米首都ワシントンで開かれた環境公共事業委員会で、環境保護局(EPA)長官の指名承認公聴会に臨むスコット・プルイット氏(2017年1月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/ZACH GIBSON 【3月10日 AFP】米環境保護局(EPA)の新長官に就任したスコット・プルイット(Scott Pruitt)氏は9日、二酸化炭素(CO2)は地球温暖化の主な原因ではないとの見方を示した。気候変動をめぐる科学界の合意と真っ向から対立する見解だ。 化石燃料擁護派として知られるプルイット氏は、オクラホマ(Oklahoma)州司法長官時代に繰り返しEPAを提訴しており、EPAトップへの起用は大きな論争を巻き起こしていた。 プルイット氏は米経済専門局CNBCに対し、「人間の活動が気候に与える影響を正確に測定するのは非常に困難であり、影響の規模に関しては意見が大きく分かれる。私は、それ(CO2)がわれわれの目