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遺児の心のケア、パンク寸前 震災後に参加者急増 ワンデイプログラムの始めと終わりに、遺児とファシリテーターが全員集まる縫いぐるみの部屋。参加者が増え、手狭になってきた=仙台青葉学院短大 東日本大震災などで大切な人を亡くした子どもの心をサポートする仙台グリーフケア研究会(滑川明男代表)の会員が、十分な受け入れ態勢を整えられなくなりつつあることに頭を悩ませている。遺児の悲しみに寄り添う「ワンデイプログラム」への参加者が震災後に急増しているためだ。子どものための死別に特化したプログラムは他になく、研究会は国に支援拡充を求めている。 ワンデイプログラムは2010年12月に始まった。震災で一時中断したが昨年5月に再開した。あしなが育英会の協力で毎月1回、仙台青葉学院短大(青葉区)で開催。対象は中学生以下で、サポーター役のファシリテーターとゲームなどをしながら抱えていた気持ちを吐き出してもらう。
富士経済は2012年の一般用医薬品17カテゴリー67品目に関する国内市場の動向を調査・分析した結果を公表した。それによると、ドリンク剤(滋養強壮や肉体疲労・病中病後などの栄養補給を効果・効能とした液剤で飲みきりタイプが対象、医薬部外品を含む)の2011年の市場は前年より2.8%減少し、1627億円となったが、2012年は1634億円と11年に比べ0.4%ながら増加に転じると見込んでいる。 また容量でみると、100mlと100ml未満(50mlが主体)に分類した場合、市場構成比は、おおむね6:4となるとみている。 次いで、鎮痒剤や救急絆創膏など「その他外用薬市場(鎮痒剤、救急絆創膏、外用殺菌消毒剤、口唇ヘルペス治療薬、皮膚治療薬が対象)」では2011年は前年比2.8%増の435億円となったが、2012年も同1.8%増え、443億円が見込まれるとしている。特に皮膚治療薬が牽引して市場が拡大する
Facebookを活用しランチタイムの社外交流を促進する『ソーシャルランチ』を運営するシンクランチ株式会社(本社:東京都渋谷区)は、カンバンスタッフで飲食店探しが出来る飲食情報サイト『カンバン娘』を運営する株式会社カンバン娘(本社:東京都品川区)とタイアップで、ランチタイムにユーザーを飲食店に誘導するO2O(online to offline)施策を「ソーシャルランチ」内にて実施する。キャンペーン期間は4月3日から4月30日まで。 キャンペーン期間中、「その日会えるカンバンスタッフ」をキャンペーンページ内にて表示する。ユーザーは訪れてみたい店舗のスタッフを選び、「ランチに行く」をクリックし操作は完了。実際にランチで店舗に訪問すると、カンバンスタッフが挨拶をしに来てくれ、コミュニケーションを取ることが出来る。同キャンペーンにて、ランチをきっかけに馴染みの飲食店を探すきっかけを提供する。 なお
株式会社ベジトリー(本社:東京都新宿区)は、4月19日に東京臨海副都心地区にグランドオープンする複合施設「ダイバーシティ東京 プラザ」屋上部に、貸農園である『都会の農園』をオープンする。 『都会の農園』は、“「見る農業」、「知る農業」、「感じる農業」”をコンセプトとした、都内最大級の屋上貸農園。都会で生活する人々に「作る」から「食べる」までのサイクルを通じて、農業の楽しさや難しさを実感するコミュニティを創造する。 営業時間は10:00~18:00、休業日はダイバーシティ東京プラザ休館日、農園賃料は1.5m2~/10,000円(月額)~/別途入会金10,000円。 なお、開園に先立ち同農園の運営プロデュースを行う株式会社農業総合研究所(本社:和歌山県和歌山市)とともに、4月17日にオープニングイベント『春の豊作祈願祭』を開催する。
