告しています。 鳥類の肺は、いかにして一方向の空気の流れを維持し続けているのでしょうか?

    100年謎だった「鳥類の肺は空気の流れが一方通行になっている」仕組みを解明 空気が薄い高所を飛べる理由 - ナゾロジー
  • 最古の霊長類の化石を発見、大量絶滅から10万年後

    新種として報告された初期霊長類の復元図。恐竜が絶滅した直後、この新種を含むごく初期の霊長類は、木になっている果物をべる点で、ほかの哺乳類とは一線を画した。(ILLUSTRATION BY ANDREY ATUCHIN) これまでで最古の霊長類の化石が発見された。2月24日付けで学術誌「Royal Society Open Science」に掲載された論文によると、調査した歯のいくつかは新種と判明、「プルガトリウス・マッキーベリ(Purgatorius mckeeveri)」と名付けられた。 この動物は、現在の霊長類の先駆者となる小型の哺乳類で、今から6590万年前に生息していた。小惑星の衝突により、恐竜など地球上の生物の約4分の3が死滅した大量絶滅から、わずか10万年後のことだ。こうした初期の霊長類の仲間が、ゴリラ、チンパンジーなどの大型類人猿や、最終的にはヒトへとつながる最初のサルの系

    最古の霊長類の化石を発見、大量絶滅から10万年後
  • ワンバにおける野生ボノボのメスが他集団の子どもを養子にした2事例 京都大学野生動物研究センター

    野生ボノボが他集団の子どもを「養子」とした2事例 Two wild female bonobos adopted infants from a different social group at Wamba Nahoko Tokuyama, Kazuya Toda, Marie-Laure Poiret, Bahanande Iyokango, Batuafe Bakaa, Shintaro Ishizuka Full Text 徳山奈帆子霊長類研究所/野生動物研究センター助教、戸田和弥霊長類研究所研究員、石塚真太郎同研究員らの研究グループは、コンゴ民主共和国ルオー学術保護区の野生ボノボ集団において、メスが他の集団の子どもを「養子」として受け入れ、世話をした2事例を観察し、その詳細を報告しました。現代のヒトでは様々な動機により、血縁や過去の交友関係のない子どもを養子にすることがありますが、

  • (論文発表)鳥散布のエゾニワトコ果実では,種子が増えても得にはならない? 他種と異なる果実の選択的中絶の結果を報告

    (論文発表)鳥散布のエゾニワトコ果実では,種子が増えても得にはならない? 他種と異なる果実の選択的中絶の結果を報告
  • 肉食恐竜が、大型と小型なのはなぜ? 理由が明らかに

    <米ニューメキシコ大学ほかの研究チームは、中型の肉恐竜が存在しなかった理由についての研究成果を発表した......> 恐竜は、哺乳類や鳥類に比べて種が圧倒的に少なく、既知種数は1500種程度だ。哺乳類の種は大型よりも小型のほうが多い一方、恐竜は大型種のほうが多い。 また、肉動物は、体重4キロのオオミミギツネのような小型から体重190キロに達する大型のライオンまで、様々な大きさの種が存在するが、肉恐竜は、大型と小型に二極化され、100〜1000キロの中型の種が極めて少ない。 この理由について「大型肉恐竜は、ネコくらいのサイズで生まれ、10年以上かけて1トン超の大きさにまで成長する過程において、狩猟形態や獲物が変化する。これによって、生態系内で共存できる種が制限されたのではないか」との仮説が示されている。 大型肉恐竜の子どもが、中型肉恐竜の大きさと一致する 米ニューメキシコ大学とネ

    肉食恐竜が、大型と小型なのはなぜ? 理由が明らかに
  • メスがメスに求愛~わずか一つの遺伝子変異がメダカの性指向を逆転させる~ | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    発表者 西池  雄志 (東京大学大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 修士課程 2年) 宮副  大地 (研究当時:東京大学大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 修士課程) 外川  理絵 (研究当時:東京大学大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 修士課程) 横山  圭子 (研究当時:東京大学大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 修士課程) 仲宗根  潔 (研究当時:東京大学大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 博士課程) 菊池 結貴子 (研究当時:東京大学大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 博士課程) 大久保 範聡 (東京大学大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 准教授) 発表のポイント 女性ホルモン受容体(注1)の一種Esr2bの遺伝子に変異が生じたメスのメダカは、オスからの求愛を受け入れず、他のメスに求愛することを見出した。 メダカの性指向(注

