発表・掲載日:2018/09/19 日本を分断する糸魚川-静岡構造線最北部の謎が明らかに -新潟県南西部、「糸魚川」地域の5万分の1地質図幅を刊行- ポイント 日本列島の成り立ちを知る上で重要な糸魚川-静岡構造線の最北端にあたる地質図幅を完成 糸魚川-静岡構造線の最北部付近では100万年前以降の急激な隆起活動があった 「糸魚川」地域にはプレート境界は存在しない 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)地質調査総合センター 地質情報研究部門【研究部門長 田中 裕一郎】、活断層・火山研究部門【研究部門長 桑原 保人】、国立大学法人 名古屋大学【総長 松尾 清一】大学院環境学研究科の 竹内 誠 教授は、新潟県南西部の「糸魚川」地域での地質調査の結果をまとめた5万分の1地質図幅「糸魚川」(著者:長森 英明・古川 竜太・竹内 誠・中澤 努)を完成し、刊行した