ブックマーク / www.aist.go.jp (206)

  • 産総研:日本を分断する糸魚川-静岡構造線最北部の謎が明らかに

    発表・掲載日:2018/09/19 日を分断する糸魚川-静岡構造線最北部の謎が明らかに -新潟県南西部、「糸魚川」地域の5万分の1地質図幅を刊行- ポイント 日列島の成り立ちを知る上で重要な糸魚川-静岡構造線の最北端にあたる地質図幅を完成 糸魚川-静岡構造線の最北部付近では100万年前以降の急激な隆起活動があった 「糸魚川」地域にはプレート境界は存在しない 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)地質調査総合センター 地質情報研究部門【研究部門長 田中 裕一郎】、活断層・火山研究部門【研究部門長 桑原 保人】、国立大学法人 名古屋大学【総長 松尾 清一】大学院環境学研究科の 竹内 誠 教授は、新潟県南西部の「糸魚川」地域での地質調査の結果をまとめた5万分の1地質図幅「糸魚川」(著者:長森 英明・古川 竜太・竹内 誠・中澤 努)を完成し、刊行した

  • 産総研:東・東南アジア地域の各種の地質情報を共有する総合システムを公開

    東・東南アジア地域の各種の地質情報を共有する総合システムを開発 各国の国立地質調査機関が保有する地質情報の数値化を促進し、国際標準形式でウェブ公開 東・東南アジア地域の総合的な情報発信の推進役を果たす 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)地質調査総合センター【総合センター長 矢野 雄策】 研究戦略部 国際連携グループ付 宝田 晋治らは、東・東南アジア地球科学計画調整委員会(CCOP)の加盟国と共同で、東・東南アジア地域の各種地質情報の共有化を可能とするCCOP地質情報総合共有システム(以下「システム」という)を開発した。 CCOP地質情報総合共有(CCOP Geoinformation Sharing Infrastructure for East and Southeast Asia: GSi)プロジェクト(以下「プロジェクト」という)は

  • 産総研:大規模AIクラウド計算システム「ABCI」がスパコン性能ランキング世界5位

    発表・掲載日:2018/06/26 大規模AIクラウド計算システム「ABCI」がスパコン性能ランキング世界5位 -大規模で省電力のクラウド型計算システムで高度な人工知能処理を可能に- ポイント 計算ノードと冷却システムの統合設計により世界トップクラスの性能を実現 人工知能AI)に適した半精度演算の性能が、実運用される計算システムとしては国内最高 公開学習済みモデルやオープンデータも提供する大規模高速計算基盤としてAIの実用化を加速 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)情報・人間工学領域が8月1日より運用を開始するクラウド型計算システム「AI橋渡しクラウド(AI Bridging Cloud Infrastructure、以下「ABCI」という)」が、世界のスパコン速度性能ランキングTOP500 Listの5位、世界のスパコンの省エネ性能ランキ

  • 産総研:麹菌のゲノム解析を完了

    の伝統的発酵産業に用いられている麹菌(こうじきん)のゲノムを解析し、Nature誌に発表した 麹菌のゲノムサイズは約3800万塩基対からなり、他のカビとの比較により、日の麹菌ゲノムの特徴が明らかになった 麹菌の安全性を生かした新たな産業の創生が期待される 独立行政法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という) 生物機能工学研究部門 遺伝子応用技術研究グループ、生命情報科学研究センター 数理モデルチームは、麹菌ゲノム解析コンソーシアムを組織し、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(以下「NITE」という)との共同研究によって、世界で初めて麹菌のゲノム塩基配列の解析に成功した。麹菌ゲノム解析コンソーシアムは、財団法人醸造協会を代表とし、産総研、酒類総合研究所、品総合研究所、東京大学、東京農工大学、東北大学、名古屋大学、アクシオヘリックス、天野エンザイム、インテックW&G、大関、キッコー

    agrisearch
    agrisearch 2018/09/21
    2005/12/22 "Aspergillus oryzae"
  • 産総研:グレートバリアリーフと氷床変動:世界遺産のグレートバリアリーフ掘削試料が明らかにした未知の急激な氷床変化

