走る、電車、直線 最終話を見終えての全体の感想を。 前にも書いたが、松前緒花は物語中ずっと走っている。第1話から最終話まで彼女は全力で走り続ける。『花咲くいろは』の主題は、走ること。ここまで、主人公がずっと走っている作品はそうそうない。 僕は、アニメにおける「走る」っていう行為が大好きだ。走ることのダイナミズムと走ることによる感情の発露。見ていると、胸が熱くなってくる。『時をかける少女』が好きなのも、真琴が「走っている」ことが大きい。 誰かに会うために走る、誰かに追いつくために走る、自分の目標に向かって走る。走る訳は、人それぞれだけど、一生懸命自分の力を振り絞って走る姿は見ている者を感動させる。なぜ、こんなに胸を打たれるのか説明できないけど。 『花咲くいろは』において「電車」も重要な要素の一つだ。電車は、OPにも最終話にも登場する。なぜ、電車なのか。それは、『走る』行為を増幅させるための装
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