    メスがメスに求愛~わずか一つの遺伝子変異がメダカの性指向を逆転させる~ | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
  • 【書評】カモノハシのスペックと歴史『カモノハシの博物誌~ふしぎな哺乳類の進化と発見の物語』 - Under the roof

    カモノハシの博物誌~ふしぎな哺乳類の進化と発見の物語 (生物ミステリー) 作者:浅原 正和 発売日: 2020/07/13 メディア: 単行(ソフトカバー) 皆さんご存じ、カモノハシ。 でも、実際はカモノハシについてどれくらいのことを知っているだろうか。 変わった見た目、哺乳類なのに卵を産む、オーストラリアに生息、あたりが基中の基情報だろうか。そして、哺乳類・鳥類・は虫類といった生物の分類上の「例外」として扱われる存在でもある。 カモノハシっていう名前も覚えやすいし、「哺乳類なのに、卵」という例外のパターンも覚えやすい。見た目もどことなく愛らしいので、「自分はカモノハシが嫌いで見るのも嫌だ!」なんて人にも会ったことはない。 だけど、その生態についてどこまで知っているか?というと、意外と研究の進んでいない生物なのだそうだ。カモノハシ自体はとてもデリケートな生物で、オーストラリア以外での

    【書評】カモノハシのスペックと歴史『カモノハシの博物誌~ふしぎな哺乳類の進化と発見の物語』 - Under the roof
  • 100万年前のマンモスのDNAを解読、史上最古、定説白紙に

    寒さに耐える 100万年前、シベリアのトロゴンテリーゾウは、後のケナガマンモスの繁栄に寄与した低温環境に適応する遺伝子の多くをすでに持っていた。この復元イラストは、最新の研究で解読された最古のDNAから得た新たな知見に基づくものだ。(ILLUSTRATION BY BETH ZAIKEN, CENTRE FOR PALAEOGENETICS) 科学者たちが古代のゲノム研究における従来の壁を打ち破り、史上最古のDNAの解析に成功した。そして、氷河期の北米大陸にいたコロンビアマンモス(Mammuthus Columbi)やケナガマンモス(Mammuthus primigenius)の進化の謎を解き明かす新たな扉が開かれた。 これまでに配列を決定された最古のゲノムより倍近くも古い、100万年以上前のマンモスのDNAを解析した結果が2月17日付けで学術誌「Nature」に発表された。マンモスのゲノ

    100万年前のマンモスのDNAを解読、史上最古、定説白紙に
  • オッパイは尻の代替品という解像度の低い説 - 本しゃぶり

    書いたな、俺の前で、おっぱいの話を。 この話題に関して語りたいことはあるが、ブコメはそれを書くには狭すぎる。 / “サルは乳房に興味ないってことは、おっぱいにエッチさを見出した特殊性癖のパイオニアがどこかにいたってことだよな - Togetter” https://t.co/D1kbNEv4P0— 骨しゃぶり (@honeshabri) February 16, 2021 ヒトの視点でサルを語る人 こんなまとめを読んだ。 サルのオスは豊満な乳房に性的魅力を感じない。だからヒトのオスが乳房に性的魅力を感じるのは、進化の過程で特殊性癖の個体が誕生したのではないか。 これが発端となったツイートである。これ自体は素朴な疑問なので、そこまで気にならない。俺が気になるのはその後に出てくる「尻の代替説」である。曰く、ヒトの乳房が大きく丸みを帯びているのは、尻を模したためであるという。 この有名な仮説は、

    オッパイは尻の代替品という解像度の低い説 - 本しゃぶり
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    agrisearch 2021/02/24
    「1900年から1930年に出生した女性労働者の初経年齢は16歳付近にある…1930年以降は学生・労働者関係なく初経年齢が下がり続け、1950年以降は13歳を下回るようになる」
  • 「ディメトロドンって恐竜じゃないのか」「ややこしすぎる」恐竜とよく間違えられる古生物たち!!