北朝鮮の科学技術は本当に進んでいるのか? 放課後の農業シミュレーターの衝撃写真...2012.04.11 11:00 湯木進悟 結局のところ謎は深まるばかり... なにかと対外的に諸外国との緊張が伝えられ、とりわけ近隣の日本からすれば気が気ではない北朝鮮の今日この頃ですが、こちらは今月3日に北朝鮮の三池淵郡にて撮影された写真だそうですよ。 国の将来の農業を背負っていく子どもたちを対象にして、放課後に特別トレーニングプログラムを提供する施設での一コマとのことですが、これをもって皆さまは北朝鮮の底力をどのように判断なさいますか? えっ、こっ、これって数十年前にタイムスリップしたかのような機械のレベルだよね? なんて見くびってたりしたらいけませんよ。米GIZMODO編集チームには、この写真を見て、北朝鮮の超進化したトラクターシミュレーターに度肝を抜かれた人までいるようです。 だって、どんなにアメ
プラセンタって言うとちょっと抵抗が減りますけど。 いや、よく考えたら多くの動物が胎盤を食べます。人間ぐらいですよ、食べないのって。ニューヨーク州立大学バッファロー校の研究チームは、様々な動物が出産後に何を摂取しているか、そしてそれは何故かを調べており、これをヒントに人間にとって有益な情報がないかを模索しています。 出産後の母親が胎盤を食べると、子供との絆が深まるだけでなく、ホルモンのバランスを整え、出産後の痛みを和らげ、さらには将来の妊娠への可能性も高めるかもしれない、ということがわかりました。これは母親だけでなく、父親にもオススメだそうですよ。 胎盤を必ず食べようというわけではありませんが、それでも有益なことが多いため、ここから薬理学に役立てたいと考えているようです。ちなみに、研究員の1人であるMark Kristal氏は、さらなる探求のために研究に協力してくれる人を探しているそうです。
食肉のスペシャリストをめざして 52人が入学 全国食肉学校 食肉の豊富な知識、つくる技術、販売する力など、食肉に関するあらゆる教育を総合的に行う公益社団法人 全国食肉学校(群馬県玉村町)は4月10日、同校大教室で平成24年度の入学式を挙行した。将来の食肉産業のスペシャリストを夢見る52人が入学した。 今年度の新入生は、第48期総合養成科24人(うち前期コース9人)、第23期食肉販売科28人。北海道から鹿児島まで、生産牧場や流通販売外食など関連産業の後継者や事業展開をめざす人、企業のリーダー候補生として派遣された人など、多彩な顔ぶれが揃った。放射性物質による汚染や風評被害に苦しむ福島県からも4人の入学生があった。 山中暁学校長は「みなさんは食肉の生産から製造、流通まであらゆる知識と技術の習得をめざして入学されたが、家畜の『命』を頂く食肉産業従事者として、『命』を敬う心もしっかり学んでほしい
牧草の収穫量は2678万3000tで、前年産に比べて3%減少した。これは作付面積が前年産よりも減少したことに加えて、10a当たり収量が前年産を下回ったことによる。 牧草の作付面積は75万5100haで1%減少した。また10a当たり収量は前年を2%下回った。これは北海道は天候に恵まれ、生育はおおむね良好だったものの、他の地域の多くでは春先の低温などで生育が抑制されたことに加えて、東北と関東の一部で原発事故にともなう給与自粛措置がとられたことの影響などによる。 青刈りトウモロコシの収穫量は471万3000tで前年より2%増加した。10a当たり収量が前年を1%上回ったことによる。作付面積は前年並みだった。 ソルゴーの収穫量は93万9200tで、6%減少した。作付面積が減少したことに加えて10a当たり収量が前年産を下回ったことによる。 (↑ クリックすると大きく表示します) (関連記事) ・加工原
