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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/akihito (20)

  • 失敗も資産:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    財政破綻した夕張市が、意外な「資産」を発見したようです。夕張市の失敗を反面教師にしてもらうためのツアー、が企画されたとのこと: ■ 夕張「負の遺産」ツアー企画 財政破綻を反面教師に (asahi.com) ツアーのタイトルは「夕張ドキュメンタリーツアー ~ゆうばりの昨日、今日、明日~」。なかなか壮大な響きですが、夕張の負の現場(破綻の原因と言われる観光施設、しわ寄せを受けた医療・福祉施設など)を巡ることで、「なぜ財政破したのか」「破綻するとどうなるか」を学ぶのが目的だそうです。当然、想定している「お客」は自治体職員や地方議員などだそうですが、一般団体客にも門戸を開く予定だとか。 「宿泊費以外に必要なのは5250円。講師を招いた場合は、数万円程度までの謝礼を支払う」そうなので、これで儲けようというわけではないのでしょうが、貴重な「観光資源」として体験談を活かすチャンスとなるかもしれませんね。

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  • スタンフォード大学の iPhone 講座、7週間で100万ダウンロード達成:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    青山学院大学が、社会情報学部の学生と教員550名に iPhone を支給することが話題になっています。その狙いや使い道などに関する詳しい話が、ITmedia さんの記事で掲載されています: ■ 学部内一括導入は“モバイルインターネット教育革命”――iPhone 550台を導入する青学の狙い (ITmedia プロフェッショナル モバイル) iPhone 3Gの活用環境について大学側が用意するのは、大学標準のメールシステムやグループウェアとの連携による授業の資料・教材の配布、iPhoneアプリを利用した出席管理、ミニテスト、授業の動画配信など。6月から試験運用を始め、後期が始まる9月からの正式運用を目指すという。 とのこと。なかなか野心的なプログラムだと思うのですが、ただ1つ残念なのは、授業コンテンツの外部配信が含まれていなかった点。ご存知の方も多いと思いますが、いま米国の大学を中心に、授業

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  • 居住空間にとけ込むロボットたち:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    松尾さんは初音ミクを想像したらしいですが、僕は素子が操るハダリ型ロボット(バトーにジャケットをかけてもらう前)を想像しました……って何のことか全然分からないですね(元ネタは文末に)。ともあれ、ネットでも話題騒然、新たな人型ロボットが登場したというニュースです: ■ 身長158センチ・超リアルな日人女性型ロボット、ファッションショーに出演へ (ITmedia News) 産業技術総合研究所が開発した新型ロボット「HRP-4C」に関する記事。ちなみに産総研の公式発表ページはこちら: ■ 人間に近い外観と動作性能を備えたロボットの開発に成功 (産総研プレスリリース) 産総研自らが認めていますが、ポイントはやはり「リアルな頭部と日人青年女性の平均体型を持つ」という点でしょう。この「リアルな頭部」が俗に言う「不気味の谷」を超えたかどうかという点ですが、静止画はそれほど違和感がないものの、ニュース

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  • YouTube が(検索サービスとして)Google を超える日:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    言わずと知れた動画共有サイト、YouTube。それが「検索サービスとして」Google を超える日が来るかもしれないと言ったら、どう思いますか?何をバカなこと言ってるんだ、と感じた方、こちらに注目です: ■ At First, Funny Videos. Now, a Reference Tool. (New York Times) 「オーストラリアの動物について調べなさい」という宿題を出された、9歳の Tyler Kennedy 君。当然ネット検索からスタートしたのですが、その際に使った検索サービスは Google でも Yahoo でもなく、YouTube でした。その理由は「情報が豊富だから」。実際この宿題についても、オーストラリアの動物がどんな生態か、何をべているかといった点を教えてくれる動画が見つかったとのこと。確かに"Australia animals"で検索してみると、BB

