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中島保寿(古生物学者) @japanfossil 中島保寿 Yasuhisa Nakajima Ph.D/paleontologist at Tokyo City University 古生物学者@東京都市大学准教授/理工学部自然科学科&大学院総合理工学研究科自然科学専攻で古生物学の研究室をつくっています。完成度今80% #TCUPaleoLab fossiljapan.com 中島保寿(古生物学者) @japanfossil おそらくもう二度とできない体験をしました。NHK「ダーウィンが来た!」のロケ中に、翼竜の化石を発見。 鹿児島ニュースKTS Kagoshima Television for Smile kts-tv.co.jp/news/7675/7675… pic.twitter.com/f7RGFxtD6z 2021-08-26 20:37:06
リングホーファー萌奈美 高等研究院研究員、山本真也 同准教授、ミレーナ・トロッシュ 仏・国立農業研究所(INRAE)博士課程学生、レア・ランサデ 同主席研究員らの研究グループは、ウマがヒトの「指差し」を社会的手がかりとして理解し、ヒトの知識状態に応じて指差しの信憑性を見分けられることを明らかにしました。さらに、その能力には個体差があり、この違いは個体の注意力の高さに関連していることがわかりました。 ヒトの指差しを参照して隠された餌を探り当てる、この一見単純そうにみえる能力は、限られた動物でしかみられないことが知られています。その代表例がイヌです。イヌはヒトの指差しを社会的手がかりとして理解し、ヒトに対する社会的認知能力に長けています。これには家畜化のプロセスが大きく影響していると考えられてきました。しかし、ほかの家畜動物が、指差しを社会的手がかりとして理解できるのかはわかっていません。そこ
中国で発見された卵の化石は、中に眠っていた子の骨格から、絶滅した巨大なカメのものと判明した。 (ILLUSTRATION BY MASATO HATTORI) 2018年夏、中国河南省のある農家で、古生物学者の韓 鳳祿(ハン・フェングル)氏と江 海水(ジアン・ハイシュイ)氏は、丸みを帯びた岩石が詰まった箱をのぞきこんでいた。この地域は恐竜の卵が出土することで知られ、農家の主は自宅近くで化石を収集していた。 収集品の中で、一つの球形の石が学者たちの目を引いた。ビリヤードのボールのような見た目で、これまで見た恐竜の卵とも違っていた。(参考記事:「史上最多、215個の翼竜の卵を発見、中国」) 武漢の中国地質大学を研究拠点とするハン氏とジアン氏は、当初、その卵が新種の恐竜のものかもしれないと考え、慎重に調べた。その結果、もっと希少な卵であることが判明した。絶滅した巨大ガメの卵だったのだ。 2021
キバタンは、オーストラリア東部の開発の進んだ地域でよく見られる、人目を恐れない鳥だ。(Photograph by ROBERT CLARK, NATIONAL GEOGRAPHIC IMAGE COLLECTION) オウムは多才だ。人間の言葉をまねるだけではない。音楽に合わせて体を動かせるし、進んで仲間を助けることもできる。そして最新の研究で明らかになったのは、新たな行動を互いから学べることだ。ほんの数十年前まで、この能力を持つのは人間だけと考えられていた。 キバタンという、オーストラリア東部の都市部でよく見られるオウムがいる。群れで暮らす騒々しい鳥だ。シドニーで、その何羽かがゴミ箱を開ける方法を見つけ出した。するとまもなく、ほかのキバタンもこの行動をまねて、新たな食料源を手に入れた。 この発見は、オウムが「文化を持つ動物たちの仲間入りを果たした」ことを意味していると、今回の研究のリーダ
スリナム共和国のシパリウィニ地方に生息するコバルトヤドクガエル。(PHOTOGRAPH BY JON G. FULLER/VWPICS / ALAMY STOCK PHOTO) ニューギニア島の森に、猛毒を持つズグロモリモズという小鳥が暮らしている。オレンジと黒のその羽に触れただけで、手に火がついたような感覚になる。猛毒で知られるヤドクガエルにもあるバトラコトキシン(BTX)と呼ばれる毒で、少しでも摂取するとまひや死に至ることもある。神経や脳、筋肉の細胞にある「ナトリウムチャンネル」の機能が停止するからだ。 何十年もの間、ズグロモリモズやヤドクガエルが自分の毒で死なないのは、BTXに耐えられるナトリウムチャンネルを進化によって獲得したというのが有力な説だった。コブラの毒に耐えるエジプトマングースなど、この方法で毒を寄せつけない動物の実例もある。しかし、この説を覆す論文が8月5日付けで「Jo
たまに、TV局から電話がかかってくる。 番組制作AD「もしもし、あのぅ、シマウマの模様なんですけどね」 筆者「はい」 番組制作AD「あれは、縞模様があると空気の流れがおきて体を冷やすのに役立っている、と言う説があるそうなんですが、本当でしょうか?」 筆者「はぁっ?」 番組制作AD「え~、陽が当たると黒い部分だけ温度が上昇し、白い部分とのあいだに温度差が生じるので対流がおき、体を冷やす、と言う話なんですが」 筆者「う~~ん。。。。あなた、縞模様の服、持ってますよね。」 番組制作AD「はい」 筆者「それ、着ていると涼しいですか?」 番組制作AD「えっ?」 筆者「だって、シマウマが涼しいのなら、人間だって涼しいはずでしょ?どうです?」 番組制作AD「あ~~、、、、そうですねぇ。特にそんなことはないかと、、、」 筆者「でしょ、ありえませんよ、そんな説。」 番組制作AD「はぁ。」 筆者「ご用件は、そ