    世界遺産であるため従来掘削調査が困難であったグレートバリアリーフ海域において、IODP(統合国際深海掘削計画、注1)で掘削船を用いた掘削調査を初めて行いました。得られたサンゴ化石試料を用いることで海水準変動を復元し、氷期から現在にかけての氷床変動を世界で初めて詳細に解明しました。 ゆっくりとしたものと考えられていた氷床の変化が、想定されていたよりも数倍のスピードで変化しうることを明らかにしました。 人工衛星で得られる南極氷床変化の定量的な解釈を含め、現在進行中の地球温暖化が引き起こす海水面上昇の予測を行う上で重要な知見となります。 東京大学大気海洋研究所の横山祐典教授らの研究グループは、IODPの第325次航海にて、横山教授自身が共同主席研究者として国際チームを率い、世界遺産でもあるグレートバリアリーフで科学掘削を実施して、熱帯域のサンゴ化石試料を採取することに成功しました。それにより、極

  • 産総研:ビール表面の分子と泡の安定性に相関

    ビールの表面(気液界面)に存在する成分分子の測定に成功 ビールの表面には、ホップ由来の分子とタンパク質がともに存在していることを確認 ホップ由来の分子とタンパク質が共存して増加することで、泡がより安定化 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】ナノ界面計測グループ 宮前 孝行 主任研究員は、キリン株式会社【代表取締役 磯崎 功典】(以下「キリン」という)R&D部酒類技術研究所【所長 井戸田 裕二】加藤 治人 主任研究員、加藤 優 主任研究員らと共同で、表面の解析に有効な分光法を用いてビール表面を直接測定し、表面におけるホップ由来の分子とビールに含まれるタンパク質の挙動を明らかにした。これらはビールの泡の形成・安定化に重要な情報である。 ビールの泡には、タンパク質とホップの成分が含まれることはこれまで知られ

  • 産総研:日本の日射量予測が大幅に外れる場合を検出する指標を考案

    発表・掲載日:2018/06/29 日の日射量予測が大幅に外れる場合を検出する指標を考案 -太陽光発電の大量導入に向けた日射量予測技術を高度化- ポイント 日・欧・英・米の気象予測情報を用いて、年5 %のまれな事象を90 %検出できる指標 太陽光発電の発電電力量の予測外れによる極端な電力余剰・不足の回避につながる指標 太陽光発電の大量導入時代における安定的な電力運用への貢献に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)太陽光発電研究センター【研究センター長 松原 浩司】システム研究チーム 大関 崇 研究チーム長、宇野 史睦 産総研特別研究員は、国立大学法人 筑波大学【学長 永田 恭介】計算科学研究センター 松枝 未遠 助教、気象庁 気象研究所【所長 隈 健一】予報研究部予報第一研究室 山田 芳則 室長と共同で、日射量予測が大幅に外れる事態を検出

    agrisearch
    agrisearch 2018/07/18
    「世界の4つの気象予報機関(日・欧・英・米)が提供する地球全体を予測する全球アンサンブル予測情報を併用して評価した指標」
  • 産総研:ゲノム編集により鶏卵を使って有用な組換えタンパク質を大量生産

    ニワトリの遺伝子を改変し、有用組換えタンパク質(ヒトインターフェロンβ)を大量に含む鶏卵を生産 有用組換えタンパク質を含む鶏卵を長期間、世代を超えて安定的に生産 鶏卵を用いて高価な有用組換えタンパク質を、極めて安価に大量生産できる新技術に道筋 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】先端ゲノムデザイン研究グループ 大石 勲 研究グループ長は、国立研究開発法人 農業・品産業技術総合研究機構【理事長 久間 和生】畜産研究部門 田上 貴寛 上級研究員らと共同で、卵白に有用組換えタンパク質を大量に含む卵を産む遺伝子改変ニワトリを作製する技術を開発した。 この技術は、次世代の遺伝子操作技術としてさまざまな動植物で研究がなされているゲノム編集技術のクリスパー・キャス9(ナイン)法をニワトリに適用し、卵白の主

    agrisearch
    agrisearch 2018/07/18
    「ニワトリの遺伝子を改変し、有用組換えタンパク質(ヒトインターフェロンβ)を大量に含む鶏卵を生産」
  • 産総研:セミの共生菌は冬虫夏草由来

