家業から事業へ。現場を知らないマネージャーが挑んだ農家改革 農家の高齢化や深刻な労働力不足に伴い、改革が急がれる日本の農業界。国は50億円もの多額の予算を投じ、テクノロジーを活用したスマート農業の強化に注力しています。そんな潮流のさなか、栃木県のある梨園が取り組んだ経営改善が注目を集めています。その農園の名は、阿部梨園。三代目の若き経営者・阿部英生さん率いる、わずか20名程度の梨農家です。 事前に決められた予算や事業計画はなし、国の補助を受けたわけでもなければ、有名企業のコンサルタントを招いたわけでもないこの梨園で改革のキーパーソンとなったのは、東大卒の脱サラ・マネージャー、佐川友彦さん。農業経験(ほぼ)ゼロの佐川さんは、「現場に出ないマネージャー」という少し変わった立場から農園の状況を俯瞰し、これまでに500件以上もの経営改善・業務改善を行ってきました。若き経営者とマネージャーが二人三脚
本業は指圧師です。自分で企画した「ふしぎ指圧」で施術しています。webで記事を書くことをどうしてもやめられない。(動画インタビュー) 前の記事:なんでだ?「味が全然しない担々麺」が超うまいぞ? > 個人サイト ふしぎ指圧 築地の場外はメチャクチャにぎわっている 平日のお昼に築地の場外に来たのだが、観光客がすごい。外国人と修学旅行生だらけである。 ご存じの通り、築地の魚市場はすでに豊洲に移転している。しかしこの人混みはまるでそんな事実などなかったかのようだ。 Q.なぜ築地にこんなに魚介を中心としたお店が多いんでしょうか? A.それはむかし築地に魚市場があった名残なんですね。 頭の中で唐突にそんなクイズ番組が始まった。全てを忘れ去られた50年後くらいのクイズ番組である。 魚卵の専門店・田所食品
連載目次 IT訴訟事例を例にとり、トラブルの予防策と対処法を解説する本連載。今回は「要件の範囲が食い違ったことにより生じた紛争」を解説する。 ユーザーが望む機能がシステム開発の要件から抜け落ちたがために発生する紛争は、本連載でこれまでにも何度か取り上げてきた。 IT紛争の類型は種々さまざまであり、過去の判例が全てそのまま適用できるわけではないが、裁判所が「たとえ要件としてユーザーから明示されていなくても、その機能が契約の目的を果たす上で、当然に必要な事柄であるとベンダーが認識し得る状態にあれば、ベンダーにはその機能を作り込む義務(債務)がある」と判断した例が幾つもある。 要件定義書よりも契約の目的の方が重いとする考え方だ。 今回取り上げる判例も、「ユーザーが必要と考える機能が、ベンダーの作成した要件定義書から抜け落ちており、これを作り込まなかった」というものだ。これまでと少し異なるのは、パ
昨年、死刑が執行されたこともあり、平成の大事件として改めて関心を集めているオウム真理教事件。一連の事件の1つである地下鉄サリン事件から24年にあたる3月20日に、東京・古石場文化センターで、茨城大学人文社会科学部の村上信夫教授ゼミの学生たちによるシンポジウム「オウム真理教事件とメディア―宗教報道はどうあるべきか―」が開催された。 しかし学生たちの発表は、オウム事件とメディアの関係を問題のポイントやマスメディアの構造を踏まえない内容となっており、指導教員である村上教授の指導力不足が目立つ結果となった。 地下鉄サリン事件以降に生まれた学生たちが、事件やメディアの構造について十分な知識を持っていないのは当然のことだ。研究を通して知識や問題意識を学んでもらうことが教育だろう。指導者側の問題として、今回のシンポジウムについて考えてみたい。 シンポジウムは、前半がゼミ生による研究発表「宗教と報道~オウ
矢野修一 農学研究科 助教、中井友也 農学部生(研究当時)は、ヤブガラシというつる草が、ハダニによる加害を防ぐため、ハダニのいる植物には巻きつかないことを世界で初めて発見しました。 自重を支えるために周りの他植物に巻き付くつる草は、他植物と触れる際に想定される災害に備えるべきです。ナミハダニという歩行性の害虫がいる植物につる草が巻きつくと、ハダニがつるを歩いてなだれ込み激しく加害されます。 本研究グループは、アサガオのつるとヤブガラシという雑草の巻きひげが、ハダニがいる植物を避けるかどうかを調べるため、コマ落とし撮影でつる草が動く方向を見極めて、その予測進路にハダニがいるマメ株、またはいないマメ株を置いて巻きつく割合を比べました。アサガオはどちらにも巻き付きましたが、ヤブガラシの巻きひげはハダニがいるマメ株に触れると巻き付かずに離れました。つまり、ヤブガラシがハダニのいる植物に巻きつくこと