"花"を使ったランチはいかが? JA鳥取中央 JA鳥取中央(鳥取県)の女性会員6人で運営する農家レストラン「ちっちゃなレストラン」に"花"を使った新メニューが登場した。 その名も「花のランチ」。メニューはニンジンの花を浮かべた「ニンジンのスープ」と野菜を花のように見立てた「ブーケのサラダ」、パンジーとコスモスを飾った「バジルパスタ」、菊の花を挟んだ「ミニバンズ」、デザートに四つ葉のクローバーを使った「幸せを呼ぶプリン」の5品。すべてに花を使った目にも鮮やかなセットで、特に女性に人気のようだ。 このメニューはレストランの代表を務める高力郁子さんが昔食べた「花のサラダ」が印象的で、自分も花を使ったメニューを出してみたいとの思いから生まれた。1年前からスタッフ全員で食用、非食用など花の勉強から始め、料理の試作会を何度か行ってきた。 今後も季節ごとに花を変え、四季を通して花のメニューを続けていく
【JAは地域の生命線】 取扱量8万トン 日本一の米集荷JA JA秋田おばこ(秋田県) JA秋田おばこの管内面積は、東京都がすっぽりと入ってしまう広さだという。14年前に20JAが合併して誕生。米の取扱量は8万トンと日本最大の集荷量を誇り、独自販売にも力を入れてきた。農業者に自信を持たせたい、と強調する藤村正喜組合長。米づくりを核に青年層や女性の力をJA運営に発揮してもらおうと人材育成にも積極的だ。 現地ルポ 1万2000戸の米農家が切磋琢磨 ◆施設集荷で米をグレードアップ JA管内の農地面積は3万2400ha。このうち水田が9割を超える。JAの米集荷量は22年で8万4000t余り。米の集荷量は日本一である。 このうち62%が施設集荷、安定供給に応えるボリューム確保とともに、共乾施設による米の均質化で評価を高めてきた。 それを象徴するのが大仙市に平成16年に建設された「おばこライスターミナ
食品に含まれる放射性セシウムの基準が、新年度から1キログラム当たり100ベクレルなどと大幅に厳しくなりました・・というニュースをお伝えすると、「『厳しくなった』というが、海外に比べると甘いのではないか」といったご質問をいただきます。東電福島第一原発の事故後、1年あまりたって導入された新たな基準は果たしてどの程度厳しいのか、科学文化部・稲垣記者が解説します。 【新しい基準の“根拠”は?】 食品に含まれる放射性セシウムの新しい基準は食品からの被ばくを最大でも1ミリシーベルトに抑えることを前提に作られました。福島第一原発の事故のあと、緊急時の対応として設けられた暫定基準値が上限とした被曝量が5ミリシーベルトですから、その5分の1です。 新しい基準では食品を4つの区分にわけました。 ▼野菜や米などの「一般食品」と ▼子どもが飲む量が多い「牛乳」と、 ▼摂取量が多い「飲料水」、 そして新たに▼大人よ
1 名前:つゆだくラーメンφ ★[] 投稿日:2012/04/10(火) 15:20:50.77 ID:??? ラノベ書店員・トランペさんの始動させた企画「ラノベ好き書店員大賞」の結果が発表されている。 同賞は、「本屋大賞」を模して、書店に勤めるラノベ販売員からの投票を基にランキングを作成したもの。 秋葉原の書泉ブックタワーでは、「ラノベ好き書店員大賞コーナー」が作られるなど、 今後の広がりに期待がもてる。 秋葉原・書泉ブックタワー8Fに、ラノベ好き書店員大賞コーナーが設置されている。 ランキングは以下の通り。 1位:のうりん/GA文庫 著;白鳥士郎 イラスト;切符 2位:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている/ガガガ文庫 著:渡航 イラスト:ぽんかん⑧ 3位:雨の日のアイリス/電撃文庫 著:松山剛 イラスト:ヒラサト 4位:東雲侑子は短編小説を愛している/ファミ通文庫 著:森橋ビンゴ
ワカメやコンブなどの海藻をほぼ毎日食べる40代以上の女性は、あまり食べない女性に比べて、甲状腺がんの一種になるリスクが高まるとする研究結果を厚生労働省の研究班がまとめました。 研究班は「海藻の過剰な摂取は女性の甲状腺がんのリスクを高めるが、一方で、海藻は全般的には死亡率を下げる健康によい食品なので、食べすぎることなくバランスのとれた食生活を心がけてほしい」と話しています。 調査は、40代から60代の女性5万3000人に食生活を尋ねて14年以上にわたって追跡調査を行ったもので、日本人の甲状腺がんで最も多い「乳頭がん」と診断された113人の女性を中心に分析しました。 その結果、ワカメやコンブなどの海藻をほぼ毎日食べる人の発症率は、週に2回以下しか食べない人に比べ1.71倍になっていたということです。このリスクは閉経後の女性に限るとさらに高まり、3.81倍に上っていました。 海藻は甲状腺の機能維