プラごみ問題はウシが解決? オーストリアの研究チームは2日、ウシの第一胃である「ミノ(Rumen)」に、プラスチックを消化できる微生物叢が見つかったと発表しました。 この微生物を利用すれば、プラごみのスムーズな分解やリサイクルが可能になるかもしれません。 研究は、7月2日付けで科学誌『Frontiers in Bioengineering and Biotechnology』に掲載されています。 Cows Have Hungry Stomach Microbes Capable of Breaking Down Some Plastics https://www.sciencealert.com/cows-have-hungry-stomach-microbes-capable-of-breaking-down-some-plastics The ruminant digestive sy
ことし2月、三重県鈴鹿市の交差点で、信号機の鉄製の柱が根元から倒れたことを受けて、三重県警察本部の科学捜査研究所などが柱の根元の地面を調べたところ、同じ交差点にある別の信号機のおよそ40倍の尿素が検出されたことが分かりました。倒れた信号機のそばは犬の散歩コースになっていて、警察は犬の尿で柱の腐食が進んだ可能性が高いとする調査結果をまとめました。 ことし2月、鈴鹿市桜島町の交差点にある信号機の鉄製の柱が突然、根元から倒れました。 けが人はいませんでしたが、柱の耐用年数はおよそ50年だったのに設置からの経過年数が23年だったことから、三重県警察本部の科学捜査研究所などが詳しい原因を調べました。 その結果、倒れた信号機の柱の根元の地面から、同じ交差点にある別の信号機の42倍の尿素が検出されたということです。 また、信号機の柱からは、8倍近い尿素が検出されたということです。 このため現場付近で警察
「トキソプラズマに感染した個体とそうでない個体で、ライオンに近づく距離に大きな違いがあることを目の当たりにして愕然としました」と、米ミシガン州立大学の行動生態学者で、論文の共著者であるケイ・ホールキャンプ氏は語る。 トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)は単細胞の寄生性原虫で、ネコ科動物を終宿主とするが、ヒトを含む哺乳類や鳥類を中間宿主とし、世界人口の少なくとも3分の1が感染していると言われている。この寄生虫はネズミなどの宿主を操り、イエネコなどのネコ科動物の近くで大胆な行動を取らせてネコに寄生することが知られる。しかし、野生の大型哺乳類に同じような効果を及ぼすことが研究者によって確認されたのは、今回が初めてだ。(参照記事:「トキソプラズマが人の脳を操る仕組み」) 加えて、トキソプラズマのように致命的な疾患は引き起こさない原虫が、野生動物の行動にこれまで考えられていたよりも大
発表者 戸田 安香 (東京大学大学院農学生命科学研究科 共同研究員(当時)、明治大学農学部農芸化学科 特任講師、19名中1番目) 三坂 巧 (東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 准教授、19名中13番目) Maude W. Baldwin (ドイツ・マックスプランク研究所、19名中19番目、責任著者) 他 発表のポイント スズメ亜目鳥類の旨味受容体が糖を認識する機能を獲得していることを明らかにした。 スズメ亜目に属する鳥類では、花蜜以外を主食とする鳥類も、食糧源として花蜜を多く利用していることが分かった。 味覚受容の変化に伴い、花蜜を有用な食糧源として活用できたことが、スズメ亜目が鳥類最大のグループへと繁栄するのに貢献したと示唆された。 発表概要 味覚は食物を選択する上で重要な役割を果たします。口腔内には、甘味・旨味・苦味・酸味・塩味の基本五味にそれぞれ対応した味センサー
長年、魚類の研究を続けている上皇さまが2種類の新種のハゼを発見されたと宮内庁が発表しました。 上皇さまの研究論文は5月、日本魚類学会がオンラインで発表しました。 新種のハゼはいずれも温かい海に生息するオキナワハゼの一種で、「アワユキフタスジハゼ」「セボシフタスジハゼ」と名付けられました。 上皇さまは皇太子時代から魚類、特にハゼの研究を続けていて、今回は沖縄県の座間味島で採取されたハゼの標本を細かく調べるなどして新種であることを突き止められたということです。 2種類とも体長は3センチほどで、頭にある感覚器などに特徴があるということです。 上皇さまは退位された後も週に2日ほど皇居の生物学研究所に通われています。 上皇さまはこれまでに何度も新種を見つけていて、発見された新種はこれで10種類になります。