    YouTube が(検索サービスとして)Google を超える日:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    airbird
    airbird 2009/01/22
    検索はまず動画。なるほどー。
  • 米議会、YouTube に専用チャンネルを開設:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    政治の世界でも WEB2.0 テクノロジーが活用されつつあるというのは、もはや驚きでも何でもありませんが。今回、米国の上院・下院が YouTube に公式チャンネルを開設したそうです: ■ YouTube.gov: U.S. Congress Comes to YouTube (ReadWriteWeb) ■ YouTube Teams With Congress to Show Lawmakers at Work (New York Times) ちなみに公式チャネルへのリンクは、上院(Senate)がこちらで、下院(Representatives)がこちら。まだどちらも少ししか投稿が行われていませんが、今後議会内での発言の様子や、議会の裏側を紹介する動画がアップされるとのこと。また両院ともトップページには Google Maps が表示されており、個々の州を選択することによって、各州の

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    airbird
    airbird 2009/01/13
    手段としてはなじみでも政治分野というのが新しい。
  • 「深掘り」もスピード重視の時代に?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ちょっと前のニュースですが、New York Times 紙が反対論説(Op-Ed)欄のスピードアップを図ることを計画しているそうです: ■ 'New York Times' To Launch 'Instant Op-Ed' (Editor & Publisher) 新聞社が自社の主張を展開するのが社説(editorial)で、外部の人物や組織が(時に社説に反する)主張を述べるのが反対論説。日の新聞では馴染みのない文化ですが、米国の新聞では"Op-Ed"という単語をよく目にします。そもそも Op-Ed を最初に始めたのが New York Times なのですが、彼らはその作成プロセスを高速化した、その名も"Instant Op-Ed"なるものを来年1月中に開始する予定とのこと。 The New York Times is planning to launch a new "Insta

    「深掘り」もスピード重視の時代に?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    airbird
    airbird 2009/01/01
    質の高い専門家の意見をたくさん、早く。ネット、さらに進化。
  • コミュニティでジャーナリストを雇う、という発想:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    New York Times の11月度の広告収入が激減、オンライン広告収入も減少に転じたとかで、Techmeme 上で話題になっていますが、日でも従来型メディアが低迷しているのはご存知の通り。その原因の1つに「情報は無料」という態度がネットを中心に定着しつつあることが挙げられるわけですが、それと真っ向から対立するような「寄付型ジャーナリズム」とでも呼ぶべきモデルが試されていることが報じられています: ■ Online Journalism: Donations Accepted (BusinessWeek) 「情報は無料」と考える読者に対して、従来有効だったのは広告モデルでした。しかし景気後退により広告モデルの不安定さが露呈し、代わって登場したモデルの1つが「寄付」。文字通り自分たちの活動の意義を理解してもらい、それに対して金銭的な支援をしてもらうわけですね。例えば Spot.Us と

    コミュニティでジャーナリストを雇う、という発想:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    airbird
    airbird 2008/12/27
    「寄付型ジャーナリズム」の新しいアイディア。記事単位でなく、記者単位。無料から有料へのシフトってむずかしい。
  • M-1の「お笑い評論家創出力」に学べ?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    さてさて、昨夜はM-1グランプリ2008の決勝戦が開催されたわけですが(M-1って何?という方はWikipediaの解説をどうぞ)、僕もしっかり観ていました。僕は「うーん、オードリーに優勝して欲しいんだけど、2回目のネタじゃなあ……」などといった評論をしながら観ていたのですが、同じように評論をされた方、またその評論を何らかの形でネットに書いた方も多いのではないでしょうか。 この「評論」という行為。個人的に、今回のM-1で非常に目に付きました。決勝放送以前から、素人・プロ・自称プロなど様々な方々によって、「現代のお笑いとは」「M-1で勝つには」等のテーマで無数の記事がネット上にアップされています。メディアサイト・個人ブログはもちろん、Mixi などのSNSや、Twitter などのミニブログまで、主張が叫ばれる場所もさまざま。もちろん普段から芸人やお笑い番組に対する評論は行われているわけです