モバイル決済が当たり前になった中国。こうした新しいデジタルサービスを支えているのはIT 企業で長時間労働に従事する「デジタル農民」と呼ばれる大勢の労働者たちだ。「農民」には「貧困」というニュアンスも込められている。(写真:(c) Blue Jean Images /amanaimages) モバイル・インターネットの時代に突入し、すでにスマートフォン(スマホ)が社会のインフラとなった中国。スマホにインストールされた決済アプリをプラットフォームにして、これまでなかった新しいタイプのビジネスが次々に生まれ、それらが互いに結びついた巨大なエコシステム(ビジネスの生態系)がダイナミックに広がっている。 無人コンビニなど「買う」場面、フードデリバリーなど「食べる」場面、ライドシェアなど「移動する」場面、無人カラオケなど「遊ぶ」場面など、生活の様々な消費シーンにおいてモバイル決済が使われている。 これ
オランダのスタートアップ企業ネッファ(NEFFA)はキノコの菌から服を作り、2018年にH&Mファンデーションが主催するグローバルチェンジアワード(GCA)を受賞して、注目を集める会社だ。ネッファのアニエラ・ホイティンク(Aniela Hoitink)代表はもともとファッションデザインを学び、「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」などで10年間ファッションデザイナーとして従事した。なぜ、彼女は新しい素材開発の道を選んだのか。4月にスウェーデン・ストックホルムで行われた19年度のGCA授賞式に出席したホイティンクに話を聞いた。 アニエラ・ホイティンク(以下、ホイティンク):デザイナーとしてキャリアをスタートしたのはファッション業界をまず理解したかったからです。それから11年にネッファを設立しましたが、“NEFFA”とはオランダ語の略で「少し違うように」という意味。私にとって
「実在しない人物」の全身画像を高解像度で生成する「全身モデル自動生成AI」が誕生しました。開発したのは京都大学に事業所を構えるデータグリッド。 実在しない人がヌルヌル生まれる 「全身モデル自動生成AI」が優れているのは、顔と体を合わせた全身を生成可能で、なおかつ1024×1024ピクセルの高解像度で出力できる点です。ディープラーニングを応用したAIに大量の全身モデル画像を学習させることで、手足の長さや肌の色、男性らしい・女性らしい体つきまで表現可能になったといいます。 高解像度の全身画像生成は世界でも前例の無い研究とのこと アパレルや広告業界での活用が期待されます 今後は広告・アパレル関連企業との実証実験を行い、実運用に必要な機能の開発を行うとのこと。また現在は動作まで生成可能なAIの研究に着手しており、さらなる精度向上にも期待が高まります。 データグリッドは過去に「実在しないアイドルの顔
CyberIguana @CyberIguana Q:エイはなんでそんなに男を狂わせる名器なの? A:エイはそのスリットの奥に『螺旋腸』という腸の面積を拡大させる為の らせん状のヒダを持っていて、挿入するとこれがおちんぽに連続して 吸い付き、絡みつきながら扱き上げてくる為です。解剖資料をどうぞ。 pic.twitter.com/cuktkU6QTv 2019-05-06 02:09:44
ここ最近の労組関連の増田やはてブコメントを見ていると、どうも労組の内部(?)事情というのは思ったより知られてないようだぞ、と感じたので少し知見を共有したいです。なお、当方は小規模な単組の執行部経験者です。また、ここで記述する内容はどの組織のオフィシャルな見解でもなく、個人の理解をまとめているだけです。 労働組合の階層について「労働組合」という同じ名称で呼ばれる組織でも、大きく分けて2種類に分かれます。「企業内労組(単組)」あるいは「ユニオン」と呼ばれるような、直接的に組合員が所属する組織と、「産別組織」「上部団体」と呼ばれるような労働組合を束ねる組織です(名称の揺れは多少有ります、特に後者はまとめてどう呼べば良いのか私はよく分かっていません...)。 多分、皆さんが「労働組合の本来の任務」と思うような、会社との交渉・折衝を行う組織は前者の「企業内労組」「ユニオン」になります。ただし、(当然