すべての脊椎生物は魚からスタートしてさまざまな種へと進化していきました。 海から陸へと生物が進出したとき、そこでは何が起こったのでしょうか? カナダ・グエルフ大学(U of G)の2人の研究者は、水陸両用の魚「マングーブ・キリフィッシュ(mangrove killifish)」を陸に上げて飼育した場合、ずっと水中で飼育した個体より脳が発達したと報告をしています。 これは、陸生動物への変化の過程で脳が発達した可能性を示唆しており、進化の基礎となる発見です。 研究の詳細は、科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B』に6月16日に掲載されています。 A Hint About How Life Made It Onto Land(The Atlantic) https://www.theatlantic.com/science/archive/2021/06/
中国甘粛省で、巨大なサイの仲間パラケラテリウムの新種が発見された。頭骨の特徴から、現在のバクのように、柔軟性があり、物をつかむことができる鼻をもっていたと考えられる。(ILLUSTRATION BY YU CHEN) 現在のチベット高原は標高4000メートルもある広大な高原地帯だ。だが数千万年前には一部にまだ湿潤な森林があり、太古の巨大哺乳類の通り道となっていたらしい。 太古の絶滅巨大サイの化石が中国甘粛省で発見され、新種として6月17日付の学術誌「Communications Biology」に発表された。重さは最大でアフリカゾウの4倍に当たる24トンもあり、高さもキリンより高かったと見られる。 今回の新種は、パラケラテリウムの一種で、Paraceratherium linxiaenseと名付けられた。アジアの中央部には5000万年前から2300万年前ごろにかけて、角のない巨大サイの仲間
生物は「自然淘汰(自然選択)」によって進化すると考えたチャールズ・ダーウィンだったが、それでは説明できない事象を目の当たりにしていた。 豪華な尾で美しく身を飾るクジャクのオスや、勇ましいツノを誇らしげに誇示するシカなど、一部の種ではなぜだかオスとメスがかなり違う特徴を備えている。 そこで彼は、もう1つの理論として「性淘汰(性選択)」を考案した。大きなツノや牙、あるいは飾りなど、交配相手を引きつけ、子孫を残すチャンスを上げるための特徴が進化するという考えだ。 ダーウィンの考えでは、性淘汰が進むのはオスとメスの個体数の比率が不均衡であるときだ。たとえばオス1匹に対してメスが少ない状況では、オス同士のメスをめぐる競争が激化し、それだけオスにメスを魅了するための特徴が発達することだろう。 だが英シェフィールド大学などの研究グループが『Evolution』(5月22日付)に掲載した研究によれば、どう
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "真社会性" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2021年1月) 真社会性(しんしゃかいせい、英: eusociality)とは、動物の示す社会性のうち高度に分化が進んだもので、集団の中に不妊の階級を持つことを特徴とする。ハチやアリなどの社会性昆虫などに見られる。 概説[編集] ハチやアリなどのいわゆる社会性昆虫は、その集団の中に女王のような個体、働きバチ(アリ)などの労働する階級などがあり、古くはそれが人間の社会とよく比較されたが、次第にその異質性が指摘されるようになった。 哺乳類の社会の場合、個体間の体型や体格の差は性的二形
SARS-CoV-2のようなウイルスのルーツをたどるには、何年もかかるのが普通だ。WHOが3月に発表した報告書では、その起源はほぼ明らかにされていないものの、「あるシナリオが他のシナリオよりも可能性が高いと言えるだけの十分な証拠はあると思います」と専門家の1人は言う。(ILLUSTRATION BY NIAID) 6月6日時点で1億7200万人以上が罹患し、370万人の命を奪った新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。原因となるウイルスは、どのような経路をたどって動物から人間へと感染したのか。その起源を探る調査が続けられている。 米バイデン政権は5月26日、国内の情報機関に対し、動物からの感染から新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を含む野生由来のサンプルを研究していた実験室からの流出した可能性まで含めて、経路をより詳しく調べるように指示した。 これまで、新型コロナウイルスの起
研究にはラブラドールレトリバーかゴールデンレトリバー、あるいは両者の雑種の子犬が参加/Courtesy Emily Bray/Canine Companions for Independence (CNN) 子犬は生まれた時からすでに、人間とコミュニケーションする準備ができている――。学術誌「カレントバイオロジー」に3日、そんな論文が発表された。 研究を手掛けたのは、米アリゾナ大学人類学部のアリゾナ犬認知センターに所属する博士研究員、エミリー・ブレイさん。 ブレイさんは「子犬はごく小さい頃から、人間の視線を見つめて視線を返し、人間から与えられた社会的な文脈を持つ情報を上手に使う。人間と幅広く接した経験が一切ない時からだ」と指摘する。 ブレイさんはこの10年間、非営利団体キャナイン・コンパニオンと共同で盲導犬の発達を研究してきた。同団体は体や認知能力の障害を抱える大人や子ども、退役軍人に犬を
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