赤ちゃんなどの様子を離れた場所から確認できるモニター機器からの電波が原因とみられるトラブルが2006~10年に22件起きていることが、総務省への取材でわかった。 神奈川県では今年に入って、ポンプ所からの水位データが浄水場に無線送信できなくなるトラブルが発生。同省は、技術基準適合マークのないモニター製品の使用自粛を呼びかけている。 総務省によると、22件の障害は米軍基地がある沖縄や神奈川、長崎県などで目立ち、米国から持ち込まれたモニター機器が原因とみられる。携帯電話の基地局や運送会社の業務用無線などに障害が生じたケースがあったという。 同様の機器は、米国などでよく使用されており、最近は外国規格の機器がインターネットの通信販売などで国内にも広まっているが、一部が国内の機器の技術基準に適合していない。
この4月に人事異動によって担当地域が変わった。拠点とする事務所の場所が変わり、ほとんどなじみがない土地で巡回・指導をしなければいけなくなった。しかも、担当する品目も変わった。一応、以前と同じ野菜担当ではあるが、以前の勤務地ではイチゴ、ニンニク、ネギ、タマネギ、モロヘイヤだったのが今度はアスパラガスとトマト類である。 このどちらの品目もほとんど関わった事はなかった。指導の仕事はおろか、以前試験研究をしていた時でも関わっていなかった品目である。なので、結構ストレスを感じている。トマトは産休職員のピンチヒッターで時期限定での担当なのでまだ気が楽だが、いい加減な仕事ができないのは同じことである。 それにしても、新規品目を担当することになって一番困るのが「現場感覚がない」ということだ。今まで経験のない品目を担当するに当たって、当然その栽培マニュアルや関連書籍などを読み込み、覚えるということは最低限行
イノシシによる農作物被害を減らすため、長崎県五島列島の無人島で野生化して増えすぎたヤギを活用するプロジェクトが始まった。 畑の周囲に草を食べるヤギを放って草地をなくすと、元々警戒心の強いイノシシは身を隠す場所がなくなり、寄りつきにくくなるという。県は島外にヤギを運び出す費用などを農家に補助し、県内全域での普及を目指す。 県によると、活用するのは小値賀町の無人島、古路島と藪路木島に生息する小型のヤギ(体高約50センチ、体重20~25キロ)。家畜として飼われていたものが野生化したとみられ、地元では「シバヤギ」と呼ばれている。 2島合わせて370~380頭まで増えていると推定される。草木の芽が食い荒らされて地面がむき出しになり、雨が降ると海に土砂が流出するなど環境が悪化。町が駆除に乗り出したこともあるが、うまくいかなかったという。 一方、県内のイノシシ被害も深刻。防護柵やわなの設置に加え、畑に近
電気自動車(EV)にコネクテッド(つながる)、自動運転――。新技術を搭載するクルマが続々と登場しているが、大ヒットを記録しているものは少ない。どうすれば普及期に突入できるのか。 「…続き エコカーに「無関心の壁」 米自動車市場の現実 [有料会員限定] EV時代はまだ来ない 現実解は「マイルドHV」