Forbes JAPAN BrandVoice Studio , FORBES JAPAN 世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版 「3年で10億円規模の予算」「643者の会員」など「サンドボックス」は見出しに事欠かない。他県他団体の同様の取り組みとの違いは何か?その実態に迫るため広島に向かった。 「豊かなところです」 広島県知事の湯﨑英彦は、生まれ育った故郷であり、現在の職場でもある地をこう表現する。北には中国山地がそびえ南には瀬戸内海が広がり、古くから製鉄が栄え多くの人と物が行き交った。広島県は現在も大手自動車メーカーの本社や工場、半導体メーカーの工場などが立地するものづくり県で、県内総生産は中国四国地方で最大を誇る。 「今も引き続き豊かで、だからそれに満足して、世界の変化に十分に対応できていないという目に見えない危機がありました。ただ、広島には昔から、開拓者精神を持つ人も多
人生の目標も、技術も、資金もない。できるのは、人に会って話をすることだけ。「何もない男」が探し、たどり着いた答え。それは、生産者と二人三脚でつくる次世代の農業モデルだった。 アスパラガスやきゅうりといった作物の生産者は、作業時間のおよそ6割を収穫に充てている。生育状況を毎日一つひとつ見分ける必要があるからだ。真冬でも30°Cを超えるハウスの中で、汗を流しながら作業する。生産者の誰もが、この収穫を省力化できないかと考えていた。そんな願いを叶えようとしている人物がいる。inaho代表の菱木豊だ。 菱木は、ディープラーニング(深層学習)による画像認識で野菜の生育状況を見分け、自動で収穫するロボットを開発している。人手不足や高齢化が深刻な農業では、生産性を高めるIT活用が注目されるが、野菜類の選択収穫を自動化するものはこれまでなかった。 「すごくニーズがあって、お話ししたほとんどの農家さんが導入意
赤坂見附の農と食のコミュニティスペースにて 会員組織「東京農村クラブ」が令和元年5月1日に発足 農業・食に関わる人々の“つながり”を創出する シェアオフィスとシェアキッチンを運営する一般社団法人MURA(所在地:東京都港区、代表理事:南部 良太)は、農業生産者や飲食店、料理研究家など様々な会員同士のマッチングを重視した東京農業を都心で発信していく会員組織「東京農村クラブ」を令和元年5月1日にスタートします。 東京農村クラブ ロゴ ■東京農村クラブ オフィス会費 :月額¥10,000(税抜) ・月1回程度メンバーでミーティングを行います。 オプション料金:[イベント利用]1h¥2,000(税抜) 18時~翌9時半までイベント、会議利用が可能 [住所登録]月額¥5,000(税抜) 郵便の受け付けが可能 [ロッカー]月額¥5,000(税抜) 小物の収容が可能なロッカーが利用可能 [nomuno
校舎からの転落、登下校中の自転車事故、部活動中の大けが……。学校事故のビッグデータを分析すると、同じような事故が毎年繰り返されていることがみえてくる。国が対策を示した後も、児童・生徒らが命を失い、重い障害を負う事故はなくせていない。 全国の学校事故は2014~16年度の年間平均で107万件。小学校は休憩時間が5割弱、授業が3割弱。体育の授業の跳び箱事故は1万5千件(中学・高校も含むと2万件余)起きていた。中学と高校は運動部の活動中が半数を超え、うち命に関わることもある頭のけがは1万2千件以上あった。 食物アレルギーの事故は東京都調布市の小学校で12年に児童が亡くなって以来、死亡例はないが、この3年間に年間668件起きていた。2割の155件は、給食など食後の運動で発症し、重症化しやすい「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」だった。 特徴的なのは、対策後も情報が十分に共有されず、似た事故が繰り
米アリゾナ州ウィンスロー近郊にある隕石によってできた穴(2017年1月30日撮影、資料写真)。(c)Daniel SLIM / AFP 【5月7日 AFP】米ニューヨークは「キラー小惑星」の衝突により廃虚と化す――このような天体の地球衝突回避シミュレーションの結果が3日、米メリーランド州で開催された「地球防衛会議(Planetary Defense Conference)」で明らかにされた。 【特集】太陽系外惑星イラスト集 このシミュレーションは同会議で恒例となっており、2013年には南仏コートダジュール(French Riviera、フレンチリビエラ)が壊滅し、2015年にはバングラデシュの首都ダッカが破壊されたが、2017年の東京は衝突を免れた。 今回の米国への衝突については、準備期間が8年あったにもかかわらず、科学者や技術者は小惑星の軌道をそらすことはできなかった。 シナリオは米航空