    多くのセミ類で来の共生細菌が共生真菌に置換していることを発見 これらの共生真菌はセミ寄生性冬虫夏草を起源として繰り返し進化してきたことを解明 寄生と相利共生の間の生態的・進化的な連続性を実証 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(産総研)生物プロセス研究部門【研究部門長 田村 具博】深津 武馬 首席研究員、同部門 生物共生進化機構研究グループ 森山 実 主任研究員と、国立大学法人 琉球大学【学長 大城 肇】 熱帯生物圏研究センター 松浦 優 助教(元産総研技術研修員)は共同で、米国モンタナ大学と協力して、日産セミ類24種を調査し、うち15種が、冬虫夏草のセミタケ類にごく近縁の細胞内共生真菌と共生していることを明らかにした。 従来、セミ類には2種の細胞内共生細菌サルシアとホジキニアが共生していることが知られていたが、今回、日産セミ類ではホジキニアが失われて冬虫夏草

    agrisearch
    agrisearch 2018/06/12
    「日本産セミ類24種を調査し、うち15種が、冬虫夏草のセミタケ類にごく近縁の細胞内共生真菌と共生していることを明らかにした」
  • 産総研:「痩せるホルモン」を分泌させる物質をミドリムシから製造

    ミドリムシに由来する水溶性高分子にインスリン分泌関連ホルモン(GLP-1)の分泌促進作用を確認 内臓脂肪量減少と体重増加抑制効果を確認、インスリン抵抗性を改善する可能性も メタボリックシンドローム、特に糖尿病の新たな予防・治療手段となることに期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】分子細胞育種研究グループ 芝上 基成 上級主任研究員は、株式会社 アルチザンラボ【代表取締役 柴田 みなみ】(以下「アルチザンラボ」という)、株式会社 神鋼環境ソリューション【社長 粕谷 強】(以下「神鋼環境ソリューション」という)と共同で、ミドリムシ(EOD-1株)由来の多糖類(パラミロン)から水溶性高分子を作製し、メタボリックシンドロームに関連する指標を改善する作用を示すことを確認した。 パラミロンは水に溶けな

  • 産総研:千葉県北部地域の地下の地質構造を3次元で可視化

    発表・掲載日:2018/03/29 千葉県北部地域の地下の地質構造を3次元で可視化 -国内初の3次元地質地盤図 、地震防災・減災や地質汚染対策に有用- ポイント 大量のボーリングデータ解析を基に、地層分布を3次元表示する地質地盤図を国内で初めて公開 従来の地質図では不可能であった立体図や任意箇所の地質断面図を表示しウェブ上で閲覧可能に 地震ハザードマップ、都市インフラ整備、地下水流動・地質汚染調査などでの利活用へ 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)地質調査総合センター【総合センター長 矢野 雄策】は、 地質情報研究部門【研究部門長 田中 裕一郎】情報地質研究グループ 中澤 努 研究グループ長と野々垣 進 主任研究員らが、今回、首都圏のモデル地域となる、千葉県北部地域(柏~成田~船橋~千葉近辺)の3次元地質地盤図を完成させた。この3次元地質地盤

  • 産総研:国際標準化の新規開発提案が承認される -スマートホームにおけるリスク低減に期待-

    住宅内で同時に動作する複数のIoT機器の機能安全に関する国際標準の開発を開始 機能安全規格により、消費者保護とビジネスリスク低減を実現 スマートホームの普及を促進し、IoT社会の実現に貢献 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下、「産総研」という)知能システム研究部門【研究部門長 河井 良浩】スマートコミュニケーション研究グループ 小島 一浩 研究グループ長は、株式会社ミサワホーム総合研究所とともに「つながる住宅環境における協調的複数システム-電気/電子安全関連システムの機能安全-自立生活支援の観点から」の新業務項目提案を国際電気標準会議(IEC)SyC AALに提案し、承認された。この承認により今後、国際標準の開発が開始される。 開発の結果、この国際標準が成立・発行されると、さまざまなスマート化対応機器・システムが、標準に基づいたリスク分析による安全対策を講じた