    オルオル 🐬🐦‍⬛🦖 👁️14 @Orcinus32145122 @Dino55313051 アフリカのカルー盆地で単弓類の化石の研究しているある学者が化石の事を現地の人々に聞き込みをすると、 皆が「恐竜」と言うので一々説明しても「恐竜」が抜けきらず面倒くさくなって 「恐竜という事にしましょう」 となったエピソードを知った時は苦笑しました。 2021-02-11 22:22:38

    「ディメトロドンって恐竜じゃないのか」「ややこしすぎる」恐竜とよく間違えられる古生物たち!!
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    agrisearch 2021/02/13
    「のび太の恐竜」は首長竜のフタバスズキリュウだが、「新恐竜」はむしろ鳥。
  • 「ヒタチナカリュウ」は巨大スッポンだった きっかけは手料理 | 毎日新聞

    翼竜のものとみられた化石は、実は巨大なスッポンの骨だった――。茨城県ひたちなか市で発見され「ヒタチナカリュウ」と名付けられた化石が再調査の結果、スッポンだったと分かったのだが、きっかけは、ある研究者の手料理だった。 その研究者は、ミュージアムパーク茨城県自然博物館の加藤太一・副主任学芸員(32)。2017年、爬虫(はちゅう)類の化石の論文を仕上げた際、お祝いとして、自らスッポンをさばき、鍋にしてべた。仕事柄、べ終わった骨を眺めているうちに「ヒタチナカリュウ」の化石と似たくびれがあることに気づいた。 ヒタチナカリュウの化石が発見されたのは02年。ドイツの専門家にレプリカを送って調査した結果、「翼竜の肩甲骨」とされた。だが、スッポンをべた後に改めて化石を詳しく観察すると、骨の欠損部が、スッポンの特徴であるスポンジ状の組織にも見えてきた。

    「ヒタチナカリュウ」は巨大スッポンだった きっかけは手料理 | 毎日新聞
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    agrisearch 2021/02/11
    「ミュージアムパーク茨城県自然博物館の加藤太一・副主任学芸員(32)。2017年、爬虫(はちゅう)類の化石の論文を仕上げた際、お祝いとして、自らスッポンをさばき、鍋にして妻と食べた。」
  • 人にもできる! 音で周囲を知覚する「反響定位」のしくみ

    カナダのブリティッシュコロンビア州の近海で、海面のすぐ下を泳ぐセミイルカ。音が空気中の5倍の速さで伝わる海では、反響定位を用いるのは理にかなった戦略だ。(PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 自分が出した音が物に当たって跳ね返ってくる反響を利用して、距離や物の大きさを知る動物がいる。いわば、自然が編み出したソナーシステムの「反響定位(エコーロケーション)」という知覚の方法だ。 コウモリの大半の種、ハクジラ全種、小型哺乳類など、1000種以上の動物が反響定位を用いる。多くが夜行性か、地中に掘った穴や海中にすむ動物で、光が乏しい環境で餌を見つけるために反響定位を利用している。音波を発する方法は、のどを振動させる、羽ばたきをするなど、いくつか存在する。 例えば、夜行性のアブラヨタカや、暗い洞窟の中で狩りをする一部のアナツバメは

    人にもできる! 音で周囲を知覚する「反響定位」のしくみ
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    agrisearch 2021/02/09
    「反響定位(エコーロケーション)」
  • 国内最古か ほ乳類の化石発見 “報告の無い種” 福井 大野 | NHKニュース

    福井県大野市で見つかった化石がほ乳類としては国内で最も古い化石の可能性があり、これまでに報告されたことの無い種類とみられることがわかりました。 調査した福井県立恐竜博物館は「恐竜が生きた時代のほ乳類の多様性を示す貴重な資料だ」としています。 福井県立恐竜博物館によりますと、この化石は、大野市の山の中にある1億2700万年前の白亜紀前期の地層でおととし6月に見つかりました。 長さ13.1ミリ、高さ5.8ミリの3の歯が残る下あごの化石で、福井県立恐竜博物館で詳しく調査を行いました。 その結果、3つの突起が並ぶ歯の形や、は虫類からほ乳類への進化の段階で見られる下あごの溝が確認されたことから、体長16センチから17センチほどの原始的なほ乳類「真三錐歯類」とわかったということです。 博物館によりますと、ほ乳類の化石は石川県白山市の1億3000万年から1億2100万年前の地層で見つかったものが国内で

    国内最古か ほ乳類の化石発見 “報告の無い種” 福井 大野 | NHKニュース
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    agrisearch 2021/02/08
    「真三錐歯類」
  • なぜ「記憶はRNAに保存される」という説が注目されているのか?