オーストラリア北部ハンプティードゥー付近のハイウエー上で発見された、3つの目を持つヘビ(2019年3月27日撮影、5月3日提供)。(c)AFP PHOTO / NORTHERN TERRITORY PARKS AND WILDLIFE 【5月5日 AFP】オーストラリアで、レンジャー隊員らが路上で発見した目が3つあるニシキヘビの写真が公開され、奇妙な野生動物には慣れっこのオーストラリアの人々の間でも話題となっている。 【写真特集】ヤマアラシ丸のみからピザまで、驚きのヘビ写真集 三つ目のニシキヘビが見つかったのは、豪北部のハンプティードゥー(Humpty Doo)。今年3月、ハイウエーを這っているところをレンジャー隊員らが発見。「モンティ・パイソン(Monty Python)」と名付けられた。 北部特別地域公園・野生生物局(Northern Territory Parks and Wildl
【5月7日 AFP】ハエに性的満足を感じるかどうか聞くことはできないが、雌のショウジョウバエは、受精ではなく交尾そのものから得られた満足感によって一時的に他の雄への興味をなくすことが示されたとする研究論文が6日、米脳神経科学誌「ニューロン(Neuron)」に掲載された。 生殖プロセスにおける雌の快楽が、進化の過程でどのような役割を果たしたかについての答えに一歩近づいたと言えそうだ。 米ハワード・ヒューズ医療研究所(Howard Hughes Medical Institute)のウルリケ・ヘーベルライン(Ulrike Heberlein)上級研究員とカナダ・ヨーク大学(York University)のリーシャ・シャオ(Lisha Shao)氏は、キイロショウジョウバエ(学名:Drosophila melanogaster)の報酬系と呼ばれる回路に関与する神経細胞の調査から開始。最終的に、
マーモット(2016年5月25日撮影、資料写真)。(c)Jean Christophe VERHAEGEN / AFP 【5月7日 AFP】モンゴル最西部で、げっ歯類のマーモットの腎臓を生で食べた夫婦が腺ペストにかかって死亡したと、当局が6日、明らかにした。これを受けて現地では検疫が実施され、観光客らも隔離のため数日間にわたって足止めされたという。 【特集】世界各地で報告されている「難病・奇病」 今月1日に亡くなった夫婦は、ロシアと中国と国境を接するバヤンオルギー(Bayan-Ulgii)県の住民で、民族的にはカザフ人。地元自治体は、「2人の後に報告された感染例はない」と発表した。 同県は6日間の隔離措置を講じ、ロシアやドイツなどからの外国人観光客9人も県外に出ないよう求められた。そのうちの1人は、観光客は全員無事だと話している。 当局は、マーモットは腺ペスト菌を媒介する恐れがあるとして、
気象庁地磁気観測所(きしょうちょうちじきかんそくじょ)は、茨城県石岡市柿岡にある気象庁に所属する施設等機関である。 概要[編集] 鹿屋出張所 地球磁気・地球電気に関する観測および調査を行う機関である。茨城県石岡市柿岡のほか、北海道網走郡大空町に女満別観測施設、鹿児島県鹿屋市に鹿屋観測施設、東京都小笠原村父島に常時観測点を置く(柿岡以外は無人観測)。 沿革[編集] 1883年:前年からの第1回国際極年観測に協力するため、内務省地理局と工部省電信局により東京府東京市赤坂区今井町(現・東京都港区赤坂)に臨時観測所として開設。 1897年:麹町区(現・千代田区)代官町に開設された中央気象台(現・気象庁)構内に移転し本格的観測を開始。 1912年:茨城県柿岡町に移転し、翌年から観測開始[1][注釈 1]。 1920年 : 中央気象台付属柿岡地磁気観測所になった[1]。 1932年:第2回国際極年観測