  • 産総研:リボソーマルRNAの抗生物質耐性変異を解析する技術の開発

    産総研独自のリボソーマルRNA(rRNA)の機能解析技術を抗生物質耐性のスクリーニングに適用 環境バクテリア由来の16S rRNAに新たな抗生物質耐性変異を発見 さまざまな抗生物質に対する新たな耐性変異データベースの構築に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 田村 具博】合成生物工学研究グループ 宮崎 健太郎 研究グループ長は、北海道大学【総長 名和 豊春】大学院理学研究院 北原 圭 特任助教らの協力を得て、環境バクテリアの16SリボソーマルRNA(16S rRNA)遺伝子ライブラリーの中から、淋菌感染症治療に用いられる抗生物質のスペクチノマイシンに対して耐性を示す16S rRNA遺伝子を複数発見した。さらに、耐性遺伝子の変異解析の結果、新たな耐性変異を発見した。 rRNAは抗生物質の主要なターゲットの一つ

  • 産総研:溜め池底の泥の放射能汚染をスマホから操作して測定できる装置

    発表・掲載日:2018/03/19 溜め池底の泥の放射能汚染をスマホから操作して測定できる装置 -放射性セシウム濃度の深さ分布を10分で測定- ポイント 試料を採取せずに溜め池底の泥に挿すだけで放射性セシウム濃度の深さ分布を測定 小型軽量で電池駆動、ケーブル接続が不要でWi-Fiでスマホなどから操作 市販パーツから安価に製作でき、住民による汚染モニタリングやネット接続によるIoT展開も可能 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター【研究センター長 浅井 美博】統合マクロ計算手法開発チーム 小川 浩 上級主任研究員、ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】ナノ粒子機能設計グループ 南 公隆 主任研究員、川 徹 研究グループ長らは、東京パワーテクノロジー株式会社【代表取締役 社長 原 英雄】(以下「東

  • 産総研:受胎に有利な精子を泳ぎ方で選んで捕集する技術

    では、家畜用の牛の繁殖の多くが人工授精によって行われている。人工授精を行う際には、ストロー状の容器に封入され凍結保存されていた精液を解凍(融解)し、雌牛への人工授精に適した時期に子宮内へ注入する。近年、牛では人工授精の受胎率が低下傾向にあり、繁殖性の改善のため、雌牛の体調や飼育の管理も含め、幅広い角度からさまざまな試験研究が行われている。 一方、人間の不妊治療では運動性を失ったり死んだりした精子を取り除き、活発な運動をする精子を集めるといった精液・精子の前処理が行われているが、牛など家畜の繁殖では一般に運動性や生存性の異なる精子が混在する凍結-融解精液がそのまま用いられている。また、従来の運動性精子の捕集技術では、捕集できる精子数が少なく、体外受精はできても、処理後そのまま人工授精に用いることができる技術はなかった。 産総研は、IoT技術による管理や省力化など、家畜の生涯全体を対象とし

  • 産総研:海洋環境の情報が正しく記録された化石サンゴを見分ける手法を開発

    発表・掲載日:2018/02/21 海洋環境の情報が正しく記録された化石サンゴを見分ける手法を開発 -過去の海洋環境の解明を加速- ポイント 気候変動の的確な予測には、過去の海洋環境を正確に記録している化石サンゴの選定が必須 サンゴ骨格のアラレ石から方解石への変質の程度を正確に測定して適切な化石サンゴを選定可能 骨格の変質度の少ない化石サンゴを効率よく高精度に選定できる手法を開発 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)機能化学研究部門【研究部門長 北 大】光材料化学研究グループ 高田 徳幸 主任研究員、地質情報研究部門【研究部門長 田中 裕一郎】海洋環境地質研究グループ 鈴木 淳 研究グループ長らは、株式会社 上島製作所【代表取締役 佐藤 親弘】の協力を得て、過去の海洋環境情報が正しく記録されている化石サンゴを効率的に選定できる新しい熱ルミネッ