    一般的に動物の記憶は、脳のニューロンが結合することによって形成されるシナプスに保存されていると考えられていますが、近年では「記憶はシナプスではなくRNAに保存されている」ことを示唆する研究結果も報告されています。元物理学者でありサイエンス系のブログを運営するスコット・ロックリン氏が、そんな「RNAに記憶が保存されている」という仮説についてまとめています。 RNA memory hypothesis | Locklin on science https://scottlocklin.wordpress.com/2021/02/03/rna-memory-hypothesis/ 「動物の記憶はRNAに保存されている」というアイデアは、20世紀の中頃から検討されていたとのこと。動物の記憶について研究していたミシガン大学の生物学者であるジェームズ・マコーネル教授は、1950~1960年代にかけてプ

    なぜ「記憶はRNAに保存される」という説が注目されているのか?
  • 絶滅オオカミ「ダイアウルフ」、実はオオカミと遠縁だった

    赤毛のダイアウルフ(Canis dirus)とタイリクオオカミ(Canis lupus)の対決。アーティストのマウリシオ・アントン氏が研究者の意見を聞いて2020年に描いた。ダイアウルフはドール(アカオオカミ)やアビシニアジャッカル(エチオピアオオカミ)と遺伝的に近いと示唆する研究を受け、これまで考えられていたより毛を赤くした。(ILLUSTRATION BY MAURICIO ANTON) ダイアウルフ(Canis dirus)は、今からおよそ1万3000年前に絶滅したイヌ科の動物。体重は約70キロと、現在のタイリクオオカミ(Canis lupus)より大きく、南北アメリカ大陸の広い範囲に生息し、氷河期のウマや巨大ナマケモノなど絶滅した動物たちを捕していた。 しかし、謎は数多く残っている。ダイアウルフはどこから来たのか? 現代のオオカミとどれくらい似ていたのか? 何十万年も生き延びた末

    絶滅オオカミ「ダイアウルフ」、実はオオカミと遠縁だった
  • ピラニアに噛まれても平気、装甲ナマズのウロコの秘密を解明

    ナマズ目の魚コリドラス・トリリネアトゥス (Corydoras trilineatus)は、非常に硬いウロコで全身を覆うことにより、カミソリのような歯を持つ捕者の攻撃から身を守っている。(Photograph by Joel Sartore, National Geographic PhotoArk) 先日、米カリフォルニア州の研究室の水槽で、魚同士を対決させる実験「ピラニア vs コリドラス」が行われた。ピラニアは鋭い歯をもつアマゾンの肉魚、コリドラスはとぼけたような顔つきをした、体長3cmほどのナマズ目の魚だ。 ピラニアはコリドラスを水槽の隅に追い詰めると、大きく口を開けて1回、2回、最終的には10回噛み付いた。しかし、コリドラスはなんでもない様子で、身をくねらせてゆっくりとその場を離れていった。少しムッとしているように見えたが、どこも傷ついてはいなかった。(参考記事:「【動画】ピ

    ピラニアに噛まれても平気、装甲ナマズのウロコの秘密を解明
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    agrisearch 2021/01/27
    「コリドラス・トリリネアトゥス(Corydoras trilineatus)は、英語で「アーマード・キャットフィッシュ(装甲ナマズ)」と呼ばれる、ナマズ目カリクティス科の魚」
  • 新種の巨大深海魚「ヨコヅナイワシ」を発見~駿河湾深部に潜むアクティブなトップ・プレデター~<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

    1. 発表のポイント ◆セキトリイワシ科として最大種となる新種の発見 ◆非常に栄養段階が高く、駿河湾深部のトップ・プレデター ◆生態系への影響力があり、脆弱で環境変動の影響を受けやすいトップ・プレデターの深海域における多様性と役割の解明が急務 2. 概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永 是、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 深海生物多様性研究グループの藤原義弘 上席研究員及び河戸勝 准研究副主任らは、神奈川県立海洋科学高等学校所属の実習船「湘南丸」を用いた深海調査を駿河湾で実施し(図1)、セキトリイワシ科の新種となるヨコヅナイワシNarcetes shonanmaruae(図2)を発見しました。 種はこれまでに報告されているセキトリイワシ科魚類の中で最大種であり、全長約140 cm、体重25 kgに達します。駿河湾の水深2,171

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    agrisearch 2021/01/26
    「セキトリイワシ科として最大種」