つくばセンタービル(Tsukuba Center building)は茨城県つくば市吾妻一丁目にあるビル(複合施設)である。筑波研究学園都市センター地区の中核施設で、同都市のランドマークとなっている。建築家・磯崎新の代表作であり、日本のポストモダン建築の代表的な作品とされる。 概要[編集] 住宅・都市整備公団(現:都市再生機構)により、新治郡桜村大字花室字千上前1364番地外(1984年(昭和59年)11月1日より桜村吾妻一丁目1364番地1、現在はつくば市吾妻一丁目10番地1)に建設されたビルである。1980年(昭和55年)6月に着工、1983年(昭和58年)6月に竣工し、同月10日にオープンした。ホテル、コンサートホール、商店街、広場などからなる複合施設で、筑波研究学園都市の中核をなす。 磯崎の得意とする幾何学的なデザインを多用するほかポストモダンの特徴である歴史引用を行い、隠喩や象徴
トナリエつくばスクエア(tonarie TSUKUBA SQUARE)は、茨城県つくば市吾妻一丁目にある地域密着型の複合型ショッピングセンターである[広報 1]。 つくば駅に直結しており[広報 1]、駅ビル的の性格を持つ。 歴史・概要[編集] 筑波都市整備株式会社が筑波研究学園都市中心市街地の商業の核として、1985年(昭和60年)3月8日に西武百貨店・ジャスコと専門店街で構成される「CREO」が開業したのが始まりである[3][4]。 開業時には世界初のらせん状のエスカレーターが設置されたが、後に撤去された[5]。 また、この開業年には国際科学技術博覧会(つくば万博)が開催された[3]。 その後1993年(平成5年)10月には「MOG」が開業[6]、2005年(平成17年)3月には同年8月のつくばエクスプレス開業に先駆けて「Q't」が開業し[7]、現在のつくばクレオスクエアに発展している[
治療のために眼帯を着けるジョシュ・ヘイダーさん。意図せず「首ポキ」をしてしまい、半身にまひの症状が出た /Courtesy Josh Hader (CNN) 首の痛みを覚えて伸ばそうとしたら、ポキッという音。次の瞬間、左半身がまひし始めた――。米国の男性が取材にそんな経験を振り返った。 男性はオクラホマ州ガスリーに住むジョシュ・ヘイダーさん(28)。この時は氷枕を取りに台所に向かったが、まっすぐ歩くことができなかった。「どうしても左約45度の方向に進んでしまった」と振り返る。 義父に連れられて緊急救命室に入り、血栓を溶かす薬を投与された。その後は規模の大きなマーシー病院に転院し、集中治療室で4日間を過ごした後、さらに入院治療を受けた。 マーシー病院で治療に当たったバンス・マコロム医師は「音が鳴った際、首の骨につながる動脈が破裂してしまった」と解説。首をひねったことで血管が切断されたとの見方
(CNN) フランス・パリ北東部の警察署でノミが大量に繁殖して職務が遂行できなくなり、一時的に閉鎖される事態になった。 ノミが繁殖したのはフランスの19区にある警察署。5日に人員が退避して、入り口前に「通知があるまで閉鎖」の告知が張り出された。 警察組合のツイートによると、同署は数日前からノミの襲来を受けて「耐えがたい職場環境」になっていたといい、「(害虫駆除)会社の介入にもかかわらず、現場の完全な消毒が実行されなかったために問題が続いた。数人の警官が何カ所もノミに刺されて治療を受けた」としている。 さらに、「一部の害虫は家庭にも持ち込まれたらしく、警官の家族も被害に遭っている」という。地元メディアは、警官数人の子どもがノミに刺されていると伝えた。 組合幹部がCNNに語ったところでは、ノミは同署で勾留されたり事情聴取を受けた人物から広まったと思われる。1週間前に行われた害虫駆除は、建物全体
ローズ・マリー・ベントリーさんは、遺体の解剖によって、臓器の左右が逆になっている「内臓逆位症」だったことが分かった/Courtesy Ginger Robbins Bentley (CNN) 99歳で死去して遺体が大学病院に献体された米オレゴン州の女性が、臓器の左右が逆になっている「内臓逆位症」だったことが分かった。医師は5000万人に1人の症例と指摘しているが、本人も家族も逆位症のことは全く知らなかったという。 同州ポートランドにあるオレゴン健康科学大学の医学生5人は2018年3月、遺体解剖の準備をしていた。このチームに割り当てられたのは、老衰のため99歳で死去した女性、ローズ・マリー・ベントリーさんの遺体だった。 プライバシーに配慮して、学生たちにはこの時、女性の身元は伝えられていなかった。 しかしこの女性の臓器は、まるで鏡に写したように左右の位置が逆になっていた。 キャメロン・ウォー
