兵庫県立豊岡総合高校(豊岡市加広町)の社会奉仕クラブ「インターアクトクラブ」のメンバーが同市下宮で、東日本大震災の被災者を支援するために植え付けた無農薬米の田んぼにアイガモの幼鳥16羽を放った。9月に稲刈りをし、10月に東北の仮設住宅などに送る。 アイガモは雑草を取り、害虫を食べるだけでなく、ふんが稲の養分になるため、自然にやさしい「アイガモ農法」として注目されている。支援米作りは震災翌年の平成24年から行っており、今年で4年目。5月に約16アールの田んぼにコシヒカリの苗を手植えした。 1、2年生10人は田んぼの端に横一列になり、名残惜しそうに体長約20センチ余りのアイガモを田に放った。アイガモは「ピョ、ピョ」と、かわいらしい鳴き声を上げ、寄り添うように群れをつくって元気よく田んぼの中を動き回った。 9月上旬に稲刈りをし、稲穂を天日干し。10月に約600キロを収穫する見込みで、東北の仮設住
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