環境問題に対するアプローチ(取り組み策とその選択肢判断基準の持ち方など)において特に強く感じることなのですが、それがエネルギー問題となると、より顕著になるのは「経済効果」やコスト問題、「費用対便益」やコスト比較による社会的インセンティブ論議など、全てを貨幣価値や金銭資本といった唯一共通の比較評価尺度をベースに進めざるを得ない悲しさです。 この貨幣や金銭資本コスト比較尺度も所詮は相対的な変動要因を持ったものなのに、あたかも普遍的な共通比較尺度のように扱われて、選択肢の是非を決定する手段と道具に使われる愚かさがあります。 私たちの生活や社会、それぞれの国々や世界、未来に続く人類と地球環境の問題を扱うのに、現在の貨幣価値と資本経済を唯一共通のバロメータとして使うだけでいいのでしょうか。 もっと違う、賢い方法としての選択肢なりその比較評価・判断基準を持てないものでしょうか。 エネルギー源であれ、消
銀行系コンサルタントの職を捨て、岡山県で山村振興の最前線に立つ。目指すのは、森を豊かにし、その恵みで地域を潤す持続可能社会。国の補助金に頼らず、民の力で地方が自立する試金石と注目される。
らでぃっしゅぼーやは4月26日、ノンピが運営するオーガニックカフェレストラン「TeTeS(テテス)へ、有機・低農薬野菜の卸売を開始した。 「TeTeS」では、メニューをリニューアルし、店舗内にジュースーバーを設置。らでぃっしゅぼーやの有機・低農薬野菜を使った「スムージー」を提供。外出先でも“手軽に野菜の栄養素を採りたい”と考える、健康志向の高いビジネスマンや安心な食生活を望む家族をターゲットに設定する。 また、今後はTeTeSを運営するノンピの他の系列店などでも、サラダ用食材として、らでぃっしゅぼーやの野菜を使用する予定。らでぃっしゅぼーやは今回の卸売をきっかけに、本年3月より本格稼動した卸売事業を外食産業へ拡大していく。
総合商社が国内の農業ベンチャーへ相次ぎ資本参加している。狙いは技術・ビジネスモデルの横展開やサプライチェーンの拡大。「商社の農法」は地盤沈下する日本の農業界に、新たな光明をもたらすのか。 三井物産が2月、熊本県のある農業生産法人に資本参加した。その農業生産法人は果実堂。同社は、野菜の新芽を混合した「ベビーリーフ」の国内大手で、百貨店やスーパーマーケットに販路を広げて急成長している。 ベビーリーフは栄養価が高いことなどが受け、米国で1980年代から市場が確立された。ここ数年で、日本国内でも広がっている。歴史は比較的浅い商品だが、重量当たりの単価が高く、水耕栽培すれば最高で年間24毛作が可能なことから、生産者側のメリットも大きい。現在、年間数十億円ほどの国内市場規模は、今後300億円程度まで拡大することが見込まれている。果実堂もこうした流れの中で、2005年に設立された農業ベンチャーである。
京都大、同志社大などの研究者グループが約9000人を対象に行ったインターネット調査で、そんな結果が明らかになった。 数学になじむと論理的な思考が身に着き、様々な仕事に適応できるのだという。 グループは2011年2月、国内の国公立、私立大や海外の文系学部を卒業した20歳代~70歳代の働く男女に調査した。その結果、数学受験者の40%が大企業に就職していたのに対し、受験しなかった人では34%。数学受験者の平均年収は532万円で、未受験者の443万円を大幅に上回った。 一方、理系学部出身者4000人を対象にした別の調査でも、生物や化学より高い論理性が要求される物理を得意とした人は、年収が高かったという。
今月3~4日に日本海上を駆け抜けた低気圧が、台風並みの強風をもたらしたのは、大陸からの寒気が南側の暖気の一部を取り囲んでできた塊「暖気核」が原因の一つであることがわかった。 気象研究所が6日、分析結果を発表した。日本海の上空で急発達する低気圧に暖気核ができるのは珍しい現象という。 低気圧の中心気圧は、2日午後9時からの24時間で42ヘクト・パスカルも低下。24ヘクト・パスカル以上低下する「爆弾低気圧」となった。気象研は、低気圧が上空の気圧の谷と重なったのと同時に、水蒸気を含む暖気が流入、低気圧を発達させるエネルギーが供給されたためとみている。 さらに、地表付近の風を強めたのが暖気の塊「暖気核」だ。気圧の谷とともに南下してきた寒気が、暖気の一部を取り囲み、低気圧の下層に暖気核が形成された。暖気核は日本海の東側で発生し、低気圧の中心付近と、その周囲で温度差が大きくなって、特に東北地方では風が強