雑草で売電収益が圧迫された太陽光発電所、現場をどう改善したのか?:基礎から学ぶ太陽光発電所の雑草対策(11)(1/2 ページ) 日本でも稼働から数年が経過する太陽光発電所が増える中、課題の一つとなっている雑草対策について解説する本連載。最終回となる今回は、実際に雑草に起因した問題に悩まされていた太陽光発電所を、運営体制も含めて改善した事例を紹介します。 今回は、実際に雑草に起因した問題に悩まされていた太陽光発電所を、運営体制も含めて改善した事例をご紹介します。野原ホールディングスでも何度か改善実績のある、地元雇用による「草刈業務」と、専門家による「農薬を活用した除草」を組み合わせた発電所の運用改善事例です。除草作業費用の削減とともに、ICTを活用して事務量や管理費用を削減しつつ、長期安定した保守体制を築きました。 雑草で発電量が低下、除草費用が収益を圧迫 このケースでは、発電事業者は雑草の
この項目では、ペデストリアンデッキについて説明しています。その他のデッキについては「デッキ」をご覧ください。 仙台駅(仙台市)西口のペデストリアンデッキは、駅から広範囲に伸び、国内最大級の総面積をもつ[1]。(2007年10月撮影) 市川駅(市川市)南口の2層型ペデストリアンデッキ(2010年7月撮影) ゆりかもめ・新橋駅(東京都)とその下層のペデストリアンデッキ(2007年12月撮影)。シオサイト全体にペデストリアンデッキ網が広がる。 立川北駅(立川市)のペデストリアンデッキ(2006年10月撮影)。立川駅の北口・南口と多摩都市モノレール線の高架駅2駅さらにその周辺に広がるペデストリアンデッキ網が形成されている。 河辺駅(青梅市)北口のペデストリアンデッキ。地方郊外型の駅でデッキの構造は極めてシンプルなもの。愛称は河辺びっぐぷらむ。イオンスタイルをキーテナントとする再開発商業施設河辺タウ
アフリカ南東部、モザンビークのゴロンゴーザ国立公園が、内戦による15年間の荒廃から復活しつつある。(参考記事:「内戦で壊れたアフリカの自然は再生できるか モザンビークのゴロンゴーザ国立公園」) モザンビーク政府とグレゴリー・C・カー財団が提携して、密猟をほぼ完全に撲滅。完全に失われていた数種(シマウマやリカオン)を再導入し、ゾウ、インパラ、アフリカスイギュウといった動物たちの数を着実に回復させた。(参考記事:「牙のないゾウが増えている、原因は密猟」) こうした大型哺乳類は象徴的ではあるが、生態系の中ではごく一部でしかない。ゴロンゴーザの健全さを示すには、ほかの生き物たちについて知ることも大切だ。鳥や爬虫類、両生類、そして昆虫、クモ、サソリといった無脊椎動物たちの現状を、専門の科学者たちが調べている。
コンゴ民主共和国、ブテンボの一時収容センターにて、エボラ治療ユニットの医療スタッフが防護服を身に付ける。他の2つの施設が襲撃を受け、焼けてしまったため、ここがブテンボで唯一機能しているエボラ治療センターだ。2019年3月1日。(PHOTOGRAPH BY NICHOLE SOBECKI) エボラウイルスが、アフリカのコンゴ民主共和国で猛威を振るっている。感染が拡大しているのは、同国北東部の人口が密集した地域。専門の医療チームが対策に当たり、効果的なワクチンや最新の治療法を試みているにも関わらず、4月の1週間だけで新たに110人もの発症が確認された。 今回のアウトブレイク(大流行)は、すでに史上2番目の規模になっている。2014年から2016年にかけて、西アフリカで1万1300人以上を死に至らしめた大流行が発生したが、それに次ぐ大きさだ。世界保健機関(WHO)は、ルワンダおよびウガンダと国境
米ネブラスカ州カーニーを流れるプラット川。嵐の空に鳥たちの影が浮かび上がる。(PHOTOGRAPH BY RANDY OLSON) 1752年、米フィラデルフィアの上空に分厚い雨雲が現れた。ベンジャミン・フランクリンはその下に立ち、凧を飛ばすだけの簡単な実験で、雷が電気であることを証明した。それから250年以上が経ち、雷雲の驚くべき秘密がまたひとつ明らかになった。 このたび学術誌「Physical Review Letters」に掲載された論文によると、まったく新しい方法を使って雷雲全体の電圧を分析したところ、瞬間的に13億ボルトにも達していたという。その電力はおよそ2ギガワット。これはニューヨーク市全域に電力を30分間供給できるほどのエネルギーだと、論文の共著者で、インド、ムンバイにあるタタ基礎科学研究所の高エネルギー物理学者であるスニル・グプタ氏は語る。 「それだけの電圧を地上で達成さ
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