  • 【産総研北海道センター】アグリテクノフェアin北海道

    北海道の主力産業である、農業等の第一次産業およびそれらを活用した品加工業や流通等関連産業などにおける、生産性向上ならびに付加価値の創生を目的に、産業技術総合研究所ならびに農業・品産業技術総合研究機構が有する先端研究シーズを、関連企業の皆様へ橋渡しするためのポスターセッションおよび講演会を開催します。 日時

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    agrisearch 2018/02/20
    2018/3/13開催、ホテルエミシア札幌
  • 産総研:カゴメと産総研 食品・農業分野でのオープンイノベーションに向けた活動を本格始動 -おいしさ研究、AIによる異物検出などの共同研究に取り組む-

    2018/01/18 カゴメと産総研 品・農業分野でのオープンイノベーションに向けた活動を格始動 -おいしさ研究、AIによる異物検出などの共同研究に取り組む- カゴメ株式会社【社長 寺田 直行】(以下「カゴメ」という)と、国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)とは、品企業と産総研との組み合わせとしては初めて包括的共同研究契約を2017年10月1日付けで締結しました。カゴメの研究員を産総研に出向させ、共創的研究開発を推進してまいりましたが、今般、産総研の生命工学領域内に新たな研究スペースを設け、生命工学のほか、AI技術活用・生産性変革などを包含した共同研究活動を格的にスタートさせます。 これまでに、カゴメと産総研は、産総研のイノベーションコーディネータ(以下「IC」という)による包括的コンサルティングにより、産総研の生命工学、情報・人間工学

    agrisearch
    agrisearch 2018/01/22
    「おいしさ研究、AIによる異物検出などの共同研究」
  • 産総研:害虫の殺虫剤抵抗性は共生細菌を介してあっという間に発達する

    害虫の殺虫剤抵抗性は、共生細菌を介することで従来考えられていたよりも急速に出現する 2回の殺虫剤散布で土壌中の殺虫剤分解菌が増え、害虫カメムシに感染して殺虫剤抵抗性を与える 殺虫剤抵抗性の害虫の発生を未然に防ぐ新たな技術開発への貢献に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 田村 具博】環境生物機能開発研究グループ 伊藤 英臣 研究員、菊池 義智 主任研究員、環境管理研究部門【研究部門長 田中 幹也】環境微生物研究グループ 佐藤 由也 研究員、堀 知行 主任研究員らは、国立研究開発法人 農業・品産業技術総合研究機構【理事長 井邊 時雄】、沖縄県農業研究センター【所長 新里 良章】と協力して、わずか数回殺虫剤を使用しただけで土壌中の殺虫剤分解菌が増殖し、これを害虫であるホソヘリカメムシが体内に取り込むことで、従

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    agrisearch 2018/01/19
    「2回の殺虫剤散布で土壌中の殺虫剤分解菌が増え、害虫カメムシに感染して殺虫剤抵抗性を与える」
  • 産総研:体に有害な活性酸素を除去できる「タンパク質マイクロマシン」を開発

    活性酸素除去機能を備えたマイクロマシンを、タンパク質だけで作製 活性酸素を分泌する細胞を捕捉し炎症性疾患悪化の原因となる活性酸素を除去 天然素材でできた医療用デバイスを用いる、体にやさしい治療の実現へ期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】次世代メディカルデバイス研究グループ 山添 泰宗 主任研究員は、3種類のタンパク質だけからなり、活性酸素を除去できる高機能なマイクロメートルスケールの構造体(タンパク質マイクロマシン)を開発した。 体内で過剰に発生した活性酸素は炎症を引き起こし、さまざまな病気に結びつく。今回開発したタンパク質マイクロマシンの体部分は、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)(活性酸素を除去するタンパク質)と血清アルブミン(さまざまな薬剤と結合するタンパク質)で構成され、

    agrisearch
    agrisearch 2017/12/26
    2017/11/17