女性ホルモンが、脳の神経細胞に含まれる特殊なタンパク質に作用して排卵を促す仕組みを、名古屋大学の研究グループがマウスを使った実験で明らかにしました。 哺乳類に共通の仕組みとみられ、家畜の繁殖技術の向上や、ヒトの不妊治療の改善につながると期待されています。 名古屋大学農学部の束村博子准教授らのグループは、排卵の間近なマウスと、そうでないマウス20匹ずつで脳の中の変化を観察しました。 その結果、排卵の間近なマウスでは、女性ホルモンのエストロゲンが分泌されると、脳の神経細胞に含まれる「ヒストン」と呼ばれる特殊なタンパク質が活性化していました。 排卵間近のマウスは、そうでないマウスに比べて、活性化して変化したヒストンの量が数十倍に増え、排卵を促すさまざまなホルモンの分泌量も増えていたということです。 これまで女性ホルモンが脳に作用して排卵を引き起こすことは分かっていましたが、グループによりますと、
0887 科学 御用学者がつく られる理由 「科学」はときに,水戸黄門の「葵の御紋」の 印籠に似ている。 「科学的」と言われた瞬間,市 民はひれ伏さなければならないかのようだ。時代 劇では庶民の味方である黄門様が印籠を用いるか ら,視る者は溜飲を下げられるが,悪代官が葵の 印籠を使ったとしたらどうだろうか。そして現実 に,科学者がそのように振る舞っていると批判を 浴びることがある。いわゆる「御用学者」批判で ある。なぜこのような事態が起こるのか。そこに は科学と社会の関係に根をもつ重大な問題が存在 している。 「御用学者」 問題を解きほぐす 福島第一原子力発電所の事故によって,専門家 の発言が社会的に争点となる事例が続出した。情 報が不足し,社会に十分に伝えられない中で,事 故の見通しについて,あるいは放射能リスクの評 価と人々がとるべき対応について,楽観論や「安 全・安心」に偏った言説が
■食生活の工夫で人類は生き延びた サラダは、ごく当たり前のメニューである。町の食堂の和定食にサラダが付いても何の不思議もない。ゆえに本書で「日本人のサラダ歴は、およそ五十年というところである」と説かれると、え?ホントかいな、と呟(つぶや)くことになる。 考えてみれば、しかしこれまた何の不思議もない。昭和二十年代の前半、小学生は一様に学校で虫下しをのまされた。畑の野菜は人間が体内で生産した肥料を浴び、鮮度管理も、調理に使う水の衛生管理も不十分をきわめた。生食は原則として禁物だった。 半世紀を経て、日本におけるサラダは日常化、多様化し、今日われわれは啓蒙(けいもう)書ではなく、教養書としての本書を得た。この本、植物分類学の権威によるかなり高度な内容でありながら読みやすく、とりわけ雑学好みには面白い。 日本人のキュウリ消費量は世界一である。日本のサラダには多くキュウリが入るが、欧米ではめったに出
バナナの世界史 歴史を変えた果物の数奇な運命 (ヒストリカル・スタディーズ) 著者:ダン・コッペル 出版社:太田出版 ジャンル:技術・工学・農学 バナナの世界史 歴史を変えた果物の数奇な運命 [著]ダン・コッペル バナナは、あのあまりにもあからさまなカタチにもかかわらず、かわいそうに、一度もセックスをしたことがありません。なぜなら、バナナはタネなしだからです。 バナナの原種は、硬くごろごろしたタネがたくさん入ったとても食べにくい果物でした。ところが自然のいたずらで、あるとき、タネがないのに果実だけが太る突然変異種が出現しました。 とはいえ、タネができない植物をいったいどうやって増やすことができるのか。バナナは地下茎を伸ばすので、これを株分けすると簡単に大規模栽培ができるのです。 なかでもグロスミッチェルは優れた品種でした。大きくて皮が厚く、舌触りはなめらか、味は濃厚でフルーティー。これに目
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