長崎県大村市の海や池で行われていた水質浄化作戦が新たな展開を見せている。応用されているのは農業。 主にトマトを栽培している大村市の檜垣庄さん。栽培の際に使う水のため池に藻がはっていた。水質に問題はないが、くみ上げる際、ポンプやフィルターなどに藻が詰まり、手入れは大変だという。そこで、ため池に投入したのは特殊なセラミック。 檜垣庄さん「週に何回も掃除をしなくてはいけない。回数も多いし、時間もかかる。栽培している物の管理の時間をだいぶ取られてしまうので、そのへんがなくなって、管理の方にもっと時間を費やせればいい」 このセラミックを作っているのが、東京や熊本、福岡などに拠点を置く「サンタミネラル」。主に海や池の水質の浄化を手がけている。 サンタミネラル・太西るみ子社長「最近はいろんな所から問い合わせがあって、海外からもけっこうある。ここ半年くらい、とても広がりがある」 セラミックは鉄や亜鉛など約
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