    M-1の「お笑い評論家創出力」に学べ?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    airbird
    airbird 2008/12/23
    M-1評論が多いことに関して。新しいビジネスモデルの可能性。動画共有サイトも歓迎されるようになったりしてね。
  • 「読者の声」と向きあう新聞社サイト:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    米国の Bivings Group という企業(ウェブを通じたコミュニケーション戦略についてコンサルティングを行う会社とのこと)が、米国の新聞トップ100紙のウェブサイトについて調査をまとめ、発表しています: ■ The Use of the Internet by America’s Largest Newspapers (2008 Edition) (The Bivings Report) 新聞社のウェブサイトにどのような機能が盛り込まれているか、100紙を調査した結果について(PDFファイルによるレポート全体はこちら)。恥ずかしながら僕はこの調査の存在を初めて知ったのですが、2006年から行われているとのことで、過去の傾向との比較も見ることができます。詳しくは中をご覧頂くのが早いのですが、取り急ぎ以下の2つの表だけでも見ていただけると面白いと思います(どちらもGIF画像へのリンク):

    「読者の声」と向きあう新聞社サイト:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    airbird
    airbird 2008/12/21
    放送文化論参考用。
  • 踊って年越しを:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    これはちょっと楽しくなる動画。Loïc Le Meur blog を読んでいて知ったのですが、投資会社の First Round Capital が自らが投資しているベンチャー企業達と共に、関係者向けのこんなビデオレターを作成したそうです(オリジナルのページはこちら): 冒頭の言葉だけ抜粋&翻訳してみるとこんな感じ: First Round Capital wishes you a happy and healthy holiday season... (First Round Capital から、ホリデーシーズンのご挨拶を申し上げます……) In these trying times it is more important than ever to remember that we have much to be thankful for... (この辛い時代、感謝の気持ちを忘れない

    踊って年越しを:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    airbird
    airbird 2008/12/18
    こんな会社いいなー。ていうか、自分たちでもやってみたい。
  • 電子図書館つきホテル、という発想:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    年末年始で旅行を楽しむ、という方も多いと思いますが、旅の楽しみの1つと言えばホテル。特にどこかを観光するでもなく、ホテル自体を楽しむという場合もあるでしょう。そこでスパやレストランなど、各ホテルが様々な趣向を凝らしているわけですが、お馴染み米アマゾンの電子ブックリーダー"Kindle"を使ってユニークなサービスを行うホテルが登場したそうです: ■ Hotel offers each guest a favorite book, on Kindle (Springwise) そのホテルの名は"The Algonquin"。ニューヨーク、マンハッタン島のミッドタウンにあるホテルです。ここで今年9月から始まったサービスが、宿泊客が事前にチョイスした電子ブックを、Kindle の中にプリインストールして貸してくれるというもの(自分で選択したものだけでなく、ベストセラーや古典的作品などもインストール

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  • 星座症候群:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    つい最近、と言っても先月の話ですが、厚生労働省の元次官らが連続して襲われるという事件がありました。この事件は当初、年金問題を背景としたテロと見なされていたことはご存知の通りだと思います: ■ 【主張】元厚生次官宅襲撃 許されない行政へのテロ (MSN産経ニュース) ところがこれもご存知の通り、事件数日後に自ら出頭した犯人は「過去に飼い犬を保健所に殺されたことへの恨み」を犯行動機として主張。他に容疑者がいる証拠も見つかっていないことから、現時点ではテロという見方は消え、この犯人の主張通り「怨恨による犯行」ということになっています。それでも黒幕がいるのでは?といった陰謀説は根強いようですが、テロならば「~という理由でやった」という脅しが明確にならなければ無意味ですから、年金問題が背景にあるという主張は弱いでしょう。 話は大きく変わります。こちらはマンガやアニメ系に関心のある方しかご存じないと思

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  • 図書館では騒げない:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    考えてみれば当たり前の話で、些細な事なのですが、久しぶりに「言われてみれば」という気持ちになったので少し。 日経MJの12月14日号(月曜が新聞休刊日なので、日曜に出ています)第9面「新発想で勝負」で、「ナムコが有料の大型娯楽施設内に図書館をオープンさせた」というニュースが報じられています。この大型娯楽施設とは、茨城県つくば市に開業した「ナムコランド イーアスつくば店」。下記の公式サイトをご覧頂ければ分かるように、確かに「エジソンの書斎」という図書館が併設されています: ■ ナムコランド イーアスつくば ちなみに蔵書については、 子どもに読ませたい、子どもが読みたいがズラリ!蔵書はなんと絵2000冊、マンガ3500冊!これがなんと全部読み放題!! 中でも、絵は、絵出版社約100社による公認絵ポータルサイト「絵ナビ」の協力によりセレクトしています。またマンガについては、教育学研究

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  • バカヤローな就活に、高度外国人材の活用を:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    昨日は国連大学で行われたシンポジウム「『高度外国人材』のマネジメントを考える」に参加してきました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、政府はグローバル時代を見据え、高度な知識やスキルを有した外国人「高度外国人材」の拡大を打ち出しています。有能な人材は国境を越えて求められるようになり、各国の争奪戦となる――その波に乗り遅れないようにするには、政府や企業、(留学生を持つ)大学はどうすべきか?というのがテーマでした。 シンポジウムでは様々な議論が行われたのですが、その中にこんな指摘がありました: 留学生たちが違和感を感じるものの1つが、日の新卒採用(就職活動、いわゆる「就活」)。大学3年生の夏ぐらいから始まり、1年半近く拘束されることになる。優秀な留学生を逃したくないなら、就活そのもののあり方を見直すべきだ。 留学生に限らず、社員のダイバーシティをどう維持していくかが課題となっている時代。「

    バカヤローな就活に、高度外国人材の活用を:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    airbird
    airbird 2008/12/12
    たしかに現在の就活スタイルってなんかへん。最適化をめざすのじゃなく、新しい方法を考えてもいいのかも。
  • 機械に接続する人間たち:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    今さら映画『Matrix』の話、というわけではありません(あの映画はやはり、1作目だけで終わりにしておくべきだったと声を大にして言いたいのですが)。最近登場するウェブサービスを見ていると、いくつか発想が似ているものがあることが分かります。まずはこちら: ■ While-you-wait editing service (Springwise) 紹介されているのは Gramlee というサービス。書いた英文を貼り付けて「投稿」ボタンを押すだけで、人間のオペレータが添削し、メールで返却してくれるというもの(所要時間は約2時間とのこと)。料金はチェックを依頼した文章の長さによって決まるのですが(価格表はこちら)、最低料金だと150単語で1ドル。ちなみに上記の Springwise の記事文は272単語ですから、この長さを添削してもらったとしても、たった2ドルで済みます。 この「ウェブからタスク

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  • スイスのオレオレ詐欺:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    「オレオレ詐欺(振り込め詐欺)」が問題になっている、と言うと「何を今さら」と言われてしまうかもしれませんが、実は今年の被害は過去最悪のペースで拡大しているのだとか。警察や金融機関で様々な対策を行っているものの、その裏をかく手口が進化しているようです。このオレオレ詐欺の流行、日独自の現象かと思っていたら、遠く離れたスイスでも類似の犯罪が流行っているのだとか: ■ スイスでも「オレオレ詐欺」 (swissinfo.ch) 「こうした詐欺をスイスドイツ語圏では『孫だまし ( Enkeltrick ) 』と称している」そうで、ここ数年チューリヒなどのドイツ語圏で流行。約3,000万円をだまし取られたケースもあるのだとか。ただし日のように振り込みを要求するのではなく、要求したお金を犯人自身が取りに来るのだそうですが、日でもかつては犯人が直接お金の受け渡しに現れたそうですから、より実行しやすい「

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    airbird
    airbird 2008/12/02
    こんなところにも情報共有。
  • 【書評】『教育×破壊的イノベーション』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    旅行中、空き時間にを読んでいた関係で、このところ書評的なエントリが続いてしまっていますが。翔泳社様より、クレイトン・クリステンセンの最新刊『教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜的に変革する』をいただきましたので、少しコメントしてみたいと思います。 クリステンセンと言えば、ご存知の通りイノベーション研究の第一人者。著書『イノベーションのジレンマ』を繰り返し読まれた方も多いでしょう。その彼が教育問題に関するを書いた、しかも「破壊的イノベーション」の考え方を使って、と聞けばビックリされるのではないでしょうか。僕も最初は「イノベーションの理論で教育問題を考えられるのか?」と懐疑的だったのですが、結論から言うと、書は「破壊的イノベーション理論」の非常に優れた応用例になっていると思います。 なぜ既存の教育システム(複数の生徒を1つのクラスにまとめ、同じ講義を同じペースで受けさせるという「一

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    airbird
    airbird 2008/11/27
    「破壊的イノベーションによって実現された商品/サービスの最初のユーザーとなるのは、「無消費」だった人々」
  • ダイエットには、「強制力のある計画」を:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    昨日に引き続きですが、『人は意外に合理的 』からの話。人間は意外と合理的な判断ができる、という頼もしい主張をしてくれる書ですが、ダイエットで悩んでいる方に朗報となるような?実験も紹介してくれています。それがこちら: こうした緊張は、ローテク実験でも簡単に明らかにできる。ある実験では、被験者におやつを出し、果物とチョコレートのどちらかを選ばせた。10人の被験者のうち7人がチョコレートを選んだ。しかし、別の被験者グループに違う選択肢を与えると、答えも違うものになった。「来週、みなさんにおやつをもってきます。そのときには果物とチョコレートのどちらがよいですか?」。すると被験者の4分の3が果物を選んだのだ。 また、低俗な映画を観るか、高い評価を得ている洗練された映画を観るかという選択肢を被験者に与えたときには、ゆうに半数を上回る人が『ミセス・ダウト』のような映画を選んだ。この先1週間以内にどんな

    ダイエットには、「強制力のある計画」を:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    airbird
    airbird 2008/11/25
    ダイエットなど、ターゲットを明確にすれば”不親切”がサービスになりうる可能性も?
  • 「桜田門外の変」の日、雪はいつ止んだか?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    日曜日(10月5日)の朝日新聞書評欄で、作家の恩田陸さんが何冊かを紹介されていたのですが、その中の1つ『史実を歩く』を買って読んでみました。いや、これが非常に面白くて、文字通り一夜で読んでしまった次第です。 もともと興味を持ったきっかけが恩田さんの書評だったわけですので、その部分を引用しておきましょう: いっぽう『史実を歩く』(吉村昭著、文集文庫・560円)は、数々の歴史小説を書いてきた著者が、いかに事実にこだわってきたかという、創作の裏話だ。江戸時代のある日、雪が降っていたか否か?積もったのか?いつ止んだのか?著者はどこかに必ず記録していた人がいると信じ、何年もかけて辛抱強く資料を探し続ける。すると、情報は、それを必要とする人のところに集まってくるのだ。 (※強調は引用者) 著者の吉村昭さんは、太平洋戦争前後の時代を扱った戦史小説や、幕末から明治維新にかけての歴史小説等の作品で有名な方

    「桜田門外の変」の日、雪はいつ止んだか?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    airbird
    airbird 2008/10/09
    ”情報は自分から近づいていく人のところに集まる”
  • 生還した戦闘機:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    統計の世界では有名な話、らしいのですが、面白いエピソードなのでちょっと。ご存知の方はご勘弁を。 積ん読していた『組織行動論の実学―心理学で経営課題を解明する』を読み終えつつあるのですが、第12章にこんな話が紹介されていました: 第2次世界大戦中、統計学者のエイブラハム・ワルドは、敵からの攻撃に対する戦闘機の脆弱性について調査していた。入手したデータはいずれも、ある部分の被弾頻度が他の部分のそれより過度に多いことを示していた。 当然、軍関係者は、この頻度の多い部分を補強すべきであると結論した。しかし、ワルドのそれはまったく正反対のものだった。いわく、最も被弾の少ない部分を補強すべきである。 彼の意見は、データに内在する選択バイアスを踏まえたものだった。得られたデータは帰還した戦闘機のものばかりである。ワルドは次のように推論した。 致命的な部位に被弾した場合、帰還できる可能性は低くなる